Ping値(ピン値/ピング値)とは何のこと?回線速度との違い

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皆さんはインターネット接続サービスについて調べる際、「Ping値(ピン値/ピング値)」という、あまりなじみのない用語を見聞きされたことがあるのでは?

インターネット接続の重要なポイントでもあるこの「Ping値」とは、いったいどのような意味なのでしょうか。

◆ネット回線の品質を「応答速度」で表すPing値

インターネット接続サービスで、もっとも頻繁に登場する用語の一つが「回線速度」。

「下り回線速度は1Gbps超」というキャッチコピーを見ると、すごく高速な回線だとの印象を抱く方も多いことでしょう。

回線品質や速さを見る際、確かに「回線速度」は重要なキーワードです。

回線の基本的な性能を表す数値ですから、当然といえば当然なのですが、あくまで“理論値”であることも、忘れてはなりません。

「最適な条件下かつ、最適な使用法で叩き出される理論上の最高速度」だと考えてください。


一方、実際のインターネット接続時、ユーザーが体感する速度に近い指標がPing値です。体感速度を数値化したデータだと考えても良いでしょう。

ネットを介した通信には、パケットを送信・受信する「応答速度」(Latency/レイテンシ=伝送遅延時間)という指標があります。言い換えれば、パケットを送信~受信するまでのタイムラグのこと。

単純に“ホスト(サーバー)と通信できるかの確認”や、“ホストの動作確認”を行うだけでも、「Latency/レイテンシ」=「応答速度」が発生します。この伝送遅延時間をわかりやすく数値化したデータがPing値なのです。

つまり、Ping値と回線速度の違いは、

・Ping値:通信にかかる時間を表す数値
・回線速度:1秒間に送信可能なデータ容量を表す数値


となります。

快適なインターネットの回線速度の目安とは|光回線の1Gbpsってどれくらいの速さ?

 

◆よく聞く「Pingが通る」「Pingを打つ」って何のこと?

Ping値に関して話題にする際、よく「Pingが通る」「Pingが通らない」などと言われます。

“通る”“通らない”と言われてもピンとこないかもしれませんが、

・Pingが通る=ネットワークにつながる
・Pingが通らない=ネットワークにつながらない


と言い換えれば、わかりやすいでしょう。

前述したレイテンシが数値として表れることで、回線やサーバーが正常に稼働しているかどうかを知ることができます。

ほかに「Pingを送る」「Pingを送信する」「Pingを打つ」といった言い回しもされます。

これらの言い回しは、WebサイトとGoogleなど検索エンジン間での情報通信時に用いられる言葉です。Pingを検索エンジンに送信することで、サイトの更新情報などをすぐに反映できるようになります。

◆一般的なニーズならPing値:40~60msを基準に

Ping値を表す単位は「ms(ミリ秒)」で、数値が小さいほど通信環境が良いことを示します。数値が大きいほど高速であることを示す回線速度の単位「bps(ビーピーエス)」とは、数値の見方が逆になるので注意しましょう。

msを見る目安は、おおよそ以下のようになります。

・0~40ms:速い
・41~60ms:普通
・61~100ms:やや遅め
・101ms~:遅い


SNS利用や動画視聴など、一般的なニーズであれば40~60 ms程度で十分でしょう。

大容量のダウンロードを頻繁に行う人や、高速回線が必須なネットワークゲーム用途ならば、50ms以下が必須と考えた方がいいかもしれません。とりわけFPS系のゲームは回線速度が命なので、可能ならば20ms以下が理想です。

Ping値を下げる5つの改善方法|回線速度が遅いときに試したい対処法を解説!


Ping値の計測にはさまざまなツールがあるので、Googleなどの検索エンジンで「speedtest/スピードテスト」をキーワードに探してみましょう。数値表示がわかればいいので、英語のツールでも問題ありません。

インターネット回線のスピードテスト|速度の測定方法と見方を解説

 

◆Ping値が100ms超なら高品質回線のプロバイダーに乗り換えも

Ping値は数値が小さいほど体感速度がアップします。数値の違いはそのまま体感速度でもあるため、回線速度を表すbps以上に“実効速度”の差を感じられるはずです。

例えばLINEなどのコミュニケーションツールでは、100ms程度を境にタイムラグが発生し始めます。

新型コロナウィルス禍の“リモート出演”が一般化したテレビ番組で、音声が途切れたり、聞き取りにくかったりする原因も、このタイムラグにあります。

Ping値が大きすぎる場合は、5つのチェックポイントを確認してみましょう。

(1)ケーブル不良:抜き差しだけで変わることも
(2)ルーター不良:Wi-Fiは電波干渉を受けやすいため、有線接続でも試す
(3)スマホやタブレット、パソコンの不良
(4)同時通信:同じ回線で家族が動画視聴などをしていないか?
(5)回線やプロバイダーの品質


物理的な故障や利用環境といった(1)~(4)の要因に問題がなければ、プロバイダーの乗り換えを視野に入れるべきかもしれません。

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※2020年7月時点の情報です。
※本文中に記載されている回線速度は理論値です。必ずしもこの速度が保証されているものではなく、お客様の通信環境や接続の時間帯などによっては、思うように速度が出ない場合や接続が不安定な場合があります。

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