CMで話題! 地域密着型掲示板・コミュニティアプリの便利な使い方

2017/03/08
地元の掲示板ジモティー♪ など、CMでも話題の地域コミュニティ系アプリですが、実際にどんなことができるのかはあまり知られていません。物件探しや求人、イベント告知、地元住民へ向けた宣伝活動などなど、便利な使い方をゆるく紹介。

“地元の掲示板~♪”のCMで話題の無料広告掲示板「ジモティー」や、フリマアプリで人気のメルカリ発「メルカリ アッテ」といった“地域密着型のマッチングアプリ”が話題になっている。実際にどのようなことができるのか。

◆手数料なし! 個人間取引を格安で

不用品を処分したいけど、オークションサイトやフリマアプリに出品して買い手を見つけるのは億劫だし、梱包や発送手続き、入金確認も面倒──そんな人たちの間で人気が高まっているのが、地域密着型のマッチングアプリ。なかでも注目されているのが、WEB上の無料広告掲示板としてスタートし、CMでも話題の「ジモティー」、そしてメルカリの姉妹アプリ「メルカリ アッテ」だ。

どちらも利用手数料が無料なうえ、地域限定で募集告知を行えるので、「もう使わないので100円であげます」、「ピックアップしてくれるならタダでもいいですよ」といった取引が可能になる。

「ソファが300円だった」、「ベビーカーをタダでもらった」、「まだ動く洗濯機を1000円で譲ってもらった」などと聞くと、買う側ばかりが得をしているのでは? とも取れるが、不用品を粗大ゴミに出したり、回収業者に引き取ってもらうことを考えれば、売り手のメリットも見えてくる。引っ越しや買い替えなどのタイミングで不用品を処分したがっている人と、それらを求めている人にとっては、絶好のチャンスなのだ。

誰でも手軽に投稿ができ、LINE感覚で簡単に取引を行えるのも魅力的。見ず知らずの人と直接会って手渡しすることに抵抗のある人もいるかもしれないが、それぞれのサービスが打ち出す利用規約やガイドラインに沿った使い方をしている限りは、さほど問題はないだろう。

◆不動産売買や求人、里親探しまで!

App StoreやGoogle Playでは「ショッピング」にカテゴライズされるが、フリマアプリとの最大の違いは、あらゆる「募集」が可能なこと。モノを売るだけではなく、「譲ってください」と取引相手を求めたり、スタッフや仲間、ペット、不動産売買といったものも募集できてしまうのだ。

脱線するが、かつてはヤフオクなどのネットオークションでも買い手が売り手を選べる“逆オークション(リバースオークション)”なる取引が行われていた。しかし現在では多くのオークションサイトがこれを禁止事項としている。ある程度のガイドラインのもと、「買います」「譲ってください」の告知ができるのは、無料広告掲示板ならではの強みだろう。

売り手からも買い手からも告知が可能なのだから、求人も求職もアリ。賃貸物件を紹介することもできるし、「このくらいの広さの部屋を探しています」という募集もOKだ。

さらに、ペットの里親探しやお店の宣伝、イベント告知、カットモデル募集、ママ友募集やサークルのメンバー集めまで、地元の人に向けた書き込みも多数。上手に使えば、地元の隠れた名店や新しい趣味、魅力的な人々との出会いにもつながるはず。

◆情報のやりとり、取引は慎重に

どんなマッチングサービスや個人間取引アプリにもおかしなユーザーは一定数いるものだが、「ジモティー」や「メルカリ アッテ」も例外ではない。男女のマッチングアプリと勘違いしている輩も少なからずいるし、詐欺の報告も聞こえてきている。

取引がまとまった際も、個人情報の開示は慎重に。金銭が発生する場合も、事前の振込は避けるべし。「メルカリ アッテ」では、事務局が支払いに関与しないため、会ったその場で商品を交換する手渡し取引を推奨している。ただし、相手がどのような人間か分からないので極力1人では行かないように。住所などがばれないよう、できるだけ家から離れた場所で会うようにしよう。

筆者も、断捨離中という女性からバッグを譲ってもらったことがある。指定された取引場所は、地元の大きな公園。明るい時間帯に手渡ししてもらった。同じブランドのファンということもあってか、5分程度ではあったが話が弾んだ。無料で譲ってもらう場合は、お土産を持参する人も多いという。

便利になるのはいいことではあるが、個人情報や自分の身の安全を確保しながら行動するように!

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