
【メルカリ】取引に直結する「高評価」をもらうために心がけるべき11のポイント
2017/12/07スマホから簡単に売り買いができる話題のフリマアプリ「メルカリ」。商品を売りやすくするための指標でもあるメルカリの評価システムで、「良い」をもらうためにやっておきたい11のポイントとは?
◆メルカリの「評価」が重要な理由
メルカリの取引を成立するためには、相互評価を完了させなければなりませんが、「良い」「普通」「悪い」の3段階で表されるこの評価、実は商品を売買する上でも重要な役割を果たします。
まず第1に、心情的な問題。
買う側も売る側も、「良い」と評されている人と気持ちよく取引したいものですし、「悪い」評価がたくさんついている人との取引を望む人はまずいませんよね?
第2に、売上的な問題。
高評価ばかりの人と、それ以外の評価がついている人が同じ商品を出品していた場合、評価のいい人の出品物を選びたくなるのが購入者の心情。売り手ユーザーが多い商品を出品する場合は特に注意が必要です。
第3に、相手からの評価の問題。
悪い評価が多い人との取引には予想以上に手間がかかる可能性がある上、相手からも良くない適当な評価がつく場合も。高評価をキープしているユーザーや、過去に落ち度がないにもかかわらず「良い」以外の評価をつけられた経験のある優良ユーザーは、悪い評価が多い人とはやんわりと取引を避けることも。
売る側の心情としては、愛着のある商品はやはりいい人に譲りたいもの。また、思い切った値引きをしてでも、良い評価の多い人を優遇するという人もいるようです。
◆取引後に高評価をもらうための11のポイント
では、メルカリの取引で高評価をもらうためには、どのようなことを心がければよいのでしょうか。
【商品を購入する場合】
(1)売り手のページで質問などの書き込みをするときは、必ずあいさつをする気になる商品を見つけて質問をするときは、冒頭に「初めまして」「こんにちは」などのあいさつ文を入れ、丁寧な言葉でコミュニケーションを図りましょう。
(2)「交渉歓迎」と書かれていない限り、いきなりの値引き交渉は控える無理な値引き交渉や、値引き交渉が成立しなかった場合の「コメント逃げ」は、出品者や購入を考えている他のユーザーにストレスを与えます。
まずはあいさつや質問文を挟みながら自分が本当にその商品を必要としていることを出品者に伝えて、値引き交渉をする場合も、常識の範囲内で行いたいものです。
(3)購入の検討段階で、売り手のプロフィールを熟読メルカリには一定のルールが設けられていますが、個人間取引を進める上では、売り手ごとのローカルルールも尊重したいもの。プロフィール欄に書かれた内容を熟読し、納得の上で購入へと進みましょう。
商品ページやプロフィール欄に「購入前にコメントください」などとある場合は、購入ボタンをタップする前に必ずコメントを!
(4)購入後は必ずコメントを送る相手が安心して取引を進められるよう、購入後は必ず取引画面で一言コメントをしましょう。「このたびはお世話になります」の一文でもかまいません。
「発送しました」との連絡がきた場合、「お忙しいところご発送ありがとうございます」などと返しておくと、相手に好印象を与えられます。
(5)商品を受け取り次第、報告をメルカリでは、購入者と出品者が相互評価を完了するまで、出品者の元に売上金が入りません。商品を受け取り、中身を確認したら少しでも早く出品者の評価を行ってください。コメントもあるといいでしょう。
また、評価をする前に「気に入りました」の一言や感謝の言葉を添えて取引画面で受け取り報告をすると、相手からも高評価や評価欄のコメントをもらえることも。
【商品を販売する場合】
(6)難点も含め、商品の状態をくまなくチェック出品時は、どんな小さな汚れやキズもくまなくチェックし、商品の状態をきちんと把握しておく必要があります。商品説明枠は詳しく書いておき、質問コメントが届いたときにはすぐ反応できるようにしておきましょう。
(7)寸法やスペック、購入時期などを明記商品情報の主役は4枚まで登録できる写真ですが、寸法や素材、スペック、購入時期、購入した店舗などもできるだけ詳しく明記しておきましょう。色や質感などを写真で伝えにくい場合は、文字情報でカバーするのも◎。
(8)質問には丁寧に対応するコメント欄に質問が届いたら、できるだけ早めに返事を投稿しましょう。コメント欄でのやり取りは、購入者の印象に残りますので、丁寧な対応を心がけて。
(9)商品が売れたら、まず発送の目処を伝える商品が売れたら、取引画面でまずは「ご購入ありがとうございます」など一言お礼のコメントをしておきましょう。その後、アバウトでかまいませんので、発送予定を伝えておくと購入者に安心感を与えられます。
(10)包装は完璧に! 防水対策もお忘れなく配送中に雨が降る可能性を考慮に入れ、商品はできるだけ二重に包装しましょう。「このたびはありがとうございました。気に入っていただけるとうれしいです」などと手書きのコメント入りのメモを添えると好印象です。
(11)メルカリ便以外で送る際は丁寧な発送を!忘れてはならないのは、宛名書き不要のメルカリ便ではなく、発送先の住所氏名を書いて送る場合の差出人欄。無記名で送るのは失礼にあたりますし、万が一宛先の住所に誤りがあった場合、配送途中で迷子になってしまいます。注意しましょう。
◆万全を期したのに高評価がもらえなくても、ご安心を!
丁寧な対応を心がけていても、取引時に意思疎通のズレが出てしまったり、ときには低評価がついてしまう場合もあります。
しかし心配はいりません。運悪く「普通」や「悪い」をついてしまったとしても、それに負けないくらいの高評価とプラスのコメントがあれば、他のユーザーは理由を察してくれるはずです。
出品時に懸念のあるユーザーをやんわりと避けるには、プロフィールに取引条件や免責事項を細かくまとめた上で、商品情報ページに「購入時は必ずコメントをください」「コメントで○円値引き」などと明記しておくとよいでしょう。ブロック機能を上手に使うのも時には有効です。
誠意のある対応を心がけていれば自ずとプラスの評価は増えていくはず。お互いに気持ちのいいやり取りを忘れずに、便利なメルカリ生活を送りましょう。