
テレビをインターネットに接続するとオンデマンド放送が楽しめるほかには何ができる?
2015/02/25 地上デジタルテレビ放送が見られるテレビの多くはインターネットに接続できる。もちろん「そんなことは知ってるよ!」という人が多いと思う。メーカーごとに設定方法や使えるサービスは違うけど、パソコンと同じブロードバンドサービスを利用できるから、ネット環境とテレビ本体があれば、テレビ用にわざわざ新規でサービスに契約しなくても大丈夫。
買い足さなければならないものがあるとすれば、LANケーブルくらい(ルーターのLAN端子に空きがなければハブも必要)。パソコンの設定をやったことがある人なら、ものの数分で終わらせられるほどやり方もシンプル。詳しくは、お持ちの地デジ対応テレビのメーカーサイトでチェックしてみよう。
たくさんの人たちが地デジ対応テレビを毎日使っているだろうけど、思いの外というか案の定というか、インターネットに接続していないケースが意外に多いみたい。ネットにつないでいない人に理由を聞いてみると、「何ができるか分からない」「個人情報が盗まれそうで怖い」といった回答が多かった。
ここで、テレビをインターネットに接続する主なメリット&デメリットをまとめてみた。
【メリット】
1.オンデマンド放送で好きな番組を好きな時に楽しめる
2.映画やドラマの見放題サービスが楽しめる
3.YouTubeの映像も大画面&良音質で
4.テレビで放送中の双方向番組に参加できる
【デメリット】
1.文字入力がやりにくい
2.対応しているWebサイトが少ない
3.ウイルスチェックソフトがない
この通り、とにかくメリットは多数! テレビ局が続々とオンデマンド放送を開始しているので、番組によっては時間にしばられることなく楽しめるし、映画やドラマの配信サービスも日々、充実していっている。どれもタブレットやスマホ、パソコンにも対応したコンテンツかもしれないけど、家族全員でくつろぎながら大画面&良音質で見られるというのは大きなメリットとなるはず。
メリットがたくさんとはいっても、実際に使っていて感じるデメリットは、リモコンによる文字入力が面倒なことくらい。でもコンテンツによっては、パソコンで作っておいた再生リストを読み込むこともできるので、手間はいくらでも省けると思う。
文字入力の煩わしさを思うとWebサイト閲覧はあまりやりたくなくなるなるはずだから、安全性の問題はさほど気にならないのでは。つまり、上で挙げたデメリットのほとんどがスルー可能なのだ。
オンデマンド放送を見るなら光回線がオススメ。高速通信が可能な光回線なら、大量のデータをやり取りするオンデマンド方法も、ストレスを感じることなく楽しめるはず。光回線はまだ導入していないが、映画コンテンツを大画面で楽しんでみたいという方は、「@nifty光」や「@nifty auひかり」など、この機会にぜひ!