
iPhoneで「々」の簡単な出し方&記号や文字入力の高速化テク
2016/01/27 iPhoneで文字入力しているとき、「もっと早く入力できたらいいのに」「たまに使う文字だけど出し方がわからない」なんていう経験はないだろうか?
出し方や読み方がわからない文字の代表例としては「々」などがあるし、素早く入力できないというのは「ああ」をはじめとする同じ文字の連続だったりがある。今回は、そんな悩みをパッと解決する小技を紹介していく。
◆「々」などの踊り字は3つの方法で入力が可能
まずは「踊り字」と呼ばれる漢字の入力方法から見ていこう。踊り字とは同じ漢字を重ねる際、2文字目以降の文字の代用として使われる特殊記号のことで、「々」のほかに、「ヽ」「ゝ」などがあり、繰り返し符号や重ね字、送り字などと呼ばれることもある。
これらは特殊記号であるため読み方がないため、たとえば、「々」を文章修正中などに謝って消してしまい、文字を出すのに苦労してしまったりなんてことも。しかし、実はiPhoneでは思っているよりも簡単に入力できるようになっているのだ。
入力方法にはいくつかあり、もっとも簡単なのが日本語キーボードのテンキーボタンをタップして、数字入力モードにする。その状態で「8」キーを触れば入力候補の中に「々」があるので、あとは上にフリックするだけで入力できてしまう。
この方法なら文字を入力する必要もなく、キーボードのタップも2回だけとかなり楽な方法と言える。
これさえ知っていれば「々」は、いつでも素早く入力できるが、ほかにも「おなじ」と入力して変換候補を出せば「々」や「〃」といった踊り字の候補が出てくるし、「きごう」と入力して変換候補を出すと、踊り字だけでなく「★」や「△」といった記号も合わせて出すことができる(※共にPCでも同じ変換が可能)。参考までに覚えておくと便利かも。
◆句読点や括弧など「役物」もフリックや変換で簡単入力が可能
文章を入力している際、役物(句読点や感嘆符、疑問符など)はよく使うと思う。句読点や疑問符といったものの入力は困らないと思うけど、「…(三点リーダー)」を出すのは、意外と面倒だったりする。続いては、役物絡みの簡単入力法を紹介する。
まず、かぎ括弧に関しては、iOS8であれば「や」の左右フリックから一発で入力でき、その他の括弧や引用符も選択可能となっている。また、「、(読点)」を入力すれば「・(中点)」や「,(全角カンマ)」などに変換が可能だ。
文章でよく使いたくなる「…」に関しては、「。(句点)」を入力した際の変換候補に登場。ほかにも「.(全角ピリオド)」や半角ピリオドなどにも変換できる。
また、「きごう」と入力した際の変換候補にないような特殊な文字や記号に関しては、その記号の読みを変換してみるという方法が有効。たとえば、「コピーライト」や「トレードマーク」、「むげんだい」などが変換で出せるほか、さまざまな罫線も「けいせん」と入力することで表示させられる。
◆知っておきたい文字入力をより快適にする設定
ここまで、さまざまな文字入力法を解説してきたが、いかがだろうか。最後にフリック入力を利用しているなら、是非知っておきたい基本設定を紹介しておく。
フリック入力で入力ミスを減らしたり素早く文字を入力したいなら、「設定」から「キーボード」へとたどっていき、「フリック入力のみ」をオンにしよう。こうしておけば、同じ文字を連続して打ちたいとき、1文字を打ってからの待ち時間や「→」をタップする手間を省くことができる。
さらに、フリック入力のみがオンになっているから、同じ文字を連続でタップしても次の文字にはならず(※連続して「ああ」とタップして「い」になるなど)、同じ文字を続けて入力することが可能だ。
キーボードの設定に簡単入力法と、LINEなどで素早い反応を求められている今、知っておきたい便利技だと言える。