
災害に備える│スマホに入れておきたい無料防災アプリおすすめ8選
2025/12/10災害に備えるためには防災グッズを用意するだけでなく、防災アプリをダウンロードして情報収集ができるように準備しておくことが大切です。
本記事ではスマホに入れておきたい防災アプリ8選を紹介します。災害時に役立つ普段使いの一般的なアプリもチェックしてください。
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災害時にはスマホを使った情報収集が重要
災害に備えるために防災グッズを用意している方も多いですが、同じぐらい重要なのが「情報収集」です。
正確な情報を必要なタイミングで収集できるよう、事前に防災アプリをダウンロードして準備をしておきましょう。
被災状況や危険な場所の情報、避難が必要かどうか、避難所の場所、安否確認など、常に必要な機能を使えるか確認しておくことをおすすめします。
信頼できる情報源を活用する
災害時に重要なのは「信頼できる情報源」を活用することです。
ネットやSNSなどに情報が錯綜し、不正確な情報や悪質なデマが出回ることも多いため、行政機関や自治体、報道機関などの信頼性の高い情報源を使いましょう。
正確かつ速報性の高い情報を収集することで、災害時も適切な行動ができます。
災害時に使える無料Wi-Fi
災害時に通信障害が発生してアプリなどが使えなくなった場合は、災害時に開放される無料Wi-Fi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」を使いましょう。
対象地域であれば誰でも使える無料Wi-Fiなので、災害時の情報収集や安否確認など、必要に応じて活用できます。
災害時の無料Wi-Fi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」とは?使い方&注意点を解説
オフラインでも使えるかを確認
被災するとネットの接続が途切れる可能性があるため、オフライン環境でも使えるアプリを用意しておきましょう。
防災アプリは基本的にオンラインでしか使えませんが、地図アプリだとオフライン環境でも使えるサービスもあるため、避難所の場所を調べる際に便利です。
複数のアプリを用途に応じて使い分ける
防災アプリごとに搭載されている機能が異なるため、複数のアプリを使い分けて災害に備えましょう。
災害時の情報収集や避難所の確認、安否確認など、必要な機能がもれなく使えるようアプリを選んでください。
災害対策で入れておきたい防災アプリ8選
ここからは災害対策で入れておきたいアプリを紹介します。
下記の中から必要なアプリをダウンロードしてみてください。
1.NHK ONE ニュース・防災
NHKニュース防災は、NHKが発信している災害情報が確認できるアプリです。
全国各地のネットワークを活かした網羅性に加えて、情報の信頼性や速報性もあります。
地震や大雨、津波など幅広い災害情報が収集できる上に、プッシュ通知機能で即座に情報が入手できます。
2.Yahoo!防災速報
Yahoo!防災速報は、地震や豪雨、土砂災害、津波など、総合的な防災情報が収集できるアプリです。
公の機関や自治体が発信する信頼性の高い情報を使っていますし、被災前の事前準備にも使えるのが特徴です。
例えば、豪雨災害であれば「⚪︎⚪︎mm/h以上で通知する」といった設定ができますし、地震であれば「震度⚪︎以上で通知」など、住宅事情や周囲の環境に応じて細かい準備ができます。
3.特務機関NERV防災
特務機関NERV防災は、情報の速報性に強みを持っている防災アプリです。
Twitterで有名なアカウントでもありますが、アプリでも提供されており、気象庁から発信される情報を用いているため信頼性が高いのも特徴です。
災害時に必要な防災情報のみを表示したり、情報を読み取りやすい画面レイアウトなど、使いやすさにも優れています。
4.自治体の防災アプリ
お住まいの自治体で提供されている防災アプリを活用するのもおすすめです。
地域の細かい情報も網羅できますし、避難所の場所や誘導・案内などの機能も搭載されています。
5.防災情報 全国避難所ガイド
防災情報 全国避難所ガイドは、避難所の情報に特化した防災アプリです。
GPSを元に現在位置周辺にある避難所を知ることができるため、速やかな避難行動が取れます。
旅行先や仕事先など、慣れない土地での被災でも、どこに避難すればいいかがすぐに分かります。
さらに、避難所の場所だけでなく、津波や土砂災害を想定した安全な避難ルートの確認にも使えます。
6.ココダヨ(COCODAYO)
ココダヨ(COCODAYO)は、家族などの安否・居場所確認に使える防災アプリです。
災害警報に連動して、アプリ内に登録したメンバーの位置情報を受信できるため、家族の居場所をすぐに特定できますし、安否確認機能も備わっています。
7.キキクル
キキクルは、気象庁が提供しているサービスで、大雨による土砂災害や浸水、洪水などの危険度を確認できます。
大雨の際にリアルタイムで災害の危険度がマップ上に表示されるため、視覚的に危険な場所を把握できます。
さらに、1〜3時間先の危険度も予測できるため、避難をするかどうかの判断や避難ルートを決めるのにも役立ちます。
キキクルとは?災害発生の危険度をチェックし自主避難を判断する方法
8.Maps.Me
Maps.Meは、オフライン環境でも使える地図アプリです。
地図アプリでGoogleMapをお使いの方も多いですが、ネットが繋がっていないと利用できないため、災害時に備えて「Maps.Me」をダウンロードしておくといいでしょう。
防災のために入れておきたいオフライン地図アプリ「MAPS.ME」
また、普段使いのGoogleマップでもオフラインで使う方法があります。
Googleマップをオフラインで使う方法│防災に使えるアプリおすすめ
災害時に役立つ普段使いアプリ
災害時には防災アプリだけでなく一般的な普段使いのアプリも役に立ちます。
情報の正確性にバラつきがあるため、利用上の注意はありますが、防災アプリとは異なるリアルタイムかつ細かい情報が収集できます。
そのほかにも、安否確認や移動手段の確保など、さまざまな用途で使えるアプリもあるため、災害に備えて以下のようなアプリを入れておくといいでしょう。
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YouTube |
自治体や報道機関のライブカメラの映像で被災状況が確認できる |
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X(旧)Twitter |
自治体や報道機関の最新情報や個人が被災地から投稿した情報が確認できる |
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LINE |
災害発生時に安否確認機能が使える |
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ハローサイクリング |
災害で公共交通機関がストップした際に移動手段として使えるシェアサイクリング |
地震でエレベーターに閉じ込められた時の対処法
災害が発生したときは、現状を把握したり次の行動を考えたりするためにも、「最新情報を収集する」というのが重要になり、備えておくことで安心感にもつながります。
アプリであれば事前にインストールしておくだけなので、今すぐにでも防災対策が可能です。
大雨や暴風などの災害時にはプロバイダー料金をサポートしてくれる事業者もあります。ご利用のプロバイダーサポートページを普段からブックマークなどしておき、いつでも確認しておけるようにしておきましょう。
@niftyをご利用の方は会員サポートサイトでご案内しています。
・令和7年台風第8号に伴う災害に対する支援措置について
・令和7年8月6日からの低気圧と前線による大雨に伴う災害に対する支援措置について
・令和7年8月20日からの大雨に伴う災害に対する支援措置について
・令和7年2月4日からの大雪災害に対する支援措置について
@niftyでは今後も安心・安全を心掛けサービス提供をして参ります。
※2025年12月更新
災害が起こる前にできること│準備しておきたい防災セットと事前の備え