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光回線10ギガ(Gbps)に対応するLANケーブルの選び方

2023/07/12

さまざまな事業者がサービスを開始して、身近に感じるようになってきた光回線10ギガ。

自宅が提供エリア内になり、契約を検討している人も増えてきたかと思います。

光回線10ギガを契約すると通信速度の向上が見込めますが、性能を発揮するには周辺環境のスペックも求められます。

周辺環境はデバイスやルーターの性能も関係しますが、有線で利用する場合はLANケーブルのスペックも確認し、回線品質にあった製品を使う必要があります。

本記事では、光回線10ギガに対応するためのLANケーブルの選び方を解説します。

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LANケーブルを使用するケース

まずLANケーブルを使う必要性があるか確認しましょう。

LANケーブルが必要になるケースは、主に以下の3つです。

・動画サイトでのライブ配信

・リアルタイム対戦型オンラインゲーム

・回線終端装置とWi-Fiルーターの接続

 

動画サイトでのライブ配信

Wi-Fi接続で動画のライブ配信を行うと、電波状況が不安定になり映像や音の飛びが発生する場合があるため、有線接続で電波状態を安定させる必要があります。

 

リアルタイム対戦型オンラインゲーム

モバイル端末のWi-Fi通信でプレイできるゲームは増えましたが、FPSや格闘ゲームになると少しの通信状態の変化でも遅延が発生しがちです。

リアルタイム対戦型のオンラインゲームをする場合、Wi-Fi接続だと些細な電波の変化でも遅延の原因になるため、通信が安定する有線で接続するのが望ましいです。

 

回線終端装置とWi-Fiルーターの接続

見落としやすいのが、回線終端装置(ONU)とWi-Fiルーターの接続です。

Wi-Fiを利用するには、回線終端装置とWi-FiルーターをLANケーブルで接続して通信を無線化させるため、有線、Wi-Fiに関わらずLANケーブルを使う必要があります。

ONU(光回線終端装置)とは|ルーターやモデムとの違いをわかりやすく解説

光回線10ギガには周辺環境の対応も必須

光回線10ギガを利用する場合、回線の性能を発揮するためには周辺環境のチェックは欠かせません。

チェックすべき周辺環境は、主に以下の3つが挙げられます。

・スマホやタブレット、PCなどのデバイス

・ルーター

LANケーブル

 

実は上記のアイテムは、製品によって最大通信速度が異なります。

そのため、光回線10ギガを利用するのであれば、どのアイテムも見合ったスペックでないと性能を引き出せません。

ここから、LANケーブルの必要スペックをメインに解説していきます。

 

光回線10ギガに最適にLANケーブル規格

LANケーブルの性能は、どの規格に対応しているかで異なります。

規格を把握すると、光回線10ギガの性能を発揮できるLANケーブルが見つかります。

また、LANケーブルの形状でも通信品質は変わるので注意しましょう。

デバイスやルーターのLANポートにも規格があり、こちらも通信速度を左右するポイントなので要チェックです。

 

LANケーブルの規格一覧

2023年5月の時点では、LANケーブルの規格は以下の7種類あります。

規格

最大通信速度

伝送帯域

CAT8(カテゴリ8)

40Gbps

2000MHz

CAT7A(カテゴリ7A)

10Gbps

1000MHz

CAT7(カテゴリ7)

10Gbps

600MHz

CAT.6A(カテゴリ6A)

10Gbps

500MHz

CAT6(カテゴリ6)

1Gbps

250MHz

CAT5e(カテゴリ5e)

1Gbps

100MHz

CAT5(カテゴリ5)

100Mbps

100MHz

 

「最大通信速度」は理論上で出せる通信速度の最大値、「伝送帯域」はLANケーブルのなかでの情報を流す道幅の広さです。

上記の表で比較すると、光回線10ギガに適したLANケーブルはCAT6.A以上となります。

大容量の動画や画像のダウンロード、アップロードを頻繁に行うのであれば、より伝送帯域が広いLANケーブルをおすすすめします。

 

LANケーブルの形状も通信品質を左右する

LANケーブルの性能を左右するのは規格だけではありません。LANケーブルの形状も、性能を決める要因です。

LANケーブルの形状は以下の3種類があります。

・スタンダード

・フラット

・スリム(極細)

 

 

スタンダードは安定性が高い

光回線10ギガにより適しているのは、スタンダード形状です。

スタンダードは導線が太いため家電からのノイズを拾いにくく通信状態の安定性が高くなっています。デメリットは導線が太いため収納しにくい点ですが、その分光回線10ギガの性能を発揮できる点は魅力です。

導線が太いため耐久性が高く、長く使っていられるのも嬉しいポイントでしょう。

 

フラット・スリムはノイズを拾いやすい

フラットやスリム形状は収納しやすい点が魅力ですが、導線が細いため家電からノイズを拾いやすいデメリットがあります。

そのため、とことん通信速度の速さにこだわるならおすすめはしにくいです。

導線が細いために耐久力が相対的に弱く、雑に扱うと断線する恐れがある点も注意が必要です。

 

デバイス・ルーターのLANポートは10GBASE-Tが必要

有線接続で光回線10ギガを利用する場合、ケーブルを差し込むLANポートの規格も重要です。

有線接続の最大通信速度は、デバイスやルーターにどの規格のLANポートが搭載されているかで決まります。

2023年5月の時点では、LANポートの規格は以下の6種類があります。

LANポート規格

最大通信速度

10GBASE-T

10Gbps

5GBASE-T

5Gbps

2.5GBASE-T

2.5Gbps

1000BASE-T

1Gbps

100BASE-TX

100Mbps

10BASE-T

10Mbps

 

光回線10ギガを利用するのであれば、10GBASE-TのLANポートを搭載したルーターやデバイスを使うのが望ましいです。

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光回線10ギガのおすすめは@nifty光

現在はさまざまな事業者が10ギガの光回線を提供しており、選択肢は増えています。

おすすめは「@nifty光 10ギガ」です。

@nifty光 10ギガでは、10ギガ対応Wi-Fiルーター(NTTレンタルホームゲートウェイ)が月額500円(税込月額 550円)でレンタルできるため、10ギガに適したWi-Fiルーターを探す必要がありません。

もちろんLANポートの規格は10GBASE-Tです。

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※2023年7月時点の情報です
※本文中に記載されている通信速度は理論値です。必ずしもこの速度が保証されているものではなく、お客様の通信環境や接続の時間帯などによっては、思うように速度が出ない場合や接続が不安定な場合があります。

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