夫婦間で家計簿アプリを共有して、節約ライフをもっと楽しく!

2017/08/22
車を買いたい、家を買いたい、子どもの将来に備えたい……夫婦の夢を叶えるには節約生活が不可欠だが、互いの意識を高めるためには、どちらか一方が財布を握るよりも家計を可視化するのが得策。ここでは、節約生活を支える家計簿アプリについて考えていきたい。

◆家計を共有管理することの意義

節約の仕方は家庭によりさまざまだ。毎月の給料から決まっただけの食費や生活費を奥さんに預ける場合もあれば、おこづかい制を導入する家庭もある。共働きの夫婦ならば、それぞれが給料から出し合ったお金で家計費をまかなうケースも。

ローンを抱えていたり、子どもに学費がかかるうちは、何かとストレスがたまる。節約生活に疲れてくると「なんとかして相方の目をごまかそう」という意識が働いてしまう人も少なくない。

毎月決められた家計費、決められたおこづかいの範囲内で生活していると、その枠内から出たくなるのは当然のこと。額面的に厳しければなおさらで、ともすると、共生しているはずのパートナーがうっとうしい監視役にも見えてくる。

そうしたストレスを減らしてくれるのが、「家計の可視化」だ。

使える額をあらかじめ決めておき、夫婦で一緒に家計簿をつけていく。貯金はもちろん、収入も支出もすべて“見える化”しておけば、監視役のように感じていたパートナーも強い味方に見えてくる。想定以上にお金が残ればよろこびを分かち合えるし、使いすぎた月は一緒に反省すればいい。

一人で挑むよりも、二人で挑戦した方が断然楽しい節約生活だが、具体的にどうすればいいのか。

◆簡単入力できる家計簿アプリで楽しい節約ライフを

オススメは共有機能がついた家計簿アプリ。なかでもレシート読み取り機能が備わっているものなら、スマホのカメラでレシートを撮影するだけで支出分を自動入力できるので、手間いらずで楽ちんだ。

買ったものは項目別に分類できる上、使った金額を週単位や月単位で表示できるので、今週/今月はどれだけ節約できたのか、あとどれだけ節約する余地があるのかといった相談もしやすくなる。

また、銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどとも連携できるアプリを選べば、公共料金の引き落としや月々の支払い、鉄道系ICカード残高などの管理も可能に!

注目してほしいのは以下の2アプリ。

「家計簿Zaim 人気の簡単レシート家計簿」(iOS/Android)
「家計簿マネーフォワード-自動連携で簡単 人気の家計簿」(iOS/Android)


どちらのアプリもカメラ読み取り機能の金額や商品名の読み取りの精度の高さがクチコミで話題となっているアプリだ。カタカナの「ツ」や「シ」などの人間でも見間違うような文字もかなりの精度で読み取り、自動で入力してくれる。

さらに、購入した店の名前や、「食費」や「被服費」などといった分類まで読み取った商品名を自動で分析して行ってくれるのだ。検索機能もついており、「ひと月前、おいしいケーキを買った店はどこだっけ?」といったど忘れにも対応してくれるのだ。

夫婦が使いやすいと感じるアプリを選ぶのが一番だが、銀行口座やクレジットカードを登録することを考えると、開発元の信頼度も重要なポイントになってくるので、導入前によく検討してほしい。

賭け事でヘソクリを増やす男性や、隙間時間を見つけてはブログやフリマアプリで稼いだお金を裏家計簿で管理している賢い主婦もいると聞く。だが大事なのはパートナーを出し抜くことではなく、夫婦の夢を叶えること。どうせお金を貯めるなら、楽しく節約したもの勝ちだ。

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