首や肩のこり、頭痛やめまいが続く「スマホ首」に、簡単5分ストレッチ法

2018/06/15

多くの日本人が発症していると言われている「スマホ首」。首や肩のこり、頭痛やめまい、耳鳴り、手のしびれなど、さまざまな不調を引き起こすおそれがあるので、早めの対処が不可欠です。

◆その不調、原因はスマホ首かも

首や肩まわりのこりがほぐれない、頭がボーッとする、原因不明の頭痛やめまい、耳鳴りに悩まされている、疲れているのに眠れない、手がしびれる……そんな不調に悩まされている人はいませんか?

健康診断で異常がみられない場合は、「スマホ首」を疑った方がいいかもしれません。

頭の重さは体重の約10%といわれており、体重50kgの人なら5kgにもなります。上体を起こしている間は頭の重さはほどよく分散されるものの、下向き姿勢でスマホを操作する際は、思っている以上に首に大きな負担がかかります。

首を曲げる角度によっては、20kg以上の負荷がかかるという説もあるほど!

頭の重みといわれてもピンとこないかもしれませんが、5kgのお米にたとえると、その負担は容易に想像がつきますよね。

人間の頚椎(首の骨)は本来緩やかに湾曲しているものですが、下を向いてスマホ操作に没頭するうちに自然なカーブが失われてしまいます。

これは「ストレートネック」と呼ばれる状態で、スマホ首の別名。ストレートネックになると首や肩の筋肉に負担がかかり、不調を引き起こす原因となったりします。先ほどから説明しているような症状が現れるのは、首や肩の血行が妨げられるからです。

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◆ストレスや老化にもつながるって本当!?

また、ストレートネックはストレスや老化の原因にもなりうるといわれています。

痛みや不調が続くとストレスがたまり、首こりは自律神経のバランスにも影響を及ぼすため、免疫力の低下にもつながりかねません。免疫力が落ちると疲れやすく病気になりやすい状態になるばかりか、見た目年齢が上がってしまう可能性も。

ストレスを抱えるのもイヤですが、肌のハリツヤが失われ、見た目年齢がアップすると思うとゾッとしますよね。

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◆セルフケアでスマホ首を改善

スマホ首は整体やマッサージなどで改善することができますが、日々のセルフケアも効果的です。ここではおすすめの方法をご紹介します。

【5分間の寝るだけセルフケア】※バスタオルを2枚用意します。
(1)まずはバスタオルをそれぞれ縦に折り、端からくるくると丸めて筒状の枕を作ります。ヒモなどがあれば、ぐるっと縛って固定しましょう。
(2)1つを首の下に、もう1つを骨盤の下にくるよう横向きに置き、仰向けで横になります。
(3)両手を頭の上へ伸ばします。あとは全身の力を抜いて5分ほど姿勢をキープするだけ。

ほどよい牽引効果で首まわりのこりをほぐし、頸椎だけでなく背骨や骨盤も自然矯正へと導きます。寝るだけのカンタンケアなので、スマホ首の予防・改善に役立ててみてください。

スマホ首の原因はスマホ操作に限りません。デスクワークやゲーム、読書、調理など、下を向いての作業には常にそのリスクがつきまといます。

首・肩まわりのマッサージやストレッチもとても有効なので、長時間姿勢が固まるときは数十分に1度は筋肉をほぐす習慣を身につけたいものです。

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