“映え”るお店を見つけたら予約までできるInstagramのアクションボタン 使い方は?

2019/03/08
Instagram(インスタグラム/インスタ)が2018年秋から日本にも本格導入を開始した、新機能“アクションボタン”。その第一弾として、「ぐるなび」と連携したレストラン予約が話題になっています。どのような機能で何ができるのか。ぐるなび予約を例に見てみましょう。

◆Instagramが「ぐるなび」と連携した“アクションボタン”とは

ぐるなびとの提携による“レストラン予約”が、Instagramのアクションボタン機能の一環であることは、意外に知られていないかもしれません。一体どのような機能なのでしょうか。

では、ぐるなびの予約機能を例に、Instagram利用時の手順を追ってみます。

(1)Instagramアプリを立ち上げ、下部の虫眼鏡アイコンをタップして検索ページへ
(2)料理名や地域などで検索するか、上部に表示された「食べ物」カテゴリの投稿やハッシュタグなどで興味のある飲食店を探す
(3)投稿されている写真の店名orアイコンをタップし、店舗公式アカウントへ
(4)店舗プロフィールページが参照し、気に入ったら「席を予約する」ボタンをタップ
(5)ぐるなびのネット予約ページに自動転送され、あとは内容を決め予約

おおまかな流れを追うと、上記のようなイメージでしょうか。

文字にするとちょっと複雑に見えますが、単純に店検索から予約まで、Instagramアプリ以外のアプリを別に立ち上げずに完結できるのが、アクションボタンの役割なのです。

◆Instagramで写真から直感的にお店を予約

飲食店を探すとき、予約サイトではなくインスタを使うという人が増えてきているようです。たしかにユーザーが「良かった」「おいしかった」と感じた店がアップされている可能性が高く、自分も行ってみたいと思わされます。

一般的に、Instagramで良さそうなお店を見つけた場合、

・ブラウザや専用アプリを立ち上げ→予約サイトやアプリで店を検索→コースなどを調べて予約

というステップが一般的で、ほかのアプリを使う必要があります。これをInstagramアプリだけでOKなら、ユーザーにとってもお手軽&簡単です。

良さそうな料理の写真からその店のアカウントに行き、アクションボタンをタップするだけで、ぐるなびの予約ページと移動してコースなどが一覧表示されれば、どのコースの予約でどんな料理が……などと悩む必要もありません。直感的なイメージから予約できるわけです。

そのためには、店側がどのようなInstagramを作ってくれるかも重要です。単にキレイな写真を載せるだけでなく、それをどう見せるのか。店舗にとっては、潜在的な利用者層をどう誘導するかが試される、新たなビジネスモデルともいえそうです。

逆に利用者からすれば、利用しやすい店選びの基準にも。こうした店をフォローしておけば、急に飲食店の予約が必要になった際も、あわてずにすむはず。

◆アクションボタンから店予約する際の注意点

ただし、Instagramやぐるなびに載っている店すべてが対象なわけではありません。

・ぐるなびネット予約を設定
・InstagramアカウントをInstagramビジネスプロフィールに移行済
・アクションボタンで「ぐるなび」を設定

上記の3条件を満たさない(※「席を予約する」がない)店は、Instagramから予約できないので気を付けましょう。

Instagramのアクションボタンは、ほかにもホテルや各種チケット、さまざまな店の予約にと利用範囲を広げています。

日本ではぐるなびとの提携が第一弾になりますが、欧米ではヘアサロンやネイルサロン、スパやフィットネスクラブ、歯科医といった生活全般に活用が進んでいるとか。今後も活用の幅が広がるはずなので、楽しみですね。

※記事内容は2019年2月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。

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