ONU(光回線終端装置)とは|ルーターやモデムとの違いとランプがつかない時の対処法【2020年11月版】

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インターネット接続に関して調べていると、さまざまな専門用語を見聞きしますが、そうしたワードの一つに「ONU(Optical Network Unit)」があります。

あまり聞き慣れないワードですが、どのような機器なのでしょうか。役割的に混同しやすい「モデム」や「ルーター」との違いとあわせて解説していきます。

ONUの役割とは? 何のためにある機器なのか?

結論から先に簡単に言ってしまえば、ONUとは日本語に訳すと「光回線終端装置」となることからもわかるように、光ファイバーサービス (FTTH)を利用したインターネット接続で使われる機器のことです。

光回線接続サービス契約時に接続事業者から送られてくる装置で、「認証」「UNI」「光回線」「電源」という4つのランプがついています。機器自体は壁に電源など共に設置された「光コンセント」と接続して使います。

「光コンセント」は電柱や集合住宅の共用部分から部屋に引き込んだ光回線とつなぐためのコンセントで、「光」や「光コンセントSC」という文字が書かれています。インターネットに接続するために「光信号」と呼ばれる信号が送られてきます。

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しかし、そのまま光コンセントをパソコンとつないでも、インターネットを利用することはできません。パソコンが認識できるように、光信号を「デジタル信号」に変換する必要があります。逆に、パソコンから送られてくるデジタル信号をインターネットで送信する際、今度は光信号へと変換させます。

その役割を担うのがONU。つまり、ONUは「光信号とデジタル信号を相互変換する端末」であり、光回線でインターネットを利用するには欠かせない存在なのです。

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もっとも簡単な接続方法は、光コンセントにONUから伸びているケーブルを差し込み、ONUとパソコンをLANケーブルで直接つなぐもの。ただ、外部からの攻撃などに弱いとされており、この接続方法はおすすめできません。

ちなみに、光コンセントではなく電源類と共に「LANコネクタ」が設置されている場合は、LANケーブルさえあればインターネットの接続が可能。そのため、ONUを見たことがない人もいるかもしれません。

ONUとモデムの違い

ネットに詳しい人の間でも勘違いされるケースが多いのが、ONUとモデムの違い。なぜ混同しやすいのかというと、モデムもONU同様、信号を変換する機器だからです。

ただし同じ変換装置であっても、モデムは「デジタル信号とアナログ信号を相互変換する装置」。インターネット接続にアナログ電話回線を使用していた頃は欠かせない機器でしたが、現在の光回線で使われることはありません。(※VDSL接続の場合は、VDSL装置が必要になります)

ADSLなどのアナログ回線接続では、「回線終端装置」としてモデムが必須だったので、光回線におけるONUが、モデムと混同されるようになってしまったと考えられます。信号(データ)変換の役割という意味では同じですが、ONUとモデムはまったく別の機器。

利用している回線ごとに、

・光回線→ONU

・ADSL→モデム

が必要と理解しておきましょう。

ONUとルーターの違い

では、ONUとルーターの違いは何でしょうか?

どちらも光コンセントとパソコンの間に設置する機器ですが、その役割が大きく異なります。先ほど説明したとおり、ONUとパソコンを直接つなぐことでもインターネットを利用できますが、この接続形式では1台のパソコンを有線で使うことしかできません。

その点、ルーターは家庭内の回線に接続された機器ごとにインターネットへのアクセスを許可し、IPアドレスを割り振ってくれます。つまり、簡単に言ってしまえば、ルーターをONUとパソコンの間にはさむことで、パソコンやゲーム機など、複数機器をインターネットに同時接続できるようにしてくれます。

また、ルーターには有線でつなぐだけでなく、無線LANによるWi-Fi機能を持ったモデルもあります。スマホやタブレット、携帯ゲーム機などをWi-Fi接続する際には、そうしたWi-Fiルーター(無線LANルーター)が活躍してくれます。

ルーターの選び方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

ルーターとは|役割と初心者向けの選び方を解説

ONU一体型のルーターもある

ONUにはルーター機能が内蔵されたONUとルーターが一体型となったものがあります。このONUとルーター機能が一体となったものを「ホームゲートウェイ」と呼びます。

ONUの役割だけでなくルーターの役割も担うため、追加でルーターを用意する必要がありません。ただし、もしホームゲートウェイでは通信速度や接続台数に不満があるという場合には別途自身でルーターを用意する必要があります。

ホームゲートウェイは光電話や光テレビを申し込むことで設置されることがあります。

ONUのランプがつかない時の対処方法

ONUには緑色に光るランプが付いており、すべてのランプが点灯していれば問題なくインターネットを利用できる状態となります。このランプがついていないという場合にはインターネットが利用できない状態であると言えるため、何らかの対処が必要です。

何か異常があればONUの電源を抜いて再起動を試してみることが基本です。ONUについているランプの役割と合わせて対処方法を順番に見ていきましょう。

認証ランプがつかない時

認証ランプはONU自体に問題がないかを表しており、認証ランプがついていないということはONU自体に何かしらの異常が発生しているケースが多いです。

前述したように電源を抜いてから少し時間を置いて再起動を行います。何度か試してみても改善されない場合には利用しているサービス提供者へ連絡をして交換してもらえるか確認してみましょう。

UNIランプがつかない時

UNIランプはルーターやパソコンとの接続に問題がないかを表しています。UNIランプがついていないということはルーターやパソコンとの間の接続に何かしらの異常が発生していることが考えられます。

まずは一時的な異常を解消するための再起動を行い、電源以外の他のケーブルが抜けていないか、きちんと差し込まれているかを確認しましょう。抜けていたらきちんと接続し、差し込まれている場合には差し直しも試しましょう。

光回線ランプがつかない時

光回線ランプは光ケーブルとONUが接続できているかを表しています。光回線ランプがついていないということは光コンセントとONUの間に何かしらの異常が発生していることが考えられます。

まずは一時的な異常を解消するための再起動を行い、光コンセントからONUの間のケーブルがきちんと差し込まれているか確認しましょう。抜けていたらきちんと接続し、差し込まれている場合には差し直しも試しましょう。

電源ランプがつかない時

電源ランプはコンセントから電気が届いていることを表しています。電源ランプがついていないということはONUまで電源が届いていない状態です。コンセントにきちんと差し込まれているか確認した上で、抜けていたらきちんと接続し、差し込まれている場合には差し直しも試しましょう。

念のため、コンセント側に異常がある可能性もあるため、コンセントを変えて差し込むことも試してください。

上記でご紹介した方法を試してみてもランプがつかないという場合にはサービス提供者に連絡し、状況と試した方法を説明した上でONUの交換を依頼しましょう。

ONUのようにルーターも無料レンタルを!

ONUは回線事業者から無料レンタルされますが、かつてのモデムと同様に、ルーターは原則として有料レンタルとなります。いずれも光回線インターネット接続には欠かせない機器だけに、片や無料で片や有料? などと思われるかもしれません。

そこで利用したいのが、@nifty光などプロバイダーが提供するルーター無料レンタルサービス。例えば「@nifty Wi-Fiルーターレンタルサービス」なら、@nifty光との契約で最大25カ月間、Wi-Fiルーターのレンタル料金が無料になります。もちろん最新規格のIPv6対応ルーターですから、機能面の問題はありません。

類似サービスではさまざまな縛りや条件がつくケースもありますが、「@nifty Wi-Fiルーターレンタルサービス」の場合、@nifty光電話を使わなくてもIPv6が利用可能、回線工事日に合わせて機器が届く(工事完了後すぐに接続・利用OK)というメリットも。

こうした無料サービスを上手に利用すれば、光回線でもお得にインターネット接続を楽しめます。光回線の乗り換えも含め、検討されてみてはいかがでしょうか。

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※2020年11月時点の情報です。

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