
「照明」で一気にプロっぽく!インスタやフリマ用の写真撮影のコツ
2018/05/17YouTubeに投稿する動画や、メルカリなどフリマアプリ用の商品写真で、照明に気を遣っている人は多くありません。特に屋内では、部屋の蛍光灯だけで撮影している人が大半でしょう。でも、実は照明こそ、再生数や売上アップの大きなカギなのです。
◆「キレイに撮る」第一歩は専用ライトから
YouTube用の動画や、メルカリなどフリマアプリ用の商品写真を撮影する際、皆さんは照明に気を遣われていますか? スマホで簡単に撮影できるからと、簡単&お手軽に済ませていませんか?
多くの方は、部屋の照明(蛍光灯)だけで撮影されていて、デジカメで写真を撮る場合は、内蔵フラッシュを光らせているはずです。
でも、その動画や写真はキレイですか? 思うように撮れない、色合いが実物と違う、影が出てしまう、一部だけ光ってしまうなど、うまく撮れずに悩まれている方も多いのではないでしょうか?
YouTubeでの再生数やフリマアプリでの売上は、撮影対象や商品をどれだけキレイに見せられるかで大きく変わってきます。その「キレイに撮る」ためにもっとも重要なのが、照明の使い方なのです。
でも、どうしたら? 素人でも、プロのように撮影できるの? そう思われたなら、まずは「撮影用のLEDライト(ビデオライト)」を用意しましょう。このようなライトの光を撮影物にあてただけでも、蛍光灯の下で撮るよりもずっとキレイに写るはずです。
ライトはオモチャのようなモノからプロ向け機材まで千差万別ですが、2,000円~3,000円も出せば、それなりの製品が購入できるでしょう。乾電池で動かせるため、使い方も簡単です。
◆レフ板を使えばさらに美しく撮れる!
このようなLEDライトは、足の部分がシューと呼ばれる構造になっています。これはカメラや三脚(ライトスタンド)に取り付けるための標準規格で、どこのメーカーの製品でも同じ構造です。
ライトスタンドは1,000円程度から購入できますが、100均で売られているような、コンパクトカメラ用のミニ三脚で代用しても構いません。ミニ三脚でも、机やイスの上に置けば立派なライトスタンドになります。
さらに美しく見せたい場合は、レフ板と呼ばれる白い板を使います。ライトで直接照らすのではなく、レフ板に反射させた光を撮影物に当てるわけです。そうすると光がまんべんなく全体を包み込み、撮影する物が優しく輝いて見えますよ。
レフ板というと、テレビでもよく目にする、クルクルッと開く丸型をイメージされるかもしれません。しかし、丸型は手に持って使うことが前提なので、一人での撮影には不向き。四角い板状のほうが使い勝手は良く、値段も500円ほどとお手頃です(丸形は1,500~2,000円程度)。
わざわざ買わなくとも、ダンボールに模造紙などを貼るだけでもOK。要は、白い板なら何でもいいのです。
こうした照明+レフ板は、影が出やすい動画撮影では必須アイテムといったほうがいいかもしれません。YouTubeで万単位の再生数を得ている投稿者なら、誰もが使っている撮影テクニックです。
文章で読むと「難しそう」と思われるかもしれませんが、やってみると意外に簡単なはず。高価なビデオカメラや一眼レフを使わなくても、スマホ+ちょっとした手間で、写真や動画のクオリティは驚くほどアップします。皆さんも、ぜひお試しあれ。
※記事内容は2018年4月現在の情報を基に作成。