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1W(ワット)を1時間使ったときの電気代とは?月間、年間では?

2023/01/01

 

電気・ガス料金の激変緩和措置は、2024年5月使用分(6月請求分)で終了し、6月使用分から補助がなくなる予定です。

一般的な家庭約1カ月あたりの電気使用量400kWhに対し、720円~1,400円程度割引になっていた分が実質値上がりする形です。

電気代が気になる方は、電力会社の乗り換えなどの対策をおすすめします。

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電気の単位数である「W」について、なんとなく知っているとは思いますが、その詳細は意外に知らないもの。しかし、1Wの電気代を知っておけば、さまざまな家電の電気代を調べたいときに便利です。

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1Wの電気代はいったいいくら?

1Wという電気が、どれだけのものが使え、どのぐらいの料金なのか知っていますか。もちろん、消費電力が1Wという家電は身の回りでは見かけませんから、知らなくても困ることはないかもしれません。

ただ、節約・節電を考えたとき、1Wの電気代さえわかっていれば、あとは各電化製品のW数分、かけ算をするだけで目安の電気代を計算できてしまいます。

 

では、実際に1Wの電気料金がいくらなのか計算してみましょう。基本となる電気代は税込27円/kWh(※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価)とします。

「1kWh=1,000Wh」なので、「1W÷1,000×1時間(h)×27円=0.027円」というのが、1Wを1時間使った場合の電気代となります。

 

1Wの電気代を使って月&年単位での料金想定が可能

1Wの電気代を知っていれば、あらゆる場合の電気代を計算できます。

0.027×消費電力(家電のW数)×使った時間

たとえば、60Wの電球を1日5時間、1カ月使用したときの電気代を計算すると、

0.027×60W×5時間×30日=243円

と求めることができます。

1カ月単位や1年単位での電気代を考えるのに備えて、あらかじめ、

0.027×30日=0.81円
0.027×365日=9.855円

という数値を覚えておくのも効率的かもしれません。

同じく、60Wの電球を1日5時間、1年使用したときの電気代を計算すると、

0.027×60W×5時間×365日=2,956.5円

で計算できます。

1Wの電気量でできることは?

ところで1Wでは、どんなことができるのでしょうか?

携帯電話で音楽を聞く人がいるかと思いますが、1Wの電力でおよそ3秒前後の音楽を聞けます。また、デスクなどに置いてあるスタンドタイプのライトがLEDであれば、ちょうど1Wのものもあり点灯させられます。

また、シーリングライトのなつめ球も、LEDランプであれば0.5~1Wで点灯するタイプのものもあるなど、意外に1Wでもいろいろと動かせるようです。

ちなみに、スマホの充電は残念ながら1Wでは、ほぼできません。スマホの充電には10W程度の電力が必要とされています。

 

主な電化製品の目安となる電気代は?

1Wの電気代からいちいち計算するのは少し面倒……という人のために、主な電化製品を30分と1時間使ったときの電気代の目安をまとめておきます。

・スマホの充電…30分:0.135円・1時間:0.27円
・扇風機…30分:0.675円・1時間:1.35円
・PC…30分:1.08円・1時間:2.16円
・洗濯機…30分:2.7円・1時間:5.4円
・電気ポット…30分:12.15円・1時間:24.3円
・エアコン…30分:13.5円・1時間:27.0円
・電子レンジ…30分:20.25円・1時間:40.5円
・掃除機…30分:13.5円・1時間:27.0円
・ドライヤー…30分:13.5円・1時間:27.0円

※一般的な消費電力の製品を通常使用した場合のもの

このあたりを知っておくことで、1カ月や1年単位での節電・節約に応用できるはずです。

なお、分単位の電気代を計算したいときは、

0.027×W数÷60×分数

に当てはめていけば算出できます。気になる方は計算してみてください。もし、もう少し自分の家にあった形で知りたいというときは、電気の検針票を参考にするのもありです。

ただし、計算結果はあくまでも目安ということを忘れずに!

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