広告をブロックする方法は?Safari Chromeブラウザ、スマホアプリでのやり方を解説
2023/12/22Webサイトを閲覧中、突然ポップアップ広告が表示されて煩わしいと感じたことはありませんか?実はWebサイトやアプリ内で表示される広告は、広告ブロック機能で非表示にできます。
本記事では広告ブロックのメリットやデメリットとともに、広告ブロックする方法について具体的に解説します。
アプリで広告ブロックしたい方はこちら
広告ブロックの機能とは
広告ブロックとは、WebブラウザやSNSに表示されるインターネット広告を非表示にする機能です。Webサイトや動画視聴中に、関係ない広告が表示されなくなるため、快適にインターネットが利用できます。
ここでは広告ブロックのメリット、デメリットについて詳しく解説します。
広告ブロックの主な機能
Webサイトや一部アプリで表示されるバナー広告、動画広告は、広告ブロックで非表示にできます。
広告ブロックの主な機能は、下記の3つです。
1.広告が含まれるコンテンツのブロック
2.ユーザートラッキングをブロック
3.マルウェアやフィッシングサイトをブロック
Webサイト閲覧中にポップアップ表示される広告や、異様に「✕」が小さい広告もブロックできます。広告ブロックにはCookieによるユーザートラッキングを防止する機能もあるため、ログインIDやプライバシーの保護にも有効です。
また、広告のなかにはフィッシングサイトや悪質なマルウェアが仕込まれているリスクがありますが、広告ブロックすれば被害に遭う心配もありません。
マルウェアとは|ウイルスとの違いと感染しないための対策方法
広告ブロックするメリット
不要な広告が表示されなくなる広告ブロックには、インターネットブラウジングを快適にする以外にも下記のようなメリットがあります。
・読み込み時間が短縮される
・通信量が削減できる
・プライバシー情報を保護できる
Webサイトを閲覧する際はアクセス先の情報を読み込む必要があり、広告が多く掲載されているページでは読み込みに時間がかかります。広告ブロックは広告分のデータ読み込みがなくなるため、読み込み時間が短縮され快適にアクセスできるでしょう。
また、広告は表示されるごとに読み込みが発生しますが、表示されなければデータ通信量の削減にもつながります。株式会社角川アスキー総合研究所の「スマホでのコンテンツ視聴に占める広告の比率調査」によると、主要コンテンツサイトのデータ転送量の半分以上が広告であったとわかっています。特に動画広告はデータ転送量が多く、広告ブロックするだけでも通信量の節約が期待できるでしょう。
さらに、悪質なフィッシング広告や、ユーザートラッキングを防止できるため、プライバシー保護にもつながります。
広告ブロックによるデメリット
広告を非表示にするとブラウジングが快適になりますが、広告ブロックですべての広告を非表示にはできません。
広告ブロックのデメリットとして考えられるのは、次の3点です。
1.すべての広告がブロックできるわけではない
2.一部サイトで表示崩れなど不具合が起こる可能性がある
3.広告ブロックの拡張機能やアプリにウイルスが含まれているリスクがある
広告ブロックの機能のせいで広告ではないバナーが表示されなかったり、見たい動画が再生されなかったりする可能性があります。また、運営しているサイトやアプリによっては、広告ブロックが検出されるとコンテンツ表示をしないように設定しているケースもあります。
たとえば、ニフティポイントクラブのようなポイントサイトも使用する場合、表示される案件自体が広告扱いになるため、正常に表示されなかったり、ポイントが付与されないことがあります。
詳細は、ニフティポイントクラブのよくあるお問い合わせでご確認ください。
また、広告ブロックの拡張機能やアプリ自体にウイルスが含まれているリスクもあり、導入には注意が必要です。悪質な広告ブロックアプリをインストールしてしまうと、個人情報が盗み取られてしまう可能性があるため、口コミやレビューを確認してから活用してください。
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広告ブロックする方法
ここからは広告ブロックする方法について、PC、スマホ別にご紹介します。
バージョンや機種によっては手順が異なる場合もあるため、おおまかな設定方法として参考にしてください。
Google Chromeで広告ブロックする方法
Google Chromeで広告ブロック機能を活用する場合、ブラウザの設定または拡張機能で設定できます。
今回は、拡張機能ではなく、ブラウザ設定から広告ブロックする方法をご紹介します。
1.ブラウザ右上の「︙」アイコンから、「設定」をクリック
2.「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」をクリック
3.「その他のコンテンツの設定」→「煩わしい広告」をクリック
4.「煩わしい広告や誤解を招く広告が表示されるサイトで広告をブロック」にチェックをいれる
また、特定のサイトでは広告を表示したい場合、下記の手順で例外設定が可能です。
1.広告ブロックされたページにアクセスする
2.アドレスバーの「カギ」アイコンをクリック→「サイトの設定」
3.煩わしい広告の右側にある矢印をクリックし、「許可する」をクリック
4.Webサイトを再読み込みする
iOSのSafariで広告ブロックする方法
iPhoneなど、iOSのSafariで広告ブロックする方法は、下記の通りです。
1.「設定」→「Safari」をタップする
2.下にスクロールし「ポップアップブロック」をオンにする
3.さらに下にスクロールして「サイト超えトラッキングを防ぐ」をオンにする
また、アクセス履歴などを活用して表示される追跡型広告をブロックする場合は、下記の手順で設定しておきましょう。
1.「設定」→「プライバシーとセキュリティ」をタップする
2.「Appleの広告」→「パーソナライズされた広告」をオフにする
すべての広告がブロックできるわけではありませんが、設定しておくと煩わしい広告が表示されなくなります。
Androidで広告ブロックする方法
Androidスマホで広告ブロックする方法は、Google Chromeの設定方法とほぼ一緒です。
1.Google Chromeアプリのメニューから「設定」をタップする
2.下にスクロールし、「サイトの設定」をタップする
3.「広告」→設定をオンにする
また、アクセス時に表示されるポップアップをブロックしたい場合は、下記の設定を行っておきましょう。
1.Google Chromeアプリのメニューから「設定」→「サイトの設定」をタップする
2.「ポップアップとリダイレクト」をタップし、設定をオンにする
一度設定すれば、広告やポップアップは表示されなくなるため、試してみてください。
アプリで広告ブロックする方法
ここまでブラウザやOSの広告ブロックについて紹介してきましたが、アプリの広告ブロックもおすすめです。
なかでも「@nifty ADクリーナー」は、広告ブロック以外にもホワイトリスト機能など便利な機能が搭載されています。
ブラウザ広告をブロックしてくれる@nifty ADクリーナー
@nifty ADクリーナーは、Webブラウザや各種アプリの広告をブロックできます。利用できるブラウザ、OSは以下の通りです。
対応端末 |
Android スマホ、タブレット(Android 8.0以上推奨) |
対応ブラウザ |
Safari、Google Chrome、各種アプリ |
@nifty ADクリーナーは最大3台まで、一つのシリアルコードで利用できます。スマホアプリで表示される広告が非表示になり、広告枠が残っていてもページ遷移されません。
※SNS系アプリは広告ブロックするとアプリが開けなくなってしまうため広告削除されません
@nifty ADクリーナーのインストール方法
@nifty ADクリーナーをインストールする際、OSによって手順が異なります。
Android、iOSそれぞれのインストール方法をご紹介します。
Android |
1.Android版の@nifty ADクリーナー apkをダウンロードします |
iOS |
1.App Storeから「@nifty ADクリーナー」をインストールします |
Androidでは、まれに「有害なファイルの可能性があります」と表示されますが、ファイル名が「ad_cleaner_release.apk」であれば問題ありません。そのままダウンロードを続行し、警告画面がでても提供元を許可すればインストールができます。
まとめ
広告ブロックは、ブラウジングや動画視聴中の煩わしい広告を非表示にできる便利な機能です。広告ブロックを活用すれば、Webサイトの読み込みが早くなって通信量が節約できたり、悪質な広告詐欺をブロックできたりとさまざまなメリットがあります。
普段利用しているブラウザの機能やアプリを活用して、快適な環境でネットをご利用ください。
広告ブロックアプリ「@nifty ADクリーナー」の詳細は公式サイトで確認いただけます。
※2023年12月時点の情報です