春こそ「格安スマホ」に乗り換えるべき季節、その理由とは?

2019/03/14

就職や進学、または転職、そして引っ越しをして新たな生活を始める、新生活を機に一人暮らしをスタートするなど、新しい環境で春を迎える方は多いのでは。そんな新生活の準備に向けて何かと出費がかさむ季節、少しの手間で節約ができる通信費の見直しをしてみませんか?

◆「春」は年末年始の次に支出が多い季節って知っていますか?

総務省統計局の家計調査によると、元旦が1年でもっとも支出が多く、次いで12月30日や31日と年末年始に支出が多くなり、月別で見ると12月が一番支出の増える期間なのですが、実は3月や4月の支出も12月と並ぶぐらい多いという調査結果があります。

やはり新生活シーズンの春先は、新生活に向けて身の回りのものや家具、スーツなどといった必要なものを買いそろえることが多く、また一人暮らしを始める人は家賃や食費、光熱費といった費用も必要になりますし、思っているよりも出費がかさみやすくなります。

そこで家計の中で節約できるものを考えたとき、真っ先に「スマホの通信費を安く抑えられるのでは?」と思う人も多いことでしょう。

総務省の「情報通信白書」によると、世帯消費支出、つまり家計に占める通信費の割合は毎年のように増え続けていて、平成29年の発表によると通信費の割合は4.14%となっています。

◆スマホの月額料金を節約するにはどんな方法がある?

その便利さもあり、暮らしの中で欠かせない存在となっているスマホですが、ここまで見てきたように毎月の通信費は結構な大きさです。ここはなんとか節約したいもの。

では、スマホの通信費を抑えるには、どのような方法が考えられるでしょうか?

ご存知の方も多いかと思いますが、スマホを利用するには、docomo、au、SoftBankといった大手キャリアのほか、NifMoなどをはじめとする「格安スマホ」と呼ばれるものがあります。

どちらを選ぶかは好みにもよりますが、以前から利用している場合が多い大手キャリアのスマホは、周りにもユーザーが多く、気持ちの部分で安心して使うことできます。

一方、「格安スマホ」は「格安SIM」、「SIMフリースマホ」、「MVNO」などと呼ばれることもあり、一般的にはキャリアのスマホよりも通信費を抑えて利用できるケースが大半です。

大手キャリアでも家族割などを利用すれば月額料金を下げることはできますが、単身世帯など、残念ながら誰しもが適用できる方法ではありません。その一方で格安スマホの場合、 “おひとりさま”でも毎月の通信費を安くすることが可能なのです。

◆安くて悪い!? そのイメージは間違い! 「格安スマホ」のメリットとデメリット

「格安スマホや格安SIMで月額料金を安くできる」というのは聞いたことはあるけど、実際にどのようなものかよくわからない……。

そんな意見をよく耳にしますが、ここで改めて「格安スマホ」がどのようなものかまとめておきましょう。

(1)大手キャリアから通信設備・通信回線を借りて運用
(2)使用回線が同じなので通信エリアは大手キャリアと同等
(3)設備維持費などが不要なため毎月の料金が押さえられる


主な特長を挙げると、この3点となります。

特に「格安スマホは通信費が安いから品質が悪いのでは……」と気になる人もいるようですが、使用している通信設備や回線は大手キャリアと同じもので、それでいて、基地局などのメンテナンスなどの維持費がかからないため、月額料金を安くできるのです。

格安スマホは適度な通信品質で料金がリーズナブルというのが最大のメリットであり、MVNOの認知度の高まりに伴って、携帯電話・スマホ利用者に占める格安スマホユーザーは10.1%(※MMD研究所「2018年3月格安SIMサービスの利用動向調査」)とじわじわ増加していますが、大手キャリアと比べるとまだ低いのが現状です。

利用率が上がらない理由としては、

・キャリアメール・キャリア独自サービスが使えない
・LINEでID検索ができない
・家族割や通話定額プランが少ない
・初期設定に不安がある


などの要因が考えられます。ですが、一見デメリットに見えるこのような内容も、キャリアメールをGmailで代替、キャリアの独自サービスはアプリで、LINEに関しても普通に使えてID検索の解決策もありますし、最近では通話定額プランや初期設定をサポートするサービスもあったりします。

つまり、キャリアのスマホから格安スマホへの乗り換えも、以前に比べるとデメリットはかなり少なくなってきていると言えます。

◆格安スマホにはどのような機種があってどう選べばいい?

格安スマホをうまく利用することで、毎月の通信費を節約できる可能性があることは理解してもらえたと思いますが、次のお悩みポイントとして、どんな端末があってどの格安スマホ事業者を選べばいいのか……という問題が出てきます。

キャリアも豊富なラインアップですが、格安スマホの機種数はそれを上回るぐらいの種類がそろっています。“格安”と呼ばれてはいますが、そのスペックは幅広く、ライトユーザーからヘビーユーザーまで、あらゆる人のニーズに対応した端末が選べます。

たとえば、コンパクトなボディと高性能なカメラが魅力のHUAWEI nova lite 3、防水性能やおサイフケータイなど充実の機能と“国内メーカー”という安心感が魅力のAQUOS sense2 SH-M08などは、NifMoほかMVNOが提供している端末の中でも人気が高めです。

価格や性能、付加機能など、格安スマホとキャリア両者における端末の性能差はほぼないので、キャリアのスマホを選ぶときと同じようにして選べばOKです。

また、格安スマホは端末とセット購入だけでなく、もともと使っていたキャリアの端末をSIMロック解除して格安SIMを挿しても利用できますし、iPhoneを使いたいという人でも、たとえばNifMoなど、最近では多くのMVNOがiPhoneにも対応しています。

◆格安スマホ事業者・MVNOはどうやって選べば? 申し込み方法は?

端末選びと同じく、格安スマホ事業者についても、1カ月あたりの通信容量と月額料金のバランスや、節約・お得になるキャンペーンやオプション、たとえばネット通販するほど通信費が安くなるNifMoの「バリュープログラム」など、自分の利用方法に合ったものを選びましょう。

キャリアのような安心感がほしいというのであれば、老舗プロバイダーであるニフティが運営する格安スマホ「NifMo」のように、安心を感じられるバックボーンがあるMVNOを選択するという手段もあります。

MVNOの月額料金がどれぐらいになるかというと、たとえばNifMoの場合、音声通話対応で1カ月のデータ容量が3GBのプランでは、月額1,600円(税込1,760円)~となります。月のデータ通信量が少なく、とにかく料金を抑えたい人は選択肢に入れてもいいと思います。

また、格安スマホは実店舗をなくして通信費を安くしているところも多いですが、申し込みはWebから簡単にできるので、時間も手間もかかりません。その上、リーズナブルに利用できるのですから、もう言うことなしですね!

春の新生活シーズンは、格安スマホもいろいろなキャンペーンが行われていることが多いので、お得に格安スマホデビューをし、賢く通信費を節約してみませんか?
※記事内容は2019年3月現在の情報を基に作成。

@niftyのおすすめインターネット接続サービス

  • @nifty光
  • ドコモ光
  • auひかり