Facebookシェアの公開範囲設定が複雑すぎる!

2017/07/06

Facebookを利用していて不安になるのが、自分の投稿がどこまでシェアされるのかということ。自分では公開範囲を「友達」に設定していても、シェアをした友達が公開範囲を「公開」に設定していたら、どうなってしまうのだろうか。

◆まずはFacebookの公開範囲の詳細を知ろう

Facebookの公開範囲設定は、PCでもスマホでも行える。PC画面ではトップ画面の右上にある「▼」のプルダウンをクリックして「設定」を選択。表示される設定項目の一覧から、「プライバシー」を選択しよう。

すると「私のコンテンツを見ることができる人」内に「今後の投稿の共有範囲」という項目があるはずだ。細かい設定はここで行おう。設定項目は以下の通り。

・ 公開……Facebook内はもちろん、Facebookに登録していないユーザーでも閲覧することができる。

・ 友達……Facebookでつながっている友達にのみ投稿が公開される

・ 次を除く友達……Facebookでつながっている友達には原則公開されるが、特定の人物にのみ公開しないようにする

・ 一部の友達……次を除く友達設定の反対。友達にも原則公開されないが、特定の人物にのみ公開

・ 自分のみ……誰にも公開せず自分のみが閲覧できる

・ カスタム……さらに細かい公開設定を行える

なお、いちいち設定画面を開かなくても、この設定は投稿を行うときにも指定できる。投稿欄の下、「投稿する」ボタンの隣りに公開設定を行うボタンが配置されていることが分かるだろう。

スマホで公開範囲を設定するときは、Facebookアプリを起動し、「メニュー」→「アカウント設定」→「プライバシー(設定)」の順にタップ。表示された画面で「今後の投稿の共有範囲」を選べば、公開範囲を変更できる。「公開」「友達」「自分のみ」のほか、プロフィールに登録してある情報から住んでいる地域の友達など「スマートリスト」という範囲設定も。

◆シェアの公開範囲も細かく設定可能

このようにして設定された公開範囲は、絶対の効力を発揮する。たとえばあなたが友達限定で書いた記事を、友人Aがシェアしたとする。このシェアされた記事は、あなたとAの共通の友人からは見ることができるが、あなたの知らないAの友人からは決して確認することができない。

だが、「それならば安心」とほっと胸をなでおろした方は気をつけてほしい。先ほど、設定は投稿を行うときにも指定できると書いた。この投稿ごとの設定は、一括で行った設定を上書きして効力を発揮するのだ。もし誤操作で、見知らぬ人に知られたくないような投稿を「公開」設定で投稿してしまい、それがシェアされた場合、投稿はどこまでも拡散していってしまう。

このような誤操作に気づいた場合は先ほどの設定画面から「私のコンテンツを見ることができる人」内「友達の友達とシェアまたは公開でシェアした投稿の共有範囲を変更」をクリックしよう。

ここの項目をオンにすると、過去「公開」で投稿してしまった書き込みや、シェアにより「友達の友達」まで拡散した投稿をすべて取り消すことができる。

なにはともあれ、Facebook公開設定はかなり信用してよさそうである。

※記事内容は2017年6月現在の情報を基に作成。

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