
Amazonの「返品無料」サービスの裏ワザ! 手順と注意点を知って自宅を試着室に!?
2015/10/15 大手通販サイト「Amazon」で買い物をしていて、「返品無料」の文字に目を留めたことはないだろうか。これは「服&ファッション小物」「シューズ&バッグ」などのカテゴリで採用されているサービスで、届いた商品の封を切ってしまっても“試着”のみの使用であれば、返品・交換に対応してもらえる。(※屋外での試着、シミや汚れ・匂いうつりなど、NG条件はいくつかあるので、Amazonのヘルプ&カスタマーサービスの該当ページを参照してほしい)
価格の隣に「返品無料」の文字があれば、対象商品だ。商品到着後30日以内であれば返品・交換が可能で、所定の手続きをすれば、商品代金(税込)を返金してもらうことができる。在庫状況によっては、色違いやサイズ違いとの交換が可能な場合も。
「Amazonプライム」+「返品無料」対象商品の賢い買い方
30日以内の返品なら全額返金されるのだが、1つ買っては送り返し……という作業を繰り返すのは非効率的。ではどうすればいいのか。このサービスをひんぱんに利用している女性に聞いてみると、
「ほしい商品を見つけたら、色違い、サイズ違いをまとめて購入」
との回答があった。
たとえば、靴ならば前後2サイズずつまとめて買い、ジャストサイズのものだけ残して返品するのだという。色で迷った場合は気になるカラーを全色購入。室内で試着し、気に入ったものだけを手元に残せばいいというわけだ。
Amazonマーケットプレイス出品者が発送する商品の場合は基本的に返送料がかかるが、プライム対象商品ならば返送料(国内のみ)もAmazon負担。まとめて送り返せば手間も大幅に省けるというもの。
クレジットカード払いなら締め日直後に購入→サクサク返品が正解!?
Amazonからの返金手段とかかる日数は支払い方法によって異なる。コンビニ支払いやネットバンキング、代引きを選んだ場合は、ギフト券ならば1~3日程度、銀行振込ならば最大3週間程度で返金処理が行われる。いずれにしても、いったん商品代金を支払う必要があるため、大量買いはためらってしまいそうだ。
ところが、クレジットカード払いで購入し、購入日からカードの締め日まで日数に余裕がある場合は、手元に残した商品の代金のみの支払いで済む場合がある。できればカード会社ごとに定められた締め日の直後に買い物をし、商品到着後は即試着。できるだけ時間を置かずに返品手続きを済ませてしまおう。
試着したい商品に出会った際は、まず「返品無料」対象商品かどうか、返送料がかかるかどうかを確認した上で購入を検討してみるのはいかがだろうか。Amazonの返品条件さえクリアできれば、実際の店舗で購入するの同じように洋服や靴などの試着が自宅でできてしまうのがうれしい。
今まで知らなかったという人は、Amazonのファッションページをのぞいてもらえば、いろいろな著名ブランドがそろっているのが分かる。専門サイトには及ばないが、利用しない手はないのも事実だ。
ただ、自宅で試せるからといって大きな気持ちになりすぎず、実際の店舗で購入する際と同じように、ほしいと思ったものの中から節度を持った範囲で商品を選び、細心の注意で届いた商品を扱うなど、サービスをていねいに利用するように心がけたい。とにもかくにも店舗に行く時間がないというような方は、一度は試してみるのもいいかも。