モバイルSuicaの使い方|ICカードとの違いやメリットを解説
2024/03/29交通系ICカードSuicaがスマホでも利用できるのはご存知ですか?モバイルSuicaは、ICカードのSuicaに替わるキャッシュレス決済アプリです。
ICカードのようにスマホを改札にかざすだけで通過できるのに加え、アプリ内で定期券やグリーン券の購入が可能です。
本記事ではモバイルSuicaの登録方法やメリットを解説しながら、ICカードタイプとの違いについて解説します。Suicaの紛失防止やポイ活にもおすすめなので、ぜひ最後までご覧ください。
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モバイルSuicaの使い方
モバイルSuicaはICカードタイプのSuicaに替わるキャッシュレス決済です。電車の乗り降りはもちろん、駅ビルなどのお買い物にも使える便利なサービスといえます。
ここからはモバイルSuicaとICカードタイプのSuicaの違いについて、詳しく解説していきます。
モバイルSuicaとは
モバイルSuicaとは、交通系ICカードSuicaがスマホやスマートウォッチで使えるアプリです。ICカードと同じように、改札や決済端末にスマホをかざすだけで決済が完了します。
モバイルSuicaのアプリ内ではチャージのほかにも、定期券やグリーン券の購入ができるため、券売機に並ぶ必要がありません。ICカードのように持ち運ばなくていいので、紛失や盗まれてしまうリスクが低いのが特長です。
モバイルSuicaとICカードタイプSuicaの違い
モバイルSuicaと従来のICカードタイプのSuicaでは、次のような違いがあります。
|
モバイルSuica |
ICカードタイプのSuica |
持ち運びやすさ |
◎ |
◯ |
デポジットの有無 |
なし |
あり(500円) |
チャージ方法 |
アプリ |
券売機 |
JRE POINT |
50円ごとに1ポイント |
200円ごとに1ポイント |
モバイルSuicaはスマホで決済が可能なため、カードの持ち運びが不要です。ICカード発行が不要なのでデポジットもなく、普段使っているスマホにアプリをインストールすればその日の内に利用できます。
また、アプリ内でチャージができるため、ICカードタイプのように券売機に並ぶ必要がありません。チャージ残高の利用で貯まるJRE POINTもモバイルSuicaのほうが4倍も貯まるので、ポイ活を意識している方にもおすすめです。
モバイルSuicaが使えるデバイスは?
モバイルSuicaは、iPhoneやAndroid端末、Apple Watchなどのスマートウォッチなど、さまざまなデバイスで使用できます。ICカードタイプからの移行も、普段使っているスマホにモバイルSuicaを追加するだけなので、手間がかかりません。
ただし、モバイルSuicaが設定できるのはデバイス1台のみのため、デバイスを2つ以上持っている場合はどのモバイルで使うか考えておく必要があるでしょう。
また、モバイルSuicaを設定しているデバイスの充電が切れると使えなくなる可能性があります。デバイスに予備電力が残っていれば、最長5時間はエクスプレスカードが使えますが、念のためモバイルバッテリーを一つでもカバンにいれておくとよいでしょう。
モバイルSuicaの登録方法
ここからはモバイルSuicaの登録方法をご紹介します。モバイルSuicaはアプリを入れて登録するだけで、難しくありません。チャージもアプリからできるため、ここで操作方法を確認しておきましょう。
モバイルSuicaを登録する方法
今回は新規にSuicaを発行して、iPhoneでモバイルSuica対応させるケースについて、ご紹介します。
モバイルSuicaをスマホ、スマートウォッチに登録する方法は以下の通りです。
1.App Storeより「モバイルSuica」アプリをインストールする
2.「新規会員登録」をタップし、規約・特約を確認のうえ「同意して会員登録する」をタップ
3.登録するメールアドレスを入力し、空メールを送信
4.届いた確認コードを入力後、パスワードを設定する
5.さらに名前や生年月日など必要な情報を入力
6.入力した内容を確認し「次へ」
7.クレジットカードを登録する場合は「クレジットカードを登録する」にチェックを入れて「次へ」
8.カード情報を入力し「登録する」をタップ
※既存のSuicaカードをモバイルSuicaに切り替える場合は、このあと以下の手順が発生します。
9.モバイルSuicaに取り込むを選択して「次へ」
10.注意事項を確認し「注意事項を確認しました」にチェックをして「次へ」
11.取り込むSuica定期券のSuicaID番号と定期券有効期限を入力して「次へ」
12.内容を確認して「取り込む」をタップします。
※手順の詳細はJR東日本のサイトでご確認ください
クレジットカードはJR東日本のビューカードのほかに、JCBやVISAなどさまざまなカードが登録可能です。モバイルSuicaでも店頭や券売機で現金チャージできるため、クレジットカードを持っていない方も利用できます。
モバイルSuicaのチャージ方法
モバイルSuicaにチャージする方法は次の5つです。
1.クレジットカードからチャージ
2.オートチャージ(ビューカード限定)
3.現金でチャージ
4.JRE POINTからチャージ
5.他社アプリからチャージ
クレジットカードを登録しておけば、わざわざ駅まで行かなくてもその場でチャージができるのがモバイルSuicaの特長です。定期券もその場で購入・更新ができるため、電車に乗る前に券売機やみどりの窓口に並ばずに済みます。
モバイルSuicaにクレジットカードでチャージする方法は下記の通りです。
1.モバイルSuicaにログインし「入金(チャージ)」をタップ
2.チャージする金額をタップ
3.登録されているクレジットカードからチャージに使用するカードをタップ
4.金額を確認して「入金(チャージ)」をタップ
入金額を決めて、使用するクレジットカードを選ぶだけなので、電車に乗る前に素早くチャージできます。入金額については、任意の金額以外にも、チャージ残高のキリがよくなるように調整する「ちょうどチャージ」機能もあります。
モバイルSuicaを使うメリット・デメリット
ここからはモバイルSuicaを使うメリットとデメリットについてご紹介します。
出先からでもチャージができるのはモバイルSuicaのメリットですが、やはりデバイスの充電切れによって使えなくなるリスクはあります。
それでは具体的にメリットやデメリットを確認していきましょう。
モバイルSuicaを使うメリット
モバイルSuicaを使うメリットは次の5つです。
1.駅以外でもチャージが可能
2.定期券やグリーン券の購入が可能
3.JRE POINTが貯まる
4.紛失の心配がない
5.利用履歴がスマホで確認できる
駅以外でチャージや定期券、グリーン券の購入ができるのは、モバイルSuicaの最大のメリットといってもよいでしょう。
クレジットカードがあれば、その場で好きなときに購入が可能です。鉄道利用や駅ビルでモバイルSuicaを利用すると、JRE POINTが貯まります。貯まったポイントはチャージできるので、ちょっとしたポイ活にもなります。
また、ICカードタイプと違って持ち運ぶ必要がないので、紛失の心配がないのもメリットでしょう。利用履歴もスマホから確認できるため、利用区間の料金チェックやお買い物した日を調べるのも簡単です。
モバイルSuicaを使うデメリット
モバイルSuicaは利便性の高いサービスですが、もちろんデメリットも存在します。
・充電が切れると使用できない可能性がある
・iPhoneとApple Watchで同一のモバイルSuicaは設定できない
・Viewカード以外のクレジットカードでは自動チャージできない
スマホやApple Watchなどのデバイスを利用するモバイルSuicaは、充電切れになったときに使えなくなる可能性があります。予備電源が残っていれば利用できますが、ICカードタイプと比較すると、少々心配な面も。
また、iPhoneとApple Watchで同一のモバイルSuicaは利用できないため、どちらかの充電は切らさないように注意しなければなりません。
モバイルSuicaのオートチャージは、Viewカードのみが使える機能なので、ほかのクレジットカードでは使えない点も注意しましょう。
モバイルSuicaを便利に活用しよう
モバイルSuicaはICカードタイプよりも、チャージや定期券購入が手軽になるため、待ち時間を短縮したい方におすすめです。特に定期券更新時は券売機や窓口も並ぶことが多いため、好きなタイミングで更新できるのは非常に便利でしょう。
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※2024年3月時点の情報です