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ワクチン接種証明書アプリ(ワクチンパスポート)の取得方法

2022/01/13

国内では2021年7月より、新型コロナウイルスワクチン接種済の海外渡航者向けにワクチンパスポートを発行していましたが、デジタル庁と内閣官房は、12月20日にApp Store及びGoogle Playでワクチン接種証明書アプリを公開しました。

本記事では、ワクチン接種証明書アプリ(ワクチンパスポート)の詳細について解説していきます。ワクチン接種済の方はぜひ申請の参考にしてください。

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ワクチン接種証明書とは

ワクチン接種証明書とは、新型コロナウイルスのワクチン接種済であることを公的に証明するものを指し、「スマホのアプリで表示する方法(マイナンバーカードが必要)」と、市区町村に申請して「紙の証明書を取得する方法」があります。

ここでは、それぞれのワクチン接種証明書の入手方法について確認していきます。

 

ワクチン接種証明書アプリで表示する方法

12月20日に公開された「ワクチン接種証明書アプリ」を使って、接種証明書を表示させる手順について解説します。登録には「マイナンバーカード」が必要になるため、事前にご用意ください。

 

接種証明書アプリでできること

発行:日本国内用と海外用の新型コロナワクチン接種証明書を取得できます。
提示:
取得した接種証明書は、アプリを起動すればいつでも表示できます。
読取り:
他のスマートフォン等で表示された接種証明書の二次元コードを読み取って、内容を確認することができます。

 

ワクチン接種証明書アプリ登録に必要なもの

ワクチンパスポートの申請に必要なものは、以下の3点です。

・マイナンバーカード
・マイナンバーカードの券面入力補助用暗証番号(カード受取の際に設定した4桁の数字)
・パスポート(海外用を発行する方)

 

登録の流れ

1.アプリをインストールします

iOS:新型コロナワクチン接種証明書アプリ
Android:新型コロナワクチン接種証明書アプリ

 

2.アプリを起動し、「接種証明書を発行」選択し、「用途の選択」を表示
日本国内用か海外用のどちらを発行するか選択します。(※以下、iOSの画面で解説)
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3.「暗証番号の入力」画面で、マイナンバー カードを受け取った際に設定した4桁の暗証番号を入力します。 3回間違えるとロックされるので、注意してください。
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4.「マイナンバーカードの読み取り」画面で、スマートフォンにマイナンバーカードをぴったりと密着させて読み取ります。
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5.「自治体の選択」画面で、接種時に住民票があった市区町村を選択

6.「ワクチン接種記録を検索」ボタンをタップし、表示されたワクチン接種記録内容を確認

7.「発行する」ボタンをタップして、接種証明書を発行

一度登録が完了すると、アプリ起動時に証明書が表示されるようになります。

詳細は、厚生労働省のサイトにてご確認にください。

 

紙のワクチン接種証明書を取得する方法

紙の接種証明書は各市町村で申請・発行が可能です。原則住民票がある自治体にワクチン接種済証などの書類を提出すれば、発行してもらえます。

申請方法は、郵送やオンライン申請など自治体によって異なるため、詳細については自治体のHPなどで確認してみてください。

 

紙のワクチン接種証明書申請に必要なもの

紙のワクチン接種証明書の申請に必要なものは、以下の4点です。

1.申請書(各自治体で準備されたもの)
2.海外渡航に利用する有効期間内のパスポート
3.接種券のうち「予診のみ」部分(紛失した場合は、マイナンバーが確認できる書類を提示することで本人確認が可能)
4.接種済み証もしくは接種記録書(予診票の写しで申請できる自治体もあり)

提出する書類は、基本的に写しで問題ありません。また、自治体によっては、上記以外に書類を求められる場合があるため、HPなどで確認してみてください。

 

紙の接種証明書申請から発行までの流れ

紙のワクチン接種証明書の申請先は、原則ワクチン接種を受けた自治体です。窓口で申請・郵送・オンライン申請など、自治体によって受付方法が異なるため事前に確認する必要があります。

ワクチン接種後に転居した場合は、接種する際に利用した接種券を発行した自治体への申請となります。1回目と2回目のワクチン接種を別の自治体で受けた場合は、それぞれの自治体が申請先になります。

また接種券が届く前に、先行接種や職域接種を受けた場合でも申請が可能です。

 

紙の接種証明書について、よくある質問

各自治体に接種証明書を申請する際に、よくある質問をまとめました。

 

接種証明書に有効期限はありますか?

接種証明書に有効期限はありません。ただし国によっては、発行期間を条件としている場合があるため、事前に渡航先のHPなどを確認しておく必要があります。渡航先の入国条件については、外務省のHPで最新情報が提供されているのでぜひ確認してみてください。

参考:海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧

 

発行手数料はかかりますか?

接種証明書の発行手数料は、今のところ原則無料となっています。しかし、郵送申請の場合の切手代は申請者負担となります。また、基本的に1申請につき1部が発行されますが、紛失した場合は再発行が可能です。その場合も無料で発行ができ、申請回数の制限はありません。

 

申請から交付までどのくらいの期間を要しますか?

申請から発行までの期間は自治体や申請方法にもよりますが、2週間~1カ月程度とされています。申請書類に不備があった場合は、この期間内に発行されない可能性もあるため、余裕を持って申請しましょう。

 

まとめ

ワクチン接種証明書アプリが提供されたことにより、海外渡航用だけでなく、国内でも様々なシーンで活用できるようになりました。

すでにイベント会場や施設等では、接種証明書を活用した特典やサービスが提供されていますが、デジタル化されたことにより、より活用される場面も増えることが想定されます。

ワクチン接種証明書に関する最新情報は、デジタル庁、厚生労働省や外務省、自治体などのHPにてご確認ください。

また、接種証明書アプリ登録やマイナンバーカード申請方法で不安な方は、ニフティが提供する「@nifty まかせて365」でサポート可能となっていますので、ご利用をぜひご検討ください。

サービスの詳細や利用料金については、「@nifty まかせて365」ページでご確認ください。

※2022年1月時点の情報です。
※ワクチン接種は個人の自由であり、接種を強制するものではありません。

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