
こっそりやったのになぜバレる!? Facebookの「友達削除」問題をスッキリ解消する方法があった!
2015/06/01 Facebookを使っているとき、いろんな事情から友達リストを整理したい……なんて衝動に駆られたことはないだろうか?
幸い筆者はまだそんな状況に出くわしたことはないが、事情は人それぞれ。そんな場合、ほとんどの人が友達ページから「友達を削除」を選び、削除していると思う。ところが、この方法で友達を削除した場合、相手に通知こそいかないものの、結構な確率でばれてしまうことが多い。
どうしてばれてしまうのか? それはFacebookに備わる機能のひとつ、「知り合いかも」に原因がある。
この「知り合いかも」は、直接的には友達としてつながってはいないけど、共通の友人がいる人などが表示される。もう少し詳しく言えば、友達以外にも共通の職歴や学歴、所属しているネットワークを持つ人、また利用している人自身のメールアドレスや電話番号をアドレス登録している人といった要素を参照し、「知り合いかも」の表示内容が決まる仕組み。特に“友達の友達”がいる場合、表示される可能性がグッと高まるようなので、友達から削除したりすると、相手の「知り合いかも」に高確率で表示されるようになってしまうというわけだ。 今まで友達リストに入っていた人が、ある日、「知り合いかも」で表示されたら、それは相手に友達から削除されたのでは……と考えるのが普通。もちろん、「知り合いかも」の表示を運良く見られなかったとしても、リストをこまめに見ていれば、名前が消えたことには遅かれ早かれ気付いてしまうはず。
無用なトラブルを避けるためにもオススメしたいのが「制限リスト」機能。制限リストを使うと、リストに入れられた人は基本的にリストに入れた人の投稿を見ることが制限され、なおかつ制限リストに入れたことは当人に通知がいかないという便利な代物になっている。
設定方法は、自分の友達ページかリストに入れたい相手のページへといき、プロフィール写真横の「友達」ボタンを触ると現れるメニューから「他のリストに追加」を選び、そこから「制限」を選択すればOK。解除する場合も同じ手順で元に戻すことができる。これで公開範囲を「友達」に設定して投稿すれば、制限リストに入っている相手に投稿を見られることはなくなる。
ただし、記事の公開範囲を「公開」で投稿したものや、リストに入れた人がタグ付けされた場合は、リストに入れた相手でも投稿を見ることができるので注意が必要。デフォルトで範囲を「友達」に設定することと、「プライバシー設定」ページの「タイムラインとタグ付け」で、「あなたの投稿へのタグ付けを確認する」をオンにし、事前承認を必要にしておくことも忘れずに!
ちなみに「知り合いかも」の機能自体は無効化はできないけど、Facebookのプロフィールを空白にし、さらにFacebookアプリに電話帳の利用許可を与えなければ、「知り合いかも?」に表示されなくなる。また、「つながりの設定」で「メールアドレスまたは電話番号であなたを検索できる人」を「友達」のみに設定すれば人を介しての紹介もなくなる。ここまで徹底しておけば、嫌な相手との交流も避けられるはずだ。