USB TYPE-Cとは|USBの規格について詳しく解説

type-c

普段利用しているスマホの充電ケーブルが変わってきているのをご存知でしょうか。

以前は充電ケーブルと差込口の向きを合わせなければ差し込めなかったものが、近年では向きを気にすることなく差し込みができるものになってきています。

実はこれらのケーブルにも規格があり、新しいUSB TYPE-Cという規格になったことで、簡単に差し込めるようになっているのです。本記事ではこのUSB TYPE-Cについて、どのような特徴があるのかを解説していきます。

USB TYPE-Cとは

Type-Cは現行のUSBのデザインが抱える複数の問題点を解消する狙いのもと、2013年12月に発表された新仕様で、2015年ごろから普及し始めました。

いろいろと特長はありますが、前述の通りリバーシブルなプラグの採用でコネクタを“正しい向き”にしなくても使用できるというのが最大の特徴です。

差し込み口に対して上下どちら向きでも挿入できるということです。

近年ではスマホだけでなくパソコンやタブレットにもUSB Type-C規格が搭載されており、将来的には規格を統一することで機能面の向上が期待されています。

USB TYPE-Cのメリット

USBの規格が新しくなって何が良くなるのか見ていきましょう。

USB TYPE-Cのメリットは以下の5つです。

・端子の接続形状が同じ
・データの転送速度が速い
・USB Power Deliveryに対応
・ロールスワップで電力の受給と供給が入れ替えられる
・USB以外の信号も利用可能(オルタネートモード)

順番に見ていきましょう。

端子の接続形状が同じ

USB TYPE-Cのわかりやすい特徴はコネクタと呼ばれる接続部分が上下左右対称となったことです。

それまでは差込口に合わせてコネクタの向きを変えなければ挿さらなかったものが、どの向きから差し込んでも挿さるようになったことで、コネクタの向きを確認する手間が無くなりました。

データの転送速度が速い

USBの転送速度にも規格があり、規格ごとでデータの転送速度が違います。

最大転送速度(理論値)
USB 3.2:20Gbps
USB 3.1:10Gbps
USB 3.0:5Gbps
USB 2.0:480Mbps

上記は理論値となり、実際の速度は利用する環境により異なります。

USB Type-AやUSB Type-Bで最も高速な規格はUSB3.0のため、最大でも5Gbpsの転送速度となります。一方でUSB TYPE-Cが準拠しているのはUSB 3.1とUSB 3.2のため、最大で20Gbpsという転送速度を誇ります。

USB Power Deliveryに対応

USB Power DeliveryとはUSBケーブルを利用して最大100Wの受給電が可能になったUSB電力拡張規格のことでUSB PDと略して呼ばれます。

従来のUSB2.0では2.5W、USB3.0では4.5Wだったことを踏まえると、かなり強力に電力を送ることができることがわかります。

このUSB PDを搭載していることで従来はスマホを中心とした機器への充電だったものが、タブレットやPCも対応することができ、スマホ等のモバイル機器への急速充電が可能になりました。

ロールスワップで電力の受給と供給が入れ替えられる

USB PDの機能に「ロールスワップ」というものがあり、電力の受給と供給をする端末をそれぞれ入れ替えることができます。

例えばパソコンにACアダプタが接続されている状態で、USB Type-C でモニターと繋がっていた場合にはパソコンからモニターへ電力が供給されます。

逆にモニターがACアダプタと接続されている状態で、USB Type-Cでパソコンと繋がっていた場合にはモニターからパソコンへ電力が供給されるようにスイッチされます。

USB以外の信号も利用可能(オルタネートモード)

USB TYPE-Cにはオルタネートモードという機能が備わっており、「HDMI」で映像出力していた他の信号もUSB TYPE-Cで対応できてしまうという機能です。

つまりUSB Type-C は「電源」「USB」「映像」の3つの機能に対応することができるようになりました。

これまでは、充電用、PCとのデータ通信用、映像データの転送用とケーブルをそれぞれ分ける必要があったものが、USB Type-C 1本ですべて対応できてしまうのでとても便利なケーブルと言えます。

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