
使わなくなった中古スマホを少しでも高く売るコツは!? スマホの高額買取術
2015/10/15 新しいスマートフォンを買ったとき、古いスマホの使い道はどうしているだろうか。実際のところ古い端末は必要ないという人も多い。それに最近のスマホは結構高価なので、おサイフが寂しくなってしまうから、その埋め合わせに古い機種を下取りに出して足しにしたいという人もいるだろう。
そこで今回は、使わなくなったスマホをどうしたら高く買い取ってもらえるかを考えてみたい。携帯電話やスマホを売ることに抵抗を感じる人も、これを読めばきっと眠らせたままのスマホを売ってみようかなと思ってもらえるはず。
◆キャリアと中古ショップで買取が可能
そもそも中古のスマホはどこで買い取ってもらえるのだろうか。これにはいくつかあるが、大きく分ければキャリアと中古ショップという2つに分けられる。キャリアに関していえば、多くの人が「買い取ってもらう」「売る」といった認識がなくても、使っていた端末を下取りしてもらったことはあると思う。
これがキャリアでの買い取りにあたり、よほどの故障や破損をしていない限り一定の金額が新機種の費用から値引きされ、しかも機種変更と同時に下取りされるため、手間がかからないというメリットも。同一のキャリアに乗り換える場合、まず選択肢に入ってくる買い取り方法だろう。
もう一方の中古ショップに関しては、以前は一部の人たちが売っているイメージがあったが、格安SIMや格安スマホをはじめMVNO市場が盛り上がりを見せていることもあってか、今では古本やゲームソフトを売るような感覚で買い取りができるようになってきている。大手レンタルチェーンなどでも買い取りができるようになったのも大きいかもしれない。
◆スマホの買取先はニーズに合わせて選択
中古スマホの買い取り先が分かったら、次はどこに売るのがいいかを考えたい。まず、キャリアと中古ショップを比較した場合、一概にはどちらがいいとは言えないが、端末の状態がよかったり、使っていた機種が比較的新しいものだったりした場合は、中古ショップのほうが高値がつく可能性も。キャリアに関しては前述したように手軽さを重視するならオススメだ。
中古ショップで売ることに決めたら、次に気になるのが売り先をどこにするかということ。これに関しては買い取り額が高いのも重要ではあるが、買い取り時にデータ消去を行ってくれるなど、信頼性も決め手のひとつとなる。また、インターネットでも買い取りを行っているところもあるが、端末の状態に応じて「売り手側が送料を負担する」のような条件が存在することもあるため、ネットを利用する場合はきちんと確認しておきたい。
◆傷や水濡れなど端末のキレイさが重要
それでは、いよいよスマホを1円でも高く売るためのポイントを確認していこう。なによりも重要となってくるのが、端末や液晶画面に傷などがないかということだ。多少の傷であれば査定価格が下がるだけですむこともあるが、店によっては買い取り自体をしてもらえないケースも出てくる。よって、端末購入時に、液晶フィルムや保護ケースなどで端末を保護しておくと、のちのち役立つだろう。
また、これも当然ながら水濡れや湿気などにも十分注意したい。このあたりも査定金額に影響してくる。とはいえ、実店舗に持ち込む場合は、どんな状態であっても買い取ってくれるような業者もあったりするから、自分で判断する前に、一度店舗に持っていくのもありかもしれない。特にiPhoneやiPadなら部品ごとの再利用が可能なので、破損がひどくても高額ではないが買い取ってもらえるケースも多いようだ。
ちなみに、買い取り先にもよるのだが、付属品や箱といった端末の同梱物に関しては、あまり査定価格に響かないのが現在の主流の様子。これなら「箱を捨てちゃった」という人でも、心置きなく買い取りに出すことができうれしい。
◆買取時期は端末事情で変化
では、より高額で買い取ってもらうためのベストな時期はいつなのだろうか。一概には言えないが、新モデルが登場した直後は中古スマホ市場に旧モデルが多く出回るため、値崩れが起きやすくなってしまいがちだ。とにかく買い取ってもらう端末が登場してから時間が経たないほど、買い取り価格は高くなると考えられる。
なお、買い取りに出す端末について、セキュリティ上、さまざまなデータは前もって自分で消去しておくことをオススメする。店舗でも消してもらえるが、万が一流出してしまったことを考えると、二重で行っておくに越したことはない。
使い道のない端末を大量に抱えているような人は、ちょっとした小遣い稼ぎとでも思って、買い取りを検討してみては。