フリーWi-Fiスポットの危険性と安全に使うためのセキュリティ対策7つ

通信量を節約したいときに役立つのが無料で使えるフリーWi-Fiスポット。ところがフリーWi-Fiに接続する時にきちんとした使い方をしなければ、不正アクセスや通信内容を覗き見されてしまうリスクがあります。

テレワークやフリーランスといった働き方が増えてきた昨今では、フリーWi-Fi(ワイファイ)スポットでWi-Fi接続する機会も増えています。

今回はフリーWi-Fiを安全に使うためにフリーWi-Fiスポットを利用する危険性と、やってはいけないことやセキュリティ対策まで解説していきます。

フリーWi-Fi(ワイファイ)とは

フリーWi-Fiは公衆無線LANの一種で、Wi-Fi対応のPCやスマホを持っていれば無料で利用できるインターネット接続サービスです。

そしてこのフリーWi-Fiが提供されている場所のことをWi-Fiスポットと言います。

・大容量ファイルを送りたい
・ビデオ通話を楽しみたい
・動画をチェックしたい


外出先で上記のようなときに自分の通信容量を使うことなくインターネットを利用できることがフリーWi-Fiを利用するメリットです。

フリーWi-Fiのなかには携帯キャリア限定や、事前にパスワード取得が必要なケースもありますが、多くのサービスは誰でも自由に使うことができます。

このフリーWi-Fiはどれくらい利用されているのでしょうか。

フリーWi-Fiの利用率

全国の男女2,179人にフリーWi-Fiを利用するかアンケートをとったところ、「接続先を選んでたまに使っている」「接続先を気にせず頻繁に使っている」と回答した人が56.6%となり、およそ2人に1人はフリーWi-Fiを利用していることになります。

調査期間:2019年07月05日~2019年07月18日
調査媒体:何でも調査団
調査名:Wi-Fiについてのアンケート

一方で、15.5%が「怖くて(よく分からなくて)全く使ったことはない」と回答しており、フリーWi-Fiを利用することに危険性を感じている人がいます。

ここで言うフリーWi-Fiを利用する危険性とはどういったものがあるか詳しく見ていきましょう。

フリーWi-Fiスポットを利用する危険性

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フリーWi-Fiスポットでは、SSIDと呼ばれるWi-Fiの名前を選択すればインターネットを簡単に利用することができます。

きちんと管理された無フリーWi-Fiを利用する場合は基本的に安全に利用することができますが、悪意のある人間が偽物のフリーWi-Fiを展開している場合があります。

フリーWi-Fiを公開する際に本物と同じSSIDを設定することで、公式に展開されているフリーWi-Fiに見せかけ、ユーザーのアクセスを誘うという手法があります。

このような偽物のWi-Fiや暗号化されていないWi-Fiを利用してしまうことで起こり得るリスクは、主に以下の3つが挙げられます

・のぞき見や盗聴
・位置情報の不正取得
・遠隔操作


順番に見ていきましょう。

 

のぞき見や盗聴

暗号化されていないWi-Fiを利用していると、同じWi-Fiに接続している第三者が閲覧しているWebサイトのURLやメールの内容などを簡単に見ることができます。

また偽物のWi-Fiを利用してしまった場合には、通信した情報がWi-Fiを介して発信されるため、パスワード情報などを抜き取られる可能性もあります。

位置情報の不正取得

安全でないフリーWi-Fiを利用することで、Wi-Fiに接続している機器へ侵入されてしまう場合があります。

特にスマホへ侵入されてしまうとGPS機能を使って居場所を特定されてしまい、一時的な被害だけでなく、常に行動を監視されてストーカー被害にあってしまう可能性もあります。

遠隔操作

Wi-Fiに接続している機器へ侵入できるということは、機器を遠隔操作される可能性もあります。

カメラ機能を遠隔操作で使用されて顔や自宅を勝手に撮影されてしまうケースや、自分の機器だけでなく、ウイルスを周囲に展開させるといった危険性があります。

フリーWi-Fiスポットで絶対にやってはいけない3つのこと

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こういった被害にあわないためにフリーWi-Fiスポットで絶対にやってはいけないことを把握しておきましょう。

絶対にやってはいけないことは以下の3つです。

・知らないフリーWi-Fiスポットの利用
・暗号化されていないフリーWi-Fiスポットの利用
・ログインが必要なページへのアクセスや個人情報の送受信


順番に見ていきます。

知らないフリーWi-Fiスポットの利用

商業施設などで開放されているWi-Fiスポットはセキュリティ対策がされているものが大半ですが、提供元が確認できない正体不明のWi-Fiスポットには接続しないようにしましょう。

Wi-Fiスポットの中には前述したようなスマホユーザーを狙った偽Wi-Fiが潜んでいる場合もあるのでご注意を。

暗号化されていないフリーWi-Fiの利用

暗号化されていないフリーWi-Fiでは、通信内容が丸見えになる危険性があります。

SNSを使うだけでもアカウント乗っ取りなどの被害に遭うおそれがあるので、セキュリティ保護されているネットワークかどうか(鍵マークがあるかどうか)を確認した上で利用するようにしてください。

ログインが必要なページへのアクセスや個人情報の送受信

ログインが必要なページではIDやパスワード情報を送信しないのが賢明です。ネットバンキングやオンライントレードはもちろんですが、WEBブラウザを利用した通販なども控えた方がいいでしょう。

多くの人がIDやパスワードを記憶させて簡単にログインできるようにしているため、ログインしているという意識が薄くなっています。

フリーWi-Fiを利用する時にはログインしないことを意識するようにしましょう。

メールチェックや、SNSへのログインだけでも被害に遭ったというケースが多数報告されていますが、メールやSNSを控えるのは難しいことです。

Wi-FiスポットでメールやSNSを利用する場合は、提供元がはっきりしている暗号化されたWi-Fiであることを確認した上で、人に見られて困る情報の入力は控えるようにしましょう。

フリーWi-Fiを安全に利用するための7つのセキュリティ対策

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フリーWi-Fiを悪用した不正アクセスや盗み見などの被害に合わないように、万が一に備えてセキュリティ対策もしておきましょう。

フリーWi-Fiを安全に利用するためのセキュリティ対策が以下の7つです。

1:むやみにフリースポットを登録しない
2:接続前に確認メッセージを表示する
3:登録しているアクセスポイントごとに自動接続を切る
4:使わないときはWi-Fiを切っておく
5:セキュリティソフト(アプリ)を入れる
6:無料Wi-Fi利用中は「https」から始まるサイトだけ見る
7:VPNサービスを利用する


順番に見ていきます。

むやみにWi-Fiスポットを登録しない

提供元がはっきりしているWi-Fiスポットは比較的に安全に利用することができますが、登録しているWi-Fiスポットが増えるとそれだけリスクが高まります。

頻繁に利用するWi-Fiスポット以外はなるべく登録しないようにしましょう。

Wi-Fi接続前に確認メッセージを表示する

Wi-Fiスポットを拾うとインターネット接続を開始する前に確認メッセージが表示されます。

設定変更で確認メッセージを非表示にすることも可能ですが、接続前の確認メッセージは必ず表示させて不要な接続をしないようにしましょう。

登録しているアクセスポイントごとに自動接続を切る

一度登録したWi-Fiに自動で接続する機能がありますが、同じSSIDを使った偽物のWi-Fiにも自動で接続してしまう可能性があります。

利用したことがあるWi-Fiでも自動接続してしまわないようにアクセスポイントごとに自動接続をオフにしておきましょう。

使わないときはWi-Fiを切っておく

上記で自動接続がされないように設定していても、設定が漏れていて気付かないうちに自動接続してしまう可能性もあります。

またWi-Fiをオンにしておくと接続ポイントを探し続けることになり、バッテリーの減りも早くなってしまいます。

Wi-Fi接続を使わない時にはWi-Fiを切っておくようにしましょう。

セキュリティソフト(アプリ)を入れる

セキュリティソフトをインストールして万が一の時に備えましょう。

偽物のWi-Fiスポットに接続してしまった場合や機器の乗っ取りが起きた場合にも、不正サイトへのアクセスやウイルス感染されないようにセキュリティソフトを入れておくとリスクを軽減できます。

【2020年版】最低限ここまではやっておきたい! パソコン&スマホのセキュリティ対策

フリーWi-Fi利用中は「https」から始まるサイトだけ見る

「http」とは違い、「https」から始まるWebサイトはインターネットの通信を暗号化されたサイトになっています。

暗号化された通信は傍受されにくく、「http」から始まるWebサイトよりも安全にインターネットを利用することができます。

鍵マークがついているサイトが目印です。

VPNサービスを利用する

VPNとは、「Virtual Private Network(バーチャル・プライベート・ネットワーク)」の略語で、「仮想的」に構築された専用ネットワークで通信をすることで盗聴やのぞき見などのサイバー攻撃を防ぐための技術です。

詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

「VPN」とは-意外と知らないIT用語の基本

VPNを使えばフリーWi-Fiを利用しても悪意ある人間が簡単にアクセスすることができなくなるため、フリーWi-Fiを利用せざるを得ない場合にはVPNの導入を検討してみましょう。

公衆無線LANに潜む危険性…「VPN」で安心接続できるセキュリティ付き公衆Wi-Fiサービスとは?

まとめ

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テレワークやフリーランスといった働き方が拡大している昨今では、フリーWi-Fiスポットを利用する機会は多く、スマホの通信制限を回避するためにもフリーWi-Fiへ接続することもあります。

ですがフリーWi-Fiを利用することには危険性があることを把握しておきましょう。

フリーWi-Fiを利用する危険性
・のぞき見や盗聴
・位置情報の不正取得
・遠隔操作


これらの危険性を回避するための対策を理解しておけばリスクを減らすことができます。

フリーWi-Fiを利用する際には以下のことを意識してリスクを減らすように心がけましょう。

フリーWi-Fiスポットで絶対にやってはいけない3つのこと
・知らないフリーWi-Fiスポットの利用
・暗号化されていないフリーWi-Fiスポットの利用
・ログインが必要なページへのアクセスや個人情報の送受信


それでも万が一悪意のある人間によりサイバー攻撃を受けてしまった時のために、セキュリティ対策もしっかり取っておきましょう。

フリーWi-Fiを安全に利用するための7つのセキュリティ対策
1:むやみにフリースポットを登録しない
2:接続前に確認メッセージを表示する
3:登録されているアクセスポイントごとに自動接続を切る
4:使わないときはWi-Fiを切っておく
5:セキュリティソフト(アプリ)を入れる
6:無料Wi-Fi利用中は「https」から始まるサイトだけ見る
7:VPNサービスを利用する


特にVPNは、不特定多数が利用するネット上でデータを安全にやりとりするため、暗号化した専用回線を使って通信を行い、第三者への漏えいを防ぐ技術です。

無料Wi-Fiの通信が暗号化されていないのであれば、VPNを利用してユーザー自身が通信を暗号すれば、リスクの軽減につながります。

扱いが難しそうに感じるかもしれませんが、「@nifty VPN wifi」のようなVPNサービスを利用すれば、簡単に導入できます。

VPN接続に必要なものをサービス事業者が用意してくれるので、あとは申し込んで専用アプリをインストールするだけでOKです。

これまで気にせずフリーWi-Fiを利用した経験がある人は、今回紹介した方法を参考に、状況に応じた対策を試みてください。

▼ 公衆無線LANスポットを安心して利用するためのスマホアプリ【@nifty VPN WiFi】


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