今さらだけどスマホで航空券を予約し搭乗するまでの手順をチェック【国内便編】

2016/09/20

 スマホの普及でより利用しやすくなった飛行機による国内ツアー。国内旅行には車や新幹線を利用している、出張とは縁がない、そもそも遠出はしない、自分で航空券を取得したことがない、という人に向け、ここでは主要航空会社の手順を例に、チケット予約から搭乗までの流れを紹介していく。

◆難関は便を決めるまで! 早めの空席照会&予約でお得に

 シーズンにもよるが、航空機のチケットは、早めに予約することで当日予約時の半額以下になることが多い。航空会社ごとに複数の割引サービスが存在し、季節限定のタイムセールを行うケースもあるため、少しでも安い航空券にこだわるとそれなりに手間がかかる。

 だが心配は無用だ。旅の日程が決まった段階で、航空券の相場感をチェック。相場を調べるには、航空券をはじめとする旅行検索・料金比較サイト「Skyscanner(スカイスキャナー)」(※iOS版・Android版アプリあり・航空券予約も可能)などを活用。納得のいくプランを組めたらネットで予約を行う。

 パッケージツアーを探すには、トラベルサイトの利用もオススメ。ホテルもセットで選べば、かなりリーズナブルなプランが組める。ただし、直前の予約にはあまり向いていないようだ。

◆予約・決済は簡単! その後しておくべきことが

 スマホでもパソコンでも航空券の予約・購入手続きはいたって簡単。航空会社のホームページや専用アプリから、「出発地」「到着地」「搭乗日」「利用人数」を指定して希望の便を選ぶ。往復割引を選んだ場合は、帰りの便も選択して個人情報の入力画面へ。必要事項を記したら決済方法を指定して(クレジット払い、コンビニ払い込み、銀行振込など)終了だ。

 このあと、予約詳細の確認画面から座席を選択しておけば、出発直前のチェックインの手続きが減らせる。FeliCa(フェリカ)機能付きのスマホを持っているなら、この座席指定の段階でスマホ搭乗サービスのアイコンにチェックを入れておくのも忘れないようにしておこう。

 ANA→「スキップ(SKiP)サービス」、JAL→「タッチ&ゴー」と航空会社によってサービス名は異なるが、このサービスを利用すれば、かつてのようにわざわざ予約情報をメモしたり印刷したりして自動チェックイン機に打ちこむ必要がなくなる。スマホを専用の機械にかざすだけで、手荷物検査や搭乗口をパスできるのだ。
 ※基本的に予約・決済・座席指定が完了していれば利用できるが、当日空港で支払い手続きをした場合など、これらのサービスが適用外になる場合もある。

 また、旅行代理店で航空券を購入すると、バーコードが印刷された「eチケットお客様控」という書類が郵送で届くことがあるが、これは搭乗券に代わりになる。この場合も、事前に座席指定がすんでいればチェックインの必要はないが、座席指定が完了していなければ、出発当日、自動チェックイン機や係員のいるカウンターで搭乗手続きを行う必要がある。疑問点がある場合は、空港の係員に確認してほしい。

※記事内容は2016年9月現在の情報を基に作成。

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