部屋に侵入者があったときにお知らせしてくれる警備システム「Secual(セキュアル)」!

◆警備会社を個人で雇うのはハードルが高い
先日テレビの犯罪操作ドキュメントを見ていたら、一人暮らしの女性の部屋に侵入した男が捕まっていた。留守を狙い、住人のふりをしてこっそりと合鍵を製作。堂々と侵入していたというその度胸にも驚いたが、施錠するという最も確実な防犯手段が破られたら、一般人ではどうしようもないという事実に衝撃を受けた。個人向けの防犯サービスでお手軽なものはないのだろうか?
最近では、大手警備会社も個人向けサービスを行っているという。テレビを見終わった後、個人向け警備サービスを利用してみたらと妹に電話をしてみた。だが、そんな兄心を知ってか知らずか妹はあっさりとこう言った。「高すぎる」と。
大手の警備保障会社の月額警備金額は、個人向けで4500円ほどから。たしかに光回線をもう一本引くようなもので、なかなかの痛手だろう。もっと低額でなにかないものかとネットを探していたら、このようなサービスを発見した。
「Secual(セキュアル)」
◆月額980円(税込)さえ払えば、ホームセキュリティ環境が構築できる
「Secual(セキュアル)」は個人向けに提供されているホームセキュリティサービス。警備会社の個人向けサービスの場合、設置したセンサーが侵入者を検知すると警備員が駆けつけてくれる。安心度は高いがその分、毎月人件費などを鑑みた料金を払う必要があった。Secualは、侵入者があるとスマホアプリへ連絡が行くシステム。自分で警察へ通報する必要はあるが、その分、月額料金が低めとなっている。センサーと親機であるゲートウェイを最初に購入さえすれば、それ以上の料金がかかることはないのだ。
初期設定費もセンサーの3,780円(税込)と、通信中継機であるゲートウェイ5,940円(税込)のみとお手頃。
設置もセンサーは窓や玄関などに貼るだけでOK。おかしな振動を感知したら、ゲートウェイを通じて登録されたスマホアプリへと連絡が行く仕組みだ
◆侵入者対策以外にもさまざまな使い方が!
Secualのサイトを見ていると、侵入者対策以外にもいろいろと面白い使い方が提案されている。たとえば店舗やオフィスの入退勤管理。貴重なサンプルがしまわれている部屋等の出入りの記録をこのアプリを通じて取れば、たしかに従来の警備システムよりも安価に導入できそうだ。
高齢者の見守りに向けてもサービスを準備しているよう。深夜徘徊などの癖が始まったご老人の部屋に付けておけば、何時頃に部屋を出てしまったのかという記録が残る。通常の警備システムより安く上がる分、浮いたお金で、監視カメラを増やしたり、老人ホームの夜間担当ヘルパーさんを増やすなどに使えば、今より負担を減らせるかもしれない。
毎月のお小遣いから始められるお手軽ホームセキュリティ。最近不安を感じるという女性は導入を検討してみてはいかがだろうか?
※記事内容は2017年5月現在の情報を基に作成。