
【YouTube Kids(キッズ)】YouTubeとの違いは?動画の見過ぎも防止できる設定方法&使い方
2018/03/06小さな子どもがいる家庭では、子どもたちのスマホの使い方が話題になることも多いと思います。特に動画サイトの見過ぎには注意したいところですが、そんなときは「YouTube Kids」というアプリの活用を考えてみてください。
◆子ども向け動画がメインに表示される子供用の動画アプリ
YouTubeの公式子ども向けアプリとして、2017年にリリースされた「YouTube Kids」ですが、機能を使いこなすことで安全・安心にYouTubeを使わせることができます。
では、通常のYouTubeアプリとの違いは何でしょうか。
【YouTubeとYouTube Kidsの主な違い】
1:ホーム画面のアイコンやサムネイルの表示が通常版と比べて大きく、子どもでも動画の検索などが簡単
2:表示される動画リストは、子ども向けの動画が優先される
3:子どもには相応しくない動画をフィルタリング
4:利用時間を制限するタイマー機能あり
5:広告表示が控えめ
両者を比べてみると、それぞれこのような違いが見られます。もう少し詳しく見ていきましょう。
◆インストール後の初期設定の方法は?
YouTube Kidsをインストールすると、他アプリと同じく、まずは初期設定をする必要があります。とはいっても手順は難しくはありません。
(1)起動画面で「はじめに」ボタンをタップ
(2)あなた(保護者)の生まれた西暦年を入力
(3)説明画面が次へと進むと「保護者の方:ログインしてアプリを設定してください」と表示されるので、画面右下の矢印をタップ
(4)「保護者の同意」を下までスクロールして確認すると、Googleアカウントへのログインを求められるので、パスワードを入力して「確定」ボタンを押す
(5)その後、Gmail宛に「同意コード」が送られてくるので、それをアプリ上で入力すれば完了
これでYouTube Kidsの使用を開始できます。
ちなみに、Googleアカウントでのログインはスキップすることもできますが、子どものプロフィールを作成してコンテンツレベルなどを選択する際に必要なので、先にログインしておくことをオススメします。
あとからログインする場合は、YouTube Kidsアプリを立ち上げたあとに、
(1)鍵アイコンをタップ
(2)画面に表示された4桁の数字を入力
(3)表示されたメニューから「ログイン」を選択し、先ほど設定した生まれた年を入力
その後は、先ほど説明した手順と同じ方法でログインすることができます。
◆YouTube Kidsでは子どもが安心して使えるよう細やかな設定が可能
YouTube Kidsを細かく設定していくには、鍵アイコンからメニューを表示して「設定」をタップしましょう。設定できるのは、
【ログインしていない状態でも設定できるもの】
・アプリの音楽のオン/オフ
・効果音のオン/オフ
・検索のオン/オフ
・モバイルデータデータ使用制限のオン/オフ
・キャストのオン/オフ
・字幕(テキストサイズ&色の変更)
・ホーム画面の対象年齢(すべてのお子様向けor未就学児向けor学齢児童向け)
・パスコードの設定(※保護者の認証確認)
・履歴の一時停止のオン/オフ
【ログインした状態で設定できるもの】
・動画のブロック解除のオン/オフ
となっています。これらの設定を組み合わせていくことで、子どもには見せたくない動画の表示を防止します。
◆検索のオン/オフは子どもの年齢に応じて決めてみては
設定項目の中で特に重要なのは「検索機能」ではないでしょうか。
検索機能がオンの場合はホーム画面に表示されているもの以外の動画にも子どもが自由にアクセスでき、オフにするとアプリによるオススメをはじめとしたホーム画面に表示された動画のみが閲覧可能になります。
検索オフで表示される動画は、その状態で子どもが視聴した動画に基づいた動画がオススメとして表示されるので、保護者が見せたくない・不適切と考える動画を目にする可能性を、グッと減らすことができます。
子どもが小さいうちは、検索機能をオフにしておく方がいいかもしれませんね。
◆ブロック機能やタイマー機能を利用して視聴動画/視聴時間を管理
もちろん、うっかり意図しない動画や一緒に見ていてよくないと感じた動画は、個別にブロックすることも可能です。
(1)動画タイトル横のメニューボタンをタップ
(2)「この動画をブロックする」をタップ
これで、その動画をブロックできます。こちらの方法も覚えておいて損はありません。
さらに鍵マークから開ける「タイマー」もうまく使いたいもの。こちらは設定した時間がくると、アプリ自体がブロックされて使うことができなくなります。
時間を区切った使い方を教えるため、タイマー機能をうまく活用してみてください。
子ども向けコンテンツがメインで表示されるアプリですので、仮に検索機能をオンにしていても、よくないコンテンツが表示される可能性は低いです。子どものために動画を探す労力を減らしてくれるはずなので、お子さんがいる方は是非チェックしてみてください。
※記事内容は2018年2月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。