
IoT家電に潜むリスクはセキュリティWi-Fiルーターで防御!危険性とセキュリティ対策の基本
2019/04/01登場し始めの頃と比べると、「IoT(Internet of Things/モノのインターネット)」という言葉も、スマホを使って操作できる「IoT家電」が増えてきたことで、聞き慣れた人も多いのでは。便利なイメージの中、普及が進むIoTですが、実はいくつかの問題点も指摘されています。ここではIoTに潜むリスクに迫ると共に、対抗手段を探っていくことにします。
◆スマートホームに潜むセキュリティリスクとは…
IoTを取り上げる際、切っても切れないものとして登場するのが、セキュリティに関する話題です。
たとえば「個人情報(プライバシー)の窃取」や「不正操作」。スマホやパソコンなどでもよく耳にしますが、IoTによりさまざまな製品とインターネットがつながると、情報搾取や不正使用の被害に遭う対象機器が増えることになります。
2015年に開催された世界最大のセキュリティカンファレンス「Black Hat USA 2015」で、パソコンから自動車のエンジンやハンドルを不正操作で制御する実験が紹介されているほか、街角の防犯カメラや見守り用に設置したカメラなどに不正アクセスされた事例も多く報告されています。
また、有名なマルウェアとしては「Mirai」があり、こちらはIoT機器を攻撃して侵入。機器の乗っ取りを仕掛けてきます。
ほかにも迷惑メール発信源とされてしまう「踏み台化」や「改ざん」「妨害」「なりすまし」、さらにデバイス自体の問題として「発熱・発火などの安全面」などのリスクも想定されます。
どうしてIoT機器にこれだけのセキュリティリスクが存在するのかというと、IoT技術が広まるまでは、インターネットに接続して使うことがなかった機器が大半だからと考えられます。
基本的にネットに接続して使うことが多いスマホやパソコンであれば、サイバー攻撃の脅威を意識しやすいですが、IoT家電などのデバイスは、どうしてもセキュリティへの意識が薄れがちに……。そのため、攻撃を受けても気付かなかったり、早期発見&駆除という行動が取りにくかったりするのが現状です。
◆IoTデバイスをリスクから守る4つのセキュリティ対策
ここまで読んでくると「IoTって怖い……」と感じてしまうかもしれませんが、セキュリティ対策をしっかりとしておけば、被害に遭う可能性をグッと下げることが可能。これはスマホやパソコンなどと同じですね。
では、具体的にはどのような対策方法があるのでしょうか。
(1)IoTデバイスはネットに接続していることを意識
さまざまな対策術を講じる前に、やはりこの点を改めて認識しておくことが大切です。ネットにつないで便利になる反面、残念ながらリスクが生じる可能性を頭に入れておきましょう。
(2)初期パスワードは必ず変更する
スマホのパスコードと同じく、IoT機器にもIDやパスワードなどが用意されていることが一般的です。初期設定のパスワードは、あくまでも初期設定を行う際に必要なものです。任意のパスワードに変更して、不正侵入への対策をしましょう。
(3)IoT機器をアップデートし最新の状態を保つ
ネット上の脅威やサイバー攻撃のパターンは日々、変化していきます。ネットに接続する以上、IoTデバイスの状態を常に最新の状態に保つことも欠かせません。OSやセキュリティ対策ソフトをアップデートするイメージと思ってください。
(4)IoT家電などをインターネットにつなぐ際、セキュリティ対策を行う
ネットにつなげば、さまざまな機能を利用でき便利さや快適さがアップするのがIoT家電のいいところ。各デバイスを直接インターネットに接続することもできますが、どうしてもリスクを伴うため、できればIoT家電などを一括で保護できる、「セキュリティWi-Fiルーター」の導入を検討してみてください。ルーターがセキュリティ対策となり、被害を防ぐ役割を果たしてくれます。
◆セキュリティWi-Fiルーターを利用するメリットとは
いくつか見てきたIoTのセキュリティ対策の中でも、特にセキュリティWi-Fiルーターの導入がおすすめ。セキィリティWi-Fiルーターのイメージは、無線LANルーターの代わりとして使えるだけでなく、1台でセキュリティ面までカバーしてくれるという優れものです。
「家中のネット家電を丸ごと守るには、「セキュリティWi-Fiルーター」がおすすめなワケ」でも紹介していますが、F-Secure社の製品を採用したセキュリティWi-Fiルーター「F-Secure SENSE」が要チェックです。
同デバイスの詳細は上記の記事に譲りますが、F-Secure社のテクノロジーは、AV-TESTの「Best Protection Award」を6年間で5回受賞している、 世界でも認められたアンチウイルス製品です。
しかもスマホやタブレットの専用アプリなら、Android・iOSを問わず、ライセンスは無制限! 何台ものデバイスにインストールが可能ですから、今まで守れなかったものが守れるようになります。
また見た目も北欧デザインということもあり、ひとつのインテリアとして、空間を引き締めてくれるのもうれしいところ。F-Secure SENSEを取り扱っている事業者の中でも、注目してほしいのが「@niftyスマートセキュリティ」。
お得に自宅のネット接続機器のセキュリティ環境を整えたい人は、是非ともチェックしてみては。
費用などの詳細については公式HPをご確認ください。
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※記事内容は2019年2月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。
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