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iPhoneの低電力モードとは?デメリットは?設定方法と効果を解説

2023/08/24

iPhoneの充電の減りを抑えたい場合、活用したいのが「低電力モード」。

低電力モードの利用で処理速度が遅くなる、一部機能に影響が出るといったデメリットはありますが、iPhoneのパワーを抑えて電池が減るペースを遅くできる便利機能です。

本記事では、iPhoneの低電力モードの機能詳細と設定方法について解説します。

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低電力モードとは

低電力モードとは、iPhoneに備わっている充電の消費を抑える機能です。

低電力モードをオンにすると、iPhoneのパワーを抑えてバッテリー消費スピードが遅くなります。

iPhoneのパワーを抑えるため処理速度をはじめとした機能性が落ちるデメリットはありますが、バッテリーの持ち時間が延ばせます。

そのため、一度使ってみて機能性に問題がないと感じたら、活用するべきでしょう。

 

低電力モードの設定方法

低電力モードをオンにする設定方法は、2通りあります。

基本的に通常の設定方法を覚えておけば大丈夫ですが、充電が少なくなった際にiPhoneから低電力モードの利用を提案してくれる場合もあります。

 

通常の設定方法

基本的な方法で低電力モードをオンの設定にする場合は、以下の手順を行います。

1.「設定」のアプリを起動する

2.設定のメニュー画面で「バッテリー」をタップ

3.バッテリーの画面で「低電力モード」をオンにする

 

基本的な方法では、バッテリー残量がどれだけ多くても低電力モードをオンにできます。

 

充電が少なくなった場合の設定方法

iPhoneでは充電が20%や10%になると「バッテリー残量が少なくなっています」の表示が出て、以下2項目のどちらかを選択することになります。

・閉じる

・低電力モード

 

低電力モードを選択すると、低電力モードがオンになります。

バッテリー残量が30%や40%の状態では、何も表示されないため、早めに電池減りの対策をしたい人は、通常の設定方法で低電力モードを設定するといいでしょう。

 

低電力モードを使うメリット

低電力モードの利用には、以下2つのメリットがあります。

 

1.充電が減るペースを遅くできる

2.iPhoneを早く充電できる

 

 

充電が減るペースを遅くできる

低電力モードを利用する最大のメリットは、充電が減るペースを遅くできる点です。

Appleは公式で低電力モードを利用した場合でのバッテリー持ち時間を公表していません。機種や使い方によって効果が異なる点が公表していない原因と考えられます。

しかし、ネット上で調べてみると、バッテリーの持ち時間が1.5倍から2倍になったとの情報が見受けられます。

低電力モードを使うとバッテリー持ち時間が長くなる可能性は高いといえるでしょう。

 

iPhoneを早く充電できる

バッテリーに負担がかかるので望ましくはありませんが、充電中にiPhoneを利用する人は多いでしょう。

充電中にiPhoneを利用する頻度が高い場合、低電力モードの利用は電池が溜まるスピードを早くできる機能になり得ます。

低電力モードはiPhoneのパワーをセーブして、電池の消費を抑える機能です。

そのため、低電力モードの利用中にiPhoneを充電していると電池の消費量が下がるため、満タンになるまでの時間が短くなります。

 

低電力モードを使うデメリット

メリットを見ると低電力モードは非常に便利な機能といえますが、以下3つのデメリットもあります。

 

1.処理速度が低下する

2.一部の機能に影響が出る

3.一定の値まで充電されると自動的に解除される

 

 

低電力モードはバッテリーの持続時間を長くする代わりに、CPU性能を下げる機能のため、端末の機能面に影響が出る点には注意しましょう。

 

処理速度が低下する

低電力モードをオンにすると、バッテリーの消費を抑えるためにCPU性能を落とします。

CPU性能がどれほど下がるかは公表されていませんが、40%程度低下するといわれています。

iPhoneはもともとCPU性能が高い端末ですが、性能が40%低下すると負荷のかかる処理に時間がかかる恐れが生じます。

特に3Dグラフィックのゲームや動画編集といった用途で使う場合、処理が遅くなる可能性は高いでしょう。

一方で、負荷が少ない用途は低電力モードがオンでも問題なく行えるといえます。

以下の用途であれば、低電力モードを設定していても問題は起きにくいです。

・Webの閲覧

・動画再生

・メールやLINEの送受信

 

一部の機能に影響が出る

低電力モードを使うとCPUの能力が抑えられるため、一部機能に影響が出ます。

具体的に挙げると、以下6つの影響が発生します。

 

・自動ロックされるまでの時間が一律30秒と短くなる

・ディスプレイが暗くなる

・iCloudフォトライブラリが一時停止する

・一部のビジュアルエフェクトが停止する

・自動でメールを取得する頻度が下がる

・アプリのバックグラウンド更新がされない

 

 

iPhoneの機種によっては、他の機能に影響が出る場合もあります。

iPhone12で低電力モードを使うと、5G通信が無効になるので注意が必要ですが、オンライン上で動画を再生する際は機能します。

また、ProMotion ディスプレイ搭載モデルでは、ディスプレイのリフレッシュレートが最大 60 Hzに制限されます。

 

一定の値まで充電されると自動的に解除される

低電力モードの利用中に充電をしている場合、iPhoneの充電が80%になると自動的に低電力モードが解除されます。

80%になってから再度設定すると低電力モードはオンになりますが、100%になるとまた解除されます。

そのため、充電しながら低電力モードを利用するのであれば、自動解除に注意してください。

 

バッテリーが劣化しているなら端末を買い替えよう

バッテリーの劣化が著しい状態だと、低電力モードを使っても効果が感じられない可能性があります。

もし以下の中から複数の項目に当てはまる場合、バッテリーの劣化が進んでいることが考えられます。

・低電力モードを使っても効果が感じられない

・端末の購入から2年以上が経過している

・突然電源が落ちる場合がある

 

複数の項目に当てはまるのであれば、端末の買い替えかバッテリー交換を検討しましょう。

端末の買い替えを検討するのであれば、携帯会社の乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか?

 

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