
IoT花盛りの昨今、「集中制御リモコン」で家電を自在に操ろう
2017/07/06 宮藤 遊馬
個人ユースのIoT家電製品が増えてきたものの、専用アプリやリモコン使用では従来の家電製品と大差なく、魅力も半減してしまう。快適&便利な家庭内IoTを実現させる、「集中制御リモコン」の利用を考えてみよう。
テレビ、BD/DVDレコーダー、オーディオ、エアコン、天井照明など、ちょっと思い起こすしただけでも数が数え切れなくなるほど。IoTが時流のキーワードにもなっている昨今は、さらに冷蔵庫など白物家電にもリモコンが増殖している。
要するに「リモコンだらけ」。
機器を使用するたびに、各リモコンを持ち替える手間。「あのリモコンはどこへいった!?」と、探し回る時間。「IoTなんて全然便利じゃない!」と愚痴のひとつもこぼしたくなった経験を、誰しもお持ちではないだろうか。
そうした際、逆に「やっぱIoTは超便利!」と思わせてくれるのが、「iRemocon Wi-Fi」や「ラトック Wi-Fi接続学習リモコンユニット REX-WFIREX1」に代表される集中制御型の学習リモコンだ。
学習リモコンといえば、複数のリモコン(の送信コマンド)をラーニングさせ、ひとつのリモコンで複数の機器を操作するイメージだろう。
が、ここでいう集中制御リモコンは、従来の学習リモコンとは一味違う。
ネットワーク(Wi-Fi)で各機器をつなぎ、その中心にあるスマホが集中リモコンになると考えれば、わかりやすいかもしれない。
接続は
家電製品や照明機器
↓
集中制御リモコン本体(据置型)
↓
Wi-Fiルーター
↓
スマホ
という図式。ちょっとややこしいが、据置型リモコン本体が各種リモコンを代用し、その本体をスマホ内のリモコン(専用アプリ)で操作する仕組みだ。
少々厄介なWi-Fi接続は不可欠だが、すでに家庭内Wi-Fi環境を構築されているなら、ネットワークに機器を追加するだけ。さほどの手間ではないだろう。
手元のスマホでアプリを開くと、リモコンのボタンがずらりと並んだ、いかにも「リモコンです!」と主張するような画面が現れる。テレビなどAV機器でよく使う操作なら、この一覧から必要な操作ボタンをタップするだけだ。
エアコンなどの利用時は、温度設定から風向き、風量、運転モード切り替えなどのボタンが並ぶ画面に切り替わる。画面は機器の種別ごとにUI化され、タブで操作画面を切り替えられるため、使いやすくわかりやすい。
ほかにも便利機能が満載で、たとえば両手がふさがっているときなどは、ボイスコントロール機能で機器を操作できる。スマホに向かって「照明ON!」などとつぶやけば、部屋の照明がパッと点く。ちょっとカッコイイ、でもシュールで恥ずかしくもあるギミックだ(誰が見ているわけでもないだろうが……)。
GPSとの連動制御で、設定エリアと機器の電源をオン&オフを紐付けることも可能。自宅の最寄駅をエリア指定しておけば、帰宅時には自動でエアコンがついているわけだ。
また、アプリには機器の動作センサーが内蔵されているため、電源オン&オフなどの状態を常時チェックできる。照明の消し忘れ対策にも有効だろう。
こうした集中制御型リモコンは、一度でも使ってみれば高い利便性に驚かされるはず。家庭内IoTの最先端ともいえるシステムなので、皆さんも試されてみてはいかが?
◆学習リモコンの超・進化形「集中制御リモコン」とは?
皆さんの生活空間には、一体いくつの「リモコン」が転がっているだろうか。テレビ、BD/DVDレコーダー、オーディオ、エアコン、天井照明など、ちょっと思い起こすしただけでも数が数え切れなくなるほど。IoTが時流のキーワードにもなっている昨今は、さらに冷蔵庫など白物家電にもリモコンが増殖している。
要するに「リモコンだらけ」。
機器を使用するたびに、各リモコンを持ち替える手間。「あのリモコンはどこへいった!?」と、探し回る時間。「IoTなんて全然便利じゃない!」と愚痴のひとつもこぼしたくなった経験を、誰しもお持ちではないだろうか。
そうした際、逆に「やっぱIoTは超便利!」と思わせてくれるのが、「iRemocon Wi-Fi」や「ラトック Wi-Fi接続学習リモコンユニット REX-WFIREX1」に代表される集中制御型の学習リモコンだ。
学習リモコンといえば、複数のリモコン(の送信コマンド)をラーニングさせ、ひとつのリモコンで複数の機器を操作するイメージだろう。
が、ここでいう集中制御リモコンは、従来の学習リモコンとは一味違う。
ネットワーク(Wi-Fi)で各機器をつなぎ、その中心にあるスマホが集中リモコンになると考えれば、わかりやすいかもしれない。
接続は
家電製品や照明機器
↓
集中制御リモコン本体(据置型)
↓
Wi-Fiルーター
↓
スマホ
という図式。ちょっとややこしいが、据置型リモコン本体が各種リモコンを代用し、その本体をスマホ内のリモコン(専用アプリ)で操作する仕組みだ。
少々厄介なWi-Fi接続は不可欠だが、すでに家庭内Wi-Fi環境を構築されているなら、ネットワークに機器を追加するだけ。さほどの手間ではないだろう。
◆リモコンの集約だけではない、家電製品を自動制御できる家庭内IoTが便利すぎる!
「iRemocon Wi-Fi」を例に取ると、エアコン、照明、テレビ、レコーダーなどに関しては、専用アプリに主要メーカーの赤外線リモコンが登録されているため、ラーニング(学習操作)も不要でそのまま使えるはずだ。手元のスマホでアプリを開くと、リモコンのボタンがずらりと並んだ、いかにも「リモコンです!」と主張するような画面が現れる。テレビなどAV機器でよく使う操作なら、この一覧から必要な操作ボタンをタップするだけだ。
エアコンなどの利用時は、温度設定から風向き、風量、運転モード切り替えなどのボタンが並ぶ画面に切り替わる。画面は機器の種別ごとにUI化され、タブで操作画面を切り替えられるため、使いやすくわかりやすい。
ほかにも便利機能が満載で、たとえば両手がふさがっているときなどは、ボイスコントロール機能で機器を操作できる。スマホに向かって「照明ON!」などとつぶやけば、部屋の照明がパッと点く。ちょっとカッコイイ、でもシュールで恥ずかしくもあるギミックだ(誰が見ているわけでもないだろうが……)。
◆Wi-FiやGPSを活用することで夢のような使い方も実現!
Wi-Fi環境さえあれば、外からのコントロールもOK。自宅の最寄り駅に到着し、冷暖房のスイッチをONにすれば、家に着いた頃には部屋が涼しく(暖かく)なっている。GPSとの連動制御で、設定エリアと機器の電源をオン&オフを紐付けることも可能。自宅の最寄駅をエリア指定しておけば、帰宅時には自動でエアコンがついているわけだ。
また、アプリには機器の動作センサーが内蔵されているため、電源オン&オフなどの状態を常時チェックできる。照明の消し忘れ対策にも有効だろう。
こうした集中制御型リモコンは、一度でも使ってみれば高い利便性に驚かされるはず。家庭内IoTの最先端ともいえるシステムなので、皆さんも試されてみてはいかが?