動く被写体もきれいに撮影!アプリ不要のiPhoneカメラテクニック

2015/01/15

 街を歩いている時にふと見かけた風景やネコなど、スマホを使って撮影をしている人を数多く見かける。被写体が静止しているものであれば簡単にきれいに撮れるし、失敗した場合でも撮り直すことも可能。では、被写体が動いているものだったら、どうだろうか。シャッタータイミングがずれてしまい、ベストショットを逃してしまった……という経験は少なからずあるだろう。

 デジカメなら高速連写やオートフォーカスが効いて動く被写体もなんなく撮影できる機能があるが、アンドロイドやiPhoneのカメラでは動いている被写体をきれいに撮影するには、どうしても限界があるというもの。そんな悩みを持っている人にオススメしたいのが、今回紹介する撮影方法だ。 その撮影方法というのがiPhoneならではのテクニックで、撮影方法はいたって簡単。まずは撮影したい被写体を写真ではなくビデオカメラに切り換えて撮影する。この時、写真にしたい場面が撮影されていればいいので、ビデオでの撮影時間は短くても特に問題はない。続いて、ビデオを再生し一時停止させる。

 一時停止させたら、ビデオのコマを左右に動かして写真にしたい場所までコマ送りで動かし、微調整が終わったら停止。画面上に再生や停止といったアイコンが表示されているので、一回タップして画面上にあるアイコンを消す。そうしたらスクリーンショットを撮影しよう。スクリーンショットの撮影は、iPhone/iPad /iPod Touch→ ロックキーとホームキーを同時押しすればできるはず。たったこれだけの手順でベストな瞬間を写真にできるというわけだ。

 とても便利で簡単なテクニックなのだが、弱点を挙げるとすれば写真の大きさがディスプレイのサイズに限定されてしまうということ。写真よりも画質が下がってしまうことが多く、印刷するには解像度が低い。リアルな写真として楽しむには厳しいが、SNSやメール添付にはまったく問題なく、むしろ解像度が高すぎないことで使い勝手がよくなり、逆にメリットにもなる。

 動画から静止画を抜き出すことでシャッターチャンスを逃したり、手ぶれしてしまうなどといった失敗はかなり減るはず。このテクニックを駆使して、周りの人が驚くような一瞬を切り取った写真を作ってみては。なお、元となる動画ファイルは容量が大きいので必要な写真を切り取ったら削除することをオススメする。

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