
光回線10ギガとは?必要?1ギガとの違いやメリット・デメリットを解説
2023/10/11光回線10ギガの提供エリアは広がりつつあり、利用を検討している人は増えている一方、本当に光回線10ギガが必要なのか気になる人もいるでしょう。
使い方によっては10ギガも必要ない場合もあるので、インターネットの利用目的を確認したうえで10ギガの契約を検討しましょう。
本記事では、光回線10ギガのメリットやデメリットを踏まえて必要性を解説します。
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光回線10ギガとは
光回線10ギガとは、名前の通り最大通信速度が10Gbpsの光回線で、従来の光回線よりも回線速度が速い点が最大の特徴です。
通信速度が従来の光回線より速くなると、さまざまな用途でのインターネット利用が快適になりますが、現在の利用用途が通信速度の速さが求められるものかどうかで、10ギガの必要性は変わってきます。
1ギガとの違い
光回線10ギガと従来の1ギガを比較すると、主に以下3つの違いがあります。
・通信速度
・利用開始までの流れ
・提供エリア
通信速度
従来の光回線1ギガは最大通信速度が1Gbpsなのに対し、光回線10ギガの最大通信速度は10Gbpsで、1ギガと比べると理論値では10倍の速度となります。
あくまで最大通信速度は理論値なので、実際に10倍の速度が出るという訳ではありません。
しかし、理論値でも10倍の差があると考えると、実効速度でも10ギガは1ギガより優れているのは容易に想像できます。
利用開始までの流れ
光回線10ギガと1ギガでは、利用開始までの流れが異なります。
1ギガを利用する場合、既にフレッツ光の光回線を利用していて同じフレッツ光の回線を利用する事業者へ乗り換えるパターン(事業者変更)では基本的に工事は発生しませんが、1ギガから10ギガへ変更する場合は工事が発生します。
同一の事業者でも10ギガと1ギガで利用する光ファイバーは異なるため、基本的には工事が必要と考えるべきでしょう。
提供エリア
現時点では、10ギガと1ギガでは提供エリアにかなりの違いがあります。
1ギガの提供エリアは全国規模といえるほど広範囲ですが、10ギガの提供エリアはまだ発展途上の段階で、首都圏や一部の主要都市に限られています。
10ギガのメリット
光回線10ギガの利用には、主に以下4つのメリットがあります。
・さまざまな用途で快適に利用できる
・プロバイダーの選び方によって初期費用の負担が軽くなる
・月額料金が1ギガとあまり差がない場合が多い
・光電話対応のプロバイダーが出てきている
通信速度の速さが必要な用途でインターネットを利用したいかによって、10ギガの必要性が変わります。
あらゆる用途で快適に利用できる
10ギガの最大のメリットは、通信速度の向上によってさまざま用途でのインターネット利用が快適になる点です。
特に10ギガの恩恵を受けられるのは、主に以下3つの用途です。
・4K動画をスムーズに読み込める
・オンライン会議の円滑化
・オンラインゲームでの低遅延の実現
4K動画をスムーズに読み込める
現在はYouTube、月額制動画サービスで4K画質の動画が配信されるケースが増えつつあります。
1ギガでも4K動画のダウンロードは可能ですが、オフライン再生するために4K動画をダウンロードする場合、容量が大きいため相当な時間がかかってしまいます。
10ギガでは4K動画のダウンロードも速いので、オフライン再生のために保存する際も快適です。
オンライン会議の円滑化
オンライン会議を行う際、回線の品質が良くないと通信が止まる恐れがあります。
10ギガは1ギガ以上に安定した通信が可能なので、相手の回線状態が悪くない限りはオンライン会議での通信が止まる心配がありません。
オンライン会議で通信状態が悪くなりがちであれば、10ギガは非常に有効なツールといえるでしょう。
オンラインゲームでの低遅延の実現
オンラインゲームでは快適なプレイをするために、遅延(ラグ)を最小限にする必要がありますが、10ギガでは1ギガ以上に遅延を少なくできるので、オンラインゲームに適しています。
特にFPSや格闘ゲームといった瞬間的な動作が重要視されるジャンルでは、10ギガによる快適さを体感できるでしょう。
プロバイダー選び次第で初期費用の負担が軽くなる
10ギガを利用するためには、基本的に工事が必要になるため、工事費の負担が心配になるでしょう。
工事費や光電話の利用可否が気になるところですが、契約特典を用意しているプロバイダーが多いため、申し込み先の選び方次第で工事費の負担を軽減することができます。
月額料金が1ギガとあまり差がない場合が多い
10ギガは通信速度が優れているため、1ギガより料金が高くないか不安になるかと思います。
事業者や状況によりますが、10ギガの月額料金は1ギガとあまり差がない場合が多く、特に戸建てでは大きな差がなく、10ギガを使うからといって月額料金の負担が大幅に上がるリスクは低いでしょう。
光電話対応のプロバイダーが出てきている
以前は10ギガでは光電話が利用できず、固定電話を使うには別途アナログ回線の契約が必要でしたが、現在は光電話対応の10ギガプロバイダーが出てきており、別でアナログ回線を契約する必要がなくなってきました。
10ギガのデメリット
光回線10ギガのデメリットを挙げるとしたら、以下の4つです。
・利用用途次第では必要性が低い
・工事が必要な場合が多い
・提供エリアが限られている
・10ギガの性能を活かすには相応の機器が必要
利用用途次第では必要性が低い
10ギガは通信速度が速いといっても、インターネットの利用目的によっては必要性が高くありません。
インターネットの主な利用目的が以下の3つの場合、10ギガを導入する必要性は低くなります。
・Webサイトの閲覧
・SNSの利用
・メールやLINEでのメッセージ、写真の送受信
上記の用途では、さほど大きなデータ通信を行わないため、10ギガを利用しても快適さを体感しにくいです。
工事が必要な場合が多い
先ほど「利用開始までの流れ」の項目で説明した通り、10ギガの契約時は基本的に工事が必要となるため、10ギガの必要性が高いと感じるかどうかで、工事が必要である点を受け入れられるかが変わるでしょう。
大容量の通信を行うのであれば、工事をしてでも10ギガを契約する価値があると感じられますが、インターネットの利用目的がライトなものであれば、工事までして10ギガを利用する価値は感じられないかもしれません。
しかし、まだ自宅にどの光回線を引いていない場合は、10ギガと1ギガのどちらを選んでも工事が必要になる可能性が高いので、より通信速度が速い10ギガを選ぶことをおすすめします。
提供エリアが限られている
先ほど「提供エリア」の項目で説明しましたが、提供エリアの狭さは10ギガのデメリットです。
自宅がどの事業者の10ギガの提供エリアでもない場合、1ギガを利用するしかありません。
10ギガの性能を活かすには相応の機器が必要
10ギガを利用する際に気をつけたいのが、見合った性能のあるデバイス・周辺機器が必要である点です。
デバイスや周辺機器にも、インターネットの利用で出せる最大通信速度に限りがあり、利用するデバイスや周辺機器の性能が低いと、10ギガを契約しても通信速度の速さを感じられません。
そのため、10ギガの利用には使用するデバイスや周辺機器のスペックの確認と準備が必要になります。
光回線10ギガ(Gbps)に対応するLANケーブルの選び方
光回線10ギガが必要なら@nifty光10ギガがおすすめ
インターネットの利用目的が以下のいずれかであれば、光回線10ギガの必要性は高いといえるでしょう。
・4K動画の視聴
・オンライン会議
・オンラインゲーム
10ギガの必要性が高いのであれば、次はサービス選びが大切です。
10ギガの利用でおすすめなのは「@nifty光10ギガ」です。
@nifty光10ギガは、以下2つのデメリットを解消できるサービスになっています。
・初期費用の負担
・10ギガに見合う周辺機器の用意
@nifty光10ギガでは、ポイント還元特典によって工事費の負担を大きく軽減できるだけでなく、10ギガ対応のWi-Fiルーターを月額550円(税込)でレンタルできる点も魅力です。10ギガ対応のWi-Fiルーターは販売価格が高く設定されているので、レンタルであれば初期費用の負担が軽くなるでしょう。
光回線10ギガ(Gbps)に対応するWi-Fiルーターの選び方
また、ニフティポイントのプレゼント特典で、月額利用料金を実質最大11カ月分無料で利用できます。
「ニフティポイントクラブ」で貯められるニフティポイントは、ニフティが提供するインターネット回線の利用料金へ充当(相殺)できる@nifty使用権へ1.5倍に増量されて交換できるため、効率的にインターネット料金を節約することができます。
さらに、「@nifty光電話」も利用でき、auやUQモバイルとのセット割が受けられるだけでなく、回線との同時申し込みで、初期費用+3カ月分の光電話利用料が実質無料になるのも魅力的です。
老舗プロバイダーが提供する@nifty光10ギガ、一度検討してみてはいかがでしょうか?
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※2023年10月時点の情報です
※本文中に記載されている通信速度は理論値です。必ずしもこの速度が保証されているものではなく、お客様の通信環境や接続の時間帯などによっては、思うように速度が出ない場合や接続が不安定な場合があります。
光回線10ギガ(Gbps)対応プロバイダーは「@nifty」をおすすめする理由