
Netflix、Amazonプライム・ビデオほか、オリジナル作品が続々登場の「定額制動画配信サービス」4選
2018/04/24◆動画配信サービス発のアカデミー賞受賞作も
洋画や海外ドラマ、邦画、アニメなど、ジャンルによって若干の偏りはあるものの、どのサービスも人気タイトルが充実し、定額制動画配信サービスはますます競争が熾烈になっています。ユーザーから見ればどこも魅力的で目移りしてしまいそうですが、サービス選びのポイントのひとつに、ほかでは楽しめないオリジナルコンテンツのラインナップがあげられます。
各サービスが話題作のスピンオフやオリジナルドラマ、バラエティなどを続々と発信する中、2017年には「Netflix」のオリジナル作品で現在独占配信中の「ホワイト・ヘルメット‐シリアの民間防衛隊‐」が第89回アカデミー賞にて短編ドキュメンタリー映画賞を受賞。
2018年にはやはりNetflixのオリジナル作品「イカロス」第90回アカデミー賞にて長編ドキュメンタリー賞を獲得しました。
同じくNetflixにて独占配信中の「マッドバウンド 哀しき友情」が、第90回アカデミー賞で脚色賞、助演女優賞、撮影賞にノミネート。過去にも「最後の追跡」、「13th‐憲法修正第13条‐」、「最期の祈り」などが、オリジナル作品でオスカー候補となっています。
動画配信サイト発のタイトルが賞レースを席巻する日も、そう遠くはないのかもしれません。
◆動画配信サービス4社のオリジナル作品傾向
1:Netflixオリジナルドラマがかなり充実。映画やドラマの賞レースを賑わせた話題作や、世界的人気ドラマの続編の配信も。また日本のドラマも豊富で、又吉直樹原作のドラマ「火花」やジャニーズWEST主演の「炎の転校生REBORN」といった気になるタイトルも多数あります。
Netflix以外のサービスも負けてはいません。
2:Amazonプライム・ビデオ
オリジナルテレビ番組を多数制作しており、2016年に配信スタートした「弁護士ビリー・マクブライド」では、主演のビリー・ボブ・ソーントンがゴールデングローブ賞テレビドラマ部門男優賞を受賞! さらに「スニーキー・ピート」、「BOSCH/ボッシュ」、「高い城の男」、「パトリオット ~特命諜報員 ジョン・タヴナー~」など、話題作が続々登場しています。
また、日本のオリジナルのテレビ番組も豊富で、たとえば「仮面ライダーアマゾンズ」は2シーズン・26エピソードが制作されるほど人気を集め、その続編が劇場映画化することが発表されています(2018年5月19日公開予定)。
ほかにも、子ども向け作品やドキュメンタリー、アニメなど、ここでしか見られないオリジナルドラマが多数ラインナップされています。
3:dTV
日本のエンタメファンなら、dTVのオリジナルコンテンツも見逃せません。「銀魂-ミツバ篇-」や「テラフォーマーズ/新たなる希望」、「アイアムアヒーロー はじまりの日」など、豪華キャストによる話題作の続編や前日譚、スピンオフが充実しています。
さらに、人気のお笑い・バラエティ番組やその他のジャンルも合わせると、オリジナル作品の数はゆうに200を超えています。
4:Hulu
海外ドラマに強いというイメージがありますが、実は日本の話題作から派生したアナザーストーリーも多数。「雨が降ると君は優しい」、「代償」などのオリジナルドラマも要注目です。
◆見放題サービスは独占配信タイトルで選ぶ
オリジナル作品のほかにも、サービスごとに独占配信契約を結んだタイトルがある場合があります。ほかのサービスでは見られない1社独占配信のタイトルもあれば、A社では無料で見放題だが、他サービスでは別途課金が必要という場合も。定額制配信サービスを選ぶときは、どのサービスでも見られるタイトルより、オリジナルコンテンツや独占配信タイトルの中に好みのタイトルがあるかどうかを重視するのもいいでしょう。
とはいえ、細かく比較検討する必要はありません。Amazonプライム・ビデオを除く定額制動画配信サービスは、いつでも解約・再契約が可能です!
「この作品が見たいから、今月はこのサービス!」といった具合に、手軽に利用してみては?
※記事内容は2018年3月現在の情報を基に作成。