意外!iPhoneのリマインダー機能が電車の寝過ごしに使える小ネタ

2015/06/01

 電車に乗っていてウトウトして乗り過ごした……という事態は、多くの人が経験したことがあるだろう。かくいう筆者も、その昔、あまりの眠さに山手線を1周してしまったことがあり、山手線が環状線でよかったと、心の底から感じた記憶がある(笑)。

 誰かと乗っているならまだしも、一人で電車に乗っているときなどは、目的の駅が近くなったら誰かに起こしてほしいと切実に考えてしまう。そこでiPhoneを使った電車の乗り過ごし防止策を紹介してみたいと思う。

 iPhoneを利用した乗り過ごし防止策として、まずは思いつくのはアプリの活用。乗り過ごし防止系のアプリは数多く配信されていて、その多くが時間を割り出し該当時間にアラームを起動させるといったタイプとなっている様子。ほかにもGPS機能を利用してアラームを鳴らしてくれるアプリなどもあり、これらを利用するのもひとつの手段だ。 アプリも便利だけど、もっと手軽にできるものは……という人には、iOS標準の「リマインダー」機能を使ってみるのはどうだろうか。

 リマインダーはいわゆるTODOを管理するアプリで、標準搭載ながらあまり活躍の機会がないのが実情。でも、このリマインダーを使って乗り過ごし防止ができてしまうのだから驚き。

 まずは、最寄り駅などをiPhoneの「連絡先」に登録しよう。駅の住所を「連絡先」に登録するには、「マップ」アプリで登録したい駅を探して詳細画面を表示させたら、「既存の連絡先に追加」をタップ。連絡先の中から自分のものを選んで登録すればOK。このとき、ラベル名はカスタムラベルで駅名に変更しておこう。

 あとはSiriを起動し、「○○駅に着いたら“着いた”とリマインド」と言っておけば、準備は完了。これで登録した目的の駅に近付けば、自動でお知らせしてくれるはずだ。駅登録の設定は1度やれば大丈夫だし、Siriに話しかける程度なら電車が混雑していたり、万が一酔っていたとしても簡単に設定できるのもありがたい。

 この方法は試してみてほしいけど、バッテリー消費がやや激しいという面も否めない。電池が心配や、ちょっと心許ないかもという人などは、「GarageBand」のAudio Recorderで無音を録音し、着信音として書き出しアラーム音に設定するのはどうだろうか。これなら音は鳴らずともバイブレーションは動くので、周囲に迷惑をかけることなくアラームを使えるはず。お好きなほうをどうぞ!

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