Google Adsで表示される広告でサイト閲覧傾向がバレた! 変更するには?

2014/12/18

 Googleが提供する検索連動型の広告「Google AdSense」(以下「Google Ads」)。サイト運営者が手軽に設置し収益を得られるというこのシステムは、日頃何気なく目にする街の広告同様、私たちの生活に溶け込んでいるが、人によって表示される広告が異なることはご存じだろうか。

 この「Google Ads」。ユーザーサイドから見ると、アクセスしたウェブサイトの傾向により広告の種類が変わってくるというもの。検索サイトだけでなく、企業や個人のサイト、ブログなどに設置された広告枠にも表示されるため、行く先々で同種のAdWordsやバナーにお目にかかることになる。“検索傾向=興味関心”という捉え方はおおむね正しい。しかし、すべてがウェルカムというわけにもいかないのだ。

 筆者は長年ヘルス&ビューティー系の広告に慣れ親しんできた。興味があればバナーをクリックし、ネット通販を楽しむ。そうでなければ素通りだ。表示される広告が自分の生活や興味関心にマッチしていたため、正直、気に留めたこともなかった。それが、主治医から「ロコモ対策に運動しなさい」と指示を受けた時期を境に、表示される広告がスポーツブランドや運動器具のものに変わってしまった。最近ではスマホでネットサーフィンするたびにマッチョの美青年が出てくる。ネタにしかならないミスマッチ例だが、これが微妙に恥ずかしい。

 サイト閲覧傾向が上司にバレて気まずい思いをしたという人もいる。仕事で検索した情報が予想外のビジュアルとなって広告枠に現れ、職場や家庭であらぬ疑いをかけられたという例も。

 実はこの広告、無効化したり傾向を変更することができる。Googleアカウントでログインした状態で以下のページにアクセスし、無効化する場合は「オプトアウト設定」を、変更する場合は「興味・関心」欄に修正を加えるだけとやり方も簡単だ。人目を気にしなくてはならない広告が表示された場合はこの方法でその都度対処を。

Google 広告設定

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