
Twitterでミュートしたユーザーのリプライって受け取れるの?
2016/08/31Twitterでの「嫌な相手への対処法」として便利なミュート機能だが、細かい利用術は意外に知られていないもの。リプライやDMは読めるのか、相手のツイートは見られるのかなど、気になる点を再整理してみよう。
誰かをミュートしても、リプライやDMには問題なく対応できる
嫌な相手のツイートを見たくない場合、真っ先に考える方法は「ミュート」だろう。フォロー関係はそのままで基本的には相手に気付かれることなく、その人のツイートだけを自分のタイムライン(TL)上で非表示にできる。
ただ、そこで気になるのが「リプライ(@から始まるツイート)やDMも表示されないのか?」という点だ。ミュート機能が外部クライアントにしか実装されていなかった頃は、確かに「ミュート=一切表示されない」機能だった。
が、現在はTwitterの公式機能として実装されており、リプライやDMも届くので安心していい。リプライもTL上には表示されないが、通知タブからリプライとして見ることはできる。もちろん「リプライやDMが届いた」という通知もされるので、相手がこちらにリアクションを求めた際は、きちんと対応できるわけだ。
ちなみに当たり前のことだが、フォローしていない相手をミュートした場合、その人のツイートやリプライは一切見られなくなる。
ミュートしたことは相手にバレないが、“空リプ”打ちには要注意
とはいえ、Twitterクライアント(twitterの投稿を閲覧するアプリ)で該当アカウントのページを開けば、その人のツイートを見ることはできる。相手が何を言っているのか、状況に合わせて知ることは可能だ。
ミュートできるのはTwitterクライアント上だけの機能なので、例えば“@(自分の)ID”で検索をかければ、ミュートした相手からのリプライも含めて表示される。特定の相手から自分へのリプライを、すべての人に隠せるわけではないので注意したい。
また、ミュートしたことが相手にバレる「ミュート崩し」的な方法を、ネット上で見かけた方もいるだろう。こちらはミュートが公式に実装される以前の古い情報なので、現在は通用せず、無視しても大丈夫だ。
ただし、@を付けないで特定の相手に話しかける“空リプ”をされた場合、即座の対応は不可能だ。ミュートしたくなるほど執拗な相手なら、ミュート確認のため空リプを打ちまくっているとも考えられるのだが……。
こうした人間を相手にする際は、こまめに相手のツイートを確認するしかない。ミュートも万全の方策ではないことを、念のため覚えておこう。