健康は睡眠から! スマホと連動した「睡眠センサー」が密かなブーム

2018/08/27
新たな睡眠グッズとして注目を集める、NOKIAのIoT睡眠センサー「Nokia Sleep」。スマホの健康管理アプリ「Health Mate」と連携すれば、睡眠に関する各種情報から“いびき”チェックまで、眠りのすべてがわかる!?

◆見た目は敷きパッドでも立派なIoT機器「Nokia Sleep」

誰でも一度は悩んだことがある“睡眠”に関して、ちょっと面白そうな商品があることはご存知でしょうか。しかも発売元が通信業界で世界最大手のNOKIAだと聞けば、さらに興味がわきませんか?

それが、2018年4月から日本でも販売開始となった「Nokia Sleep」。ネーミングからして、そのものズバリという感じですね。

「Nokia Sleep」の見た目は小さな敷きパッドで、大きさは60センチ×20センチ、厚さは1センチほど。ベッドなら敷布団とマットレスの間に敷きます。海外生まれの製品なので和室利用は想定されていないようですが、畳と敷布団の間に敷いても問題ないでしょう。

でも、単なる敷きパッドではありません。睡眠サイクルや心拍数、いびきなど各種情報から睡眠の質とパターンを記録&分析する、高機能なIoT機器なのです。

パッドにはWi-FiとBluetoothが内蔵されていて、睡眠中に取得した各種データをお手元のスマホに送信。NOKIAの健康管理アプリ「Health Mate」と組み合わせることで、さまざまな快眠情報を得られるという仕組みです。

パッド部(本体)は充電式。付属品のUSBを介してコンセントにつなげば、充電されます。

◆「Nokia Sleep」+「Health Mate」で睡眠のすべてがわかる!?

「Health Mate」では、「Nokia Sleep」から送られたデータが入眠時間・起床時間・睡眠の深さとしてグラフ表示されます。浅い睡眠と深い睡眠を繰り返す規則性も一目でわかり、眺めているだけでも面白いですよ。

睡眠の「持続時間」「深さ」「規則性」「中断回数」「眠るまでの時間」「起きるまでの時間」も細かく分析され、気になる“いびき”の有無もチェック。数値と解説での分析はわかりやすく、「良い」「悪い」ではっきり評価してくれます。このあたりは、いかにも海外生まれの製品らしい一面だといえるでしょう。

こうした情報を踏まえて、その日の「睡眠スコア」が点数(100点満点)化されます。70点以上は出にくいようですが、やはり現代人は慢性的な睡眠不足ということでしょうか?

1日単位だけでなく、1週間や1カ月を通しての平均数値も参照できます。さらには、カレンダー表示にすると曜日別でも見ることもできます。何曜日は睡眠が浅いなどのパターンを知れば、自身の健康管理にも役立つことでしょう。

なお、スマホは「Nokia Sleep」本体をBluetoothで認識します。Bluetooth機能がない一部端末では利用できないため、注意が必要です。

◆「Nokia Sleep」は「IFTTT」機能でIoT機器と連動可能

また、各種の情報はWi-Fi経由でやりとりされます。Wi-Fiネットワークは2.4GHz専用なので、もし5GHzを使用中なら、アクセスポイントを切り替えなければ使えません。

なぜそんな仕様に? と疑問に思うかもしれませんが、これは「Nokia Sleep」+「Health Mate」が「IFTTT(イフト)」機能を持つため。

NOKIAは「ホームオートメーションパッド」と呼んでいますが、ほかのIoT機器(IFTTT対応)と連携できるのです。

たとえば、ほかのスマートライトやスマートリモコン(+IFTTT照明器具)と組み合わせれば、「就寝したら照明を消す」などの自動設定が可能に。これなら、真っ暗だと寝付けない方も電気代を節約できて安心ですね。

※記事内容は2018年7月現在の情報を基に作成。

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