
ネット通販商品が狙われている!郵便物&不在通知泥棒を防ぐ4つの方法
2017/12/11ポストに届く郵便物や不在通知が持ち去られるケースが後をたちません。被害に遭わないためにはどうしたらいいのでしょうか。
◆通販した商品を横取りされる被害が続出
郵便ポストに届いた通販商品を横取りされる事件が多発しています。なかには、宅配便の不在通知が持ち去られ、なりすましでピックアップされてしまうケースも。鍵がかかっていようが防犯カメラがあろうが難なく盗みをやり遂げるというから、犯人の厚かましさには度肝を抜かれます。
郵便物泥棒被害については筆者も経験があって、追跡可能サービスで送った商品が「お届け済み」となっているにもかかわらず、宛名の主の手には渡りませんでした。配送業者に問い合わせてみると、「確かにお届けしました」の一点張り。そうなるとポストから盗まれたか配達員が着服したかのほぼ二択となるわけですが、後者はまずあり得ないでしょう。
不在票が発行された場合は再配達を依頼するか、営業局でピックアップするわけですが、前者の場合は「家にいること」が条件に、後者の場合は「本人確認」が必要になります。ですが、考えようによっては、宅配業者のトラックが到着した際に他人が家にいた風を装うことは可能だし、本気で盗もうと考える輩は委任状の偽装だって難なくこなすでしょう。
上記のような被害に遭ったとしても、多くの場合は証拠がないので、警察に相談したところで埒があきません。「自分で対策を練ってください」と言われるのがオチでしょう。ですが、楽しみにしていた商品を持ち去られ、代金だけ支払わされるというのはどうしても納得がいきません。
◆通販した商品を確実に受け取る方法
通販した商品を確実に受け取るにはどうしたらいいか、いくつかの手段を下にまとめてみました。
1:決済時にコンビニ受取を選択する
最寄りのコンビニを受取場所に指定しておけば、好きな時間にピックアップが可能。Amazonなどの通販ではこちらがオススメ。
2:受取ロッカーを利用する
日本郵便の「はこぽす」、「楽天BOX」、ヤマト運輸「宅配便受取りロッカー」など、ネット通販した商品を好きな時間に受け取れる受取ロッカーが首都圏を中心に急増中。会員登録が必要なサービスもあるので、公式サイト等でチェックしておきましょう。
3:宅配業者の会員サービスを利用して、受取時間や場所を指定する。
ヤマト運輸の「クロネコ メンバーズ」では、会員登録すると「お届け予定eメール」が届き、商品の受取時間や受取場所の変更が可能だ。重い荷物やかさばる商品に。
4:郵便局留、営業所止置きサービスを利用する
最寄りの郵便局や宅配業者の営業所を宛先に指定するだけ。利用料金はかからないが、サービスによって利用方法が異なるので、公式サイト等で事前にチェックしておきましょう。
実は、宅配便などの不在通知には否定的な意見も少なくありません。不在票がポストに入っている or ドアに差し込まれているということは、「泥棒に留守ですよ」とアピールしているも同然だからです。日中家を空けがちな人が通販を楽しむ際は、不在票が届かないような発送手段を選ぶことをオススメでる。