
見覚えのないフォローやRT拡散には要注意! Twitterのアプリ連携状況チェックでスパムに対処
2015/06/11 フォローした記憶がないのに見知らぬアカウントをフォローしていたり、見覚えのないツイートをリツイート(以下RT)し、拡散していたことなどはない? あるいは、誰かのツイートで「あれ?」と思ったことは?
実は私にも経験がある。フォロワー30人、フォロー30人、全員が“リア知人”で“相互フォロー”という趣味専用のアカウントで、がっちり鍵をかけていた。にもかかわらず、スパムを拾ってしまった。
フォロワーがRTした動物写真付きのツイートをクリックした日のこと。次にTwitterアプリを開いてみると、なにやらタイムライン(以下TL)が荒れている。フォロワーの誰も興味関心がなさそうなRTがズラリ。しばらくして、フォロワーの一人からダイレクトメッセージ(以下DM)が入った。
「覚えのないアカウントをフォローしてない?」
フォロー一覧を見てみると、たしかに記憶にないアカウントをいくつかフォローしていた。さらに、自分では気づかなかったが、その見知らぬアカウントのツイートを自動的にRTさせられていたようだ。 フォロワーほぼ全員が同じ状況に陥っていた。伝染したわけではなく、TLで話題になってるらしい小動物のツイートが元凶で、機械的に操作していたのだが、どうやらURLをクリックしてしまい、無意識のうちに連携アプリ認証をしてしまったらしい。その結果、自分のアカウントからスパムツイートをRTし、さらにスパムアカウントをフォローさせられていたのだ。
自分がスパムをばらまく側になってしまった時はさすがに焦り、自尊心が傷ついたが、フォロワーとともに冷静に対処し方法を拡散することで元の平穏なTLを取り戻すことができた。対処法は簡単だ。
・PC版Twitter公式ページを開く
・検索スペース横のアイコンから「設定」を選択→「アプリ連携」を選ぶ
・見覚えのない連携アプリの許可を取り消す
若干タイムラグがあるかもしれないが、これでスパムを投下することはなくなるはず。
スマホから操作する場合は、ブラウザでモバイルTwitterのページを開き、
・Androidの場合は、ChromeのURL枠右にあるアイコンから「PC版サイトをリクエスト」
・iPhoneの場合は、SafariのURLバーをタップし、お気に入りのブックマークページでアイコンをタップせずに下にスワイプすると、URLバー下方に「デスクトップ用サイトを表示」と出てくるのでこれを選択
あとはPCの場合と同じく、連携アプリの許可を取り消せばOK。今のところスパムは拾っていないみたいだという人も、アプリ連携状況はマメにチェックしておくことをオススメする。