
換気扇の電気代はどれくらい?24時間つけっぱなしがいいって本当?
2023/01/01浴室やキッチン、トイレ、客間などに設置されている換気扇ですが、実際には調理中や入浴時、喫煙する際などしか使われていないご家庭も多いのでは? 換気扇の電気代はわずかなので、24時間運転がおすすめです。
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換気扇を24時間、回しっぱなしにしたほうがいい理由
「電気代がもったいない!」と、照明のスイッチを小まめに消す方は多いですよね。同様に、換気扇も必要最小限しか使わないというご家庭が多いのでは?
エアコンなどと違い「動いている効果がわかりにくい」換気扇は、ついつい面倒だからと、運転されないことも多い器具です。煙がもうもうとこもっているような状態ならともかく、普段は「見えない空気」を相手にするモノですしね。
でも、換気扇は家屋を守る上でも、重要な役割を担う器具なのです。
お風呂の換気扇
お風呂の換気扇は結露やカビの発生を抑制してくれます。入浴後の何分間回せばいいという指針などありませんから、回しっぱなしで良いのです。言い方を変えれば、回せば回すほど結露・カビの抑制効果が上がります。
トイレやキッチンの換気扇
トイレやキッチンの換気扇は、嫌な匂いや、焼き魚の煙消し専用ではありません。花粉や黄砂、PM2.5など、花粉症やシックハウス症候群の対策にもなるのです。
キッチンの換気扇
キッチンの換気扇は大型ですし、浴室やトイレといった個室内ではないため、家全体の換気効果にも意味があります。気づかない場所の結露やカビ防止対策からも、うるさいと感じない程度での常時運転がおすすめです。
換気扇を24時間運転した場合の電気代は、1カ月あたり100円〜500円ほど
とはいえ、常時運転&回しっぱなしでは電気代が……と思われる方も少なくないでしょう。
お風呂の換気扇
お風呂の換気扇は、消費電力が20W前後。
24時間で480W、30日で14.4kWh。お住いのエリアによっても異なりますが、1kWhあたりの電気代は26円前後ですから、1カ月の電気代は373円になります。
ちょっと高いなと感じられるかもしれませんが、浴室はカビの宝庫。カビ落とし洗剤の購入費用や掃除の手間を考えれば、納得できる金額なのでは? 最新式の換気扇には消費電力が3W程度の省エネ型もあります。
トイレの換気扇
トイレの換気扇は小型ですから、旧式でも浴室用の省エネ型と同じく、消費電力は3W前後。
24時間で72W、30日で2.16kWhなので、1カ月の電気代は56円ちょっと。これなら、回しっぱなしでも気になりませんね。
キッチンの換気扇
キッチンの換気扇は大型なので、消費電力も30W前後に増えます。
同様に1カ月あたりの電気代に換算すると、おおよそ560〜600円程度。
「うーん」と悩ましいラインですが、いっそのこと、最新式の“常時換気モード”装備タイプに交換してしまうのも手です。こちらは消費電力が5W前後と大幅に節約できるため、1カ月の電気代は100円ほどで収まるはずです。
ちなみに、浴室やトイレなど個室用の換気扇は、密閉すればするほど換気効果がアップします。入浴後はドアや窓を開けて換気されるご家庭が多いかもしれませんが、換気扇を回すなら、ドアや窓を閉めたほうが効果的です。
キッチンのように汚れやすい場所の換気扇は、定期的な清掃も心がけましょう。月に一度のフィルター清掃、年に一度の本格的な内部清掃。これで本来の性能が発揮され、無駄な消費電力も抑えられますよ。
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※2023年1月時点の情報です