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iPhoneバッテリーの持ちを良くして電池の減りを遅くする15の設定と方法

2024/04/18

スマホは情報収集ツールでもあり、連絡手段でもあり常に欠かせないものになっています。少しでも長くバッテリーの持ちを良くする方法をご存知でしょうか。iPhoneには設定で電池の消耗を抑え、電池の減りを遅くする節約方法があります。

本記事ではiPhoneバッテリーを長持ちさせる方法を設定方法と使い方に分けてご紹介していきます。

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この記事の内容は動画でも見られます↓

iPhoneバッテリーの消耗を抑える設定方法

まずはバッテリーの消耗を抑える設定方法をご紹介していきます。設定は一度変更してしまえば意識することなく節電が続くため、効果が大きいものです。

本記事を見ながら設定を変更してみてください。

最適化されたバッテリー充電をオンにする

最適化されたバッテリー充電の機能は、バッテリーが80%以上充電されるのを抑え、バッテリーの寿命を延ばす機能です。この機能をオンにしておけば過充電をしなくなるのでバッテリーの劣化にとても効果的です。

設定→バッテリー→バッテリーの状態→最適化されたバッテリー充電をオン

 

スマホの正しい充電方法とは?何%から?長く持たせるためにやっておきたい5つのポイント

 

明るさの自動調整をオフにする

iPhoneのディスプレイは、画面の明度が周囲の明るさに応じて自動的に調整されます。しかし、明るさが頻繁に変わることでバッテリーを激しく消耗するため、自動調整はオフにしましょう。

設定 → 一般 → アクセシビリティ → ディスプレイ調整 → 明るさの自動調節」をオフ


明るさの自動調整を切っておけばバッテリー消費を抑える効果に期待できます。また、設定内にある「画面表示と明るさ」で、画面の明るさを手動で暗めに設定しておくのもバッテリーを節約する効果が見込めます。

ダークモードに変更する

ダークモードとはiPhone画面の配色を反転させることができ、バッテリーの消費を大きく抑えることができます。

白背景に黒文字だったものを黒背景に白文字に切り替えると、有機ELディスプレイ(OLED)を搭載した機種では、黒で表示されている部分は電力を使用しないため、バッテリーが長持ちするようになるのです。

コントロールセンター → 画面の明るさ調節スライダーを長押し → ダークモードをタップする

 

iPhoneのダークモードのメリットとデメリット|iOS12の設定方法も解説

 

「視差効果を減らす」をオンにする

視差効果を減らすとは、画面ロックの解除時に表示されるアニメーションや、壁紙が動くように見える効果を軽減する設定です。この視差効果を減らす機能をオンにすることでバッテリー消費を抑制する効果があります。

設定 → 一般 → アクセシビリティ → 「視差効果を減らす」をオン

 

音量を下げてタップ音をオフにする

音量も少なからずバッテリー消費につながるため不要な音はオフにするようにしましょう。

設定 → サウンドと触覚に進み不要な音はオフ、着信音や通話音も必要最低限の音量に変更することで節電につながります。

Appのバックグラウンド更新をオフにする

Appのバックグラウンド更新機能は、オンにしておくことでアプリが常に最新の情報を取得してくれる便利な機能です。常に最新情報を取得するということは、当然、アプリが常に動くことになり、バッテリーを消費してしまいます。このAppのバックグラウンド更新機能をオフにすることでバッテリーの消耗を抑えることができます。

設定 → 一般 → Appのバックグラウンド更新でオフ


一括でオフにすることもできますが、よく使うアプリなど、オンにしておいた方がいいものと、あまり使わないアプリなど、ひとつずつチェックすることをおすすめします。

また、iOS 11では「Wi-Fi」または「Wi-Fiとモバイルデータ通信」がオンの場合のみ更新を行うという設定が追加されているので、こちらを利用するのも良いでしょう。

iTunes StoreとApp Storeの自動ダウンロードをオフにする

App StoreとiTunes Storeでダウンロードや購入したものは、同じApple IDを使っている端末なら自動ダウンロードされます。この機能は便利な反面、バックグラウンドで自動的に動作してしまうためバッテリーを消費し続けてしまいます。

必要な分を自分でダウンロードすれば良いのでオフにしてバッテリーの消耗を抑えましょう。

設定 → iTunes StoreとApp Store → 自動ダウンロードにある項目をオフ

 

不要なプッシュ通知を無効にする

アプリをインストールしていると、そのほとんどがプッシュ通知の機能を利用しています。プッシュ通知をオフにすることで、iPhoneのロック画面がバッテリーの節約だけでなく、わずらわしさも無くなります。

設定→通知→アプリごとに「通知を許可」をオフ

 

メールの受信方法を切り替える

メールの取得方法には「プッシュ」と「フェッチ」の2種類があり、プッシュはほぼリアルタイムに受け取れ、フェッチは設定した時間ごとにメールがあるかを確認し、新着があれば受信する方式です。

設定 → アカウントとパスワード → データの取得方法で変更


常にメールがあるかを確認しているプッシュよりも、一定時間ごとに確認するフェッチの方がバッテリーの消耗が少なくなります。

設定時間はいくつかありますが、スマホを手に取るタイミングでしかメールを確認しない場合には手動にするのもバッテリーの節約につながります。

Musicアプリのイコライザ設定をオフにする

イコライザとは低音、中音、高音のバランスを調整することで音質を変える機能です。スマホで音楽を聴く際の音質に特段こだわりがない場合はオフにしておくことで節電につながります。

設定 → ミュージック → イコライザでオフ

 

iPhoneバッテリーを長持ちさせる使い方

設定の変更だけでなく、使い方を工夫することでもバッテリーの消費を抑えることができます。

ここからはバッテリーを長持ちさせるiPhoneの使い方をご紹介していきます。

フェイスダウン検知機能を有効活用する

iPhoneには画面を机の上に伏せて置くことで、通知が来ても画面が表示されなくなるフェイスダウン検知機能があります。この機能を使うことでバッテリー消費を抑えることができます。

iPhoneを使用しない時には伏せて置くように心がけてみてください。

電池使用率の高いアプリをチェックする

使っていない機能やアプリをオフや削除することが早道です。まずはバッテリーを消費しているアプリについて確認しましょう。

「設定」→「バッテリー」と操作をすれば各アプリのバッテリー使用状況が表示され、24日間以内と7日間という2種類でチェックできます。普段あまり利用しないがバッテリー使用率の高いアプリがあれば削除してしまいましょう。

使っていない通信機能はオフにする

Wi-FiやBluetooth、位置情報などは便利な機能ですが、使わない時も通信をオンにしたままだと接続先を探し続けるため、常にバッテリーを消耗することになります。

通信を必要とする機能は使用する時にオンにするようにしましょう。

Wi-Fi
設定 → Wi-Fi → スイッチをオフ

Bluetooth
ホーム画面 → コントロールセンター → Bluetoothをオフ

位置情報サービス
設定 → プライバシー → 位置情報サービス → 位置情報サービスをオフ

AirDrop
ホーム画面 → コントロールセンター → Wi-Fiを長押し→AirDropをオフ

インターネット共有
ホーム画面 → コントロールセンター → Wi-Fiを長押し→インターネット共有をオフ

ハンドオフ
設定 → 一般 → Handoffをオフ

Siri
設定 → Siriと検索 → Siriをオフ

Spotlight検索
設定 → Siriと検索 → 検索の候補をオフ

手前に傾けてスリープ
設定 → 画面の表示と明るさ → 手前に傾けてスリープをオフ

特にWi-Fi設定はバッテリーの節約以外にもセキュリティ一度接続したことがあるWi-Fiスポットに自動でアクセスする機能があります。その機能を悪用し、悪意のある人間が偽Wi-Fiスポットを用意し、情報を盗み取るという事案も発生しています。詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。

フリーWi-Fiスポットの危険性|安全に利用するための7つのセキュリティ対策

 

機内モードを有効活用する

電波が弱い場所や圏外のエリアにいると、iPhoneは電波を探し続けるため、バッテリーを消費し続けることになります。

電波が不安定な場所に長時間いなければならない時には機内モードを利用することで通信を遮断することになるので、バッテリーが長持ちするようになります。

 

低電力モードを使う

さまざまな方法を紹介してきましたが、一括で簡単にバッテリー消費を抑えたいという人は、低電力モードを試してみてください。

設定 → バッテリー → 低電力モードをオン


メールの受信や、Siri、Appのバックグランド更新、自動ダウンロード、一部のビジュアルエフェクトなど、モードをオンにすることでいくつかの機能は使えなくなりますが、バッテリーの節約には効果的です。

バッテリーの劣化を機にスマホの買い換えを検討している方には、ニフティが提供している格安SIM「NifMo(ニフモ)」がおすすめです。

※2024年4月時点の情報です
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。

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