スマホ使いすぎかも!疲れ目原因「ブルーライト」を軽減する対策5種

2017/11/09

目の疲れを訴える人の多くが、PCやスマホの操作中に症状を実感するという。若干古いデータになるが、2008年に厚生労働省が行った「技術革新と労働に関する実態調査」に興味深いデータがある。それによると、PC操作が及ぼす身体的疲労の部位別ランキング(複数回答あり)では「目の疲れ・痛み」が90.8%でダントツ1位だった。29歳以下の若者にいたっては、回答者の92%を超えている。

2008年といえば、LEDバックライト搭載のディスプレイが急速に普及していた時代。当時でさえこれだけ深刻だったのだから、LEDモニタが一般化し、またスマホ人口が増えた今、再度統計を取り直したら、いったいどんな数字が飛び出すのか。

◆原因はLEDモニタが発するブルーライト!? 目への負担を減らすためにやるべき設定

PCモニタやスマホ、液晶テレビなどの電子機器になじむ現代人の目は、常にLEDライトの光に晒されているといっていい。

LEDディスプレイは、光の三原色によってフルカラー表示しているわけだが、原色と呼ばれる「赤」「緑」「青」のなかでも、「青」色、いわゆるブルーライトは、380~500ナノメートルと波長がもっとも短い。この紫外線にほど近い光こそが、目の疲れや痛みの原因となっているのだという。

疲れ目の理由がわかれば、この「ブルーライト」をカットするまでだ。

1:ディスプレイの明るさ(輝度)を下げる
まずはPC、スマホ、テレビともにディスプレイの明るさを調整しよう。ディスプレイの明るさを下げるだけでも、ブルーライトによる影響を減らすことができる。電気代やバッテリーの節約にもつながって、一石二鳥だ。

2:色調整で青色光を軽減
職種によって、正確な色味をチェックしなければならない人にはオススメできないが、色調整で青色光の明るさやコントラストを抑えるだけでも違ってくる。PC、スマホともに、ブルーライトを軽減するフィルターアプリを使用するという手も。

◆ブルーライト対策グッズで目を守れ!

目が疲れてくると、首や肩こり、吐き気、めまいといった不調まで連鎖的に起きてしまうことがある。ダメージを最小限に食い止めるためにも、できる限りの対策を施しておきたいものだ。ここでは、ブルーライト対策グッズをいくつか紹介しておく。

3:液晶フィルム
スマホやタブレット用の場合は、傷や破損防止の目的で貼る人も多い液晶保護フィルム。ブルーライトをカットするタイプが主流なので、必ずつけておきたい。ノートPCや液晶ディスプレイ用のフィルムも存在する。

4:ブルーライトカット用「メガネ」
PC専用メガネならば1,000円程度のものも。好みのフレームで作ってくれるメガネ専門店もあるので、長い目で見てセレクトしよう。

5:光ダメージをケアする「目薬」
ブルーライトの光で受けた目のダメージは、できるだけ早く解消しておきたいもの。ブルーライト対策の目薬は、ロート製薬や参天製薬から発売中。アイマスクで冷やすのも一手!

目の疲れや痛みは十分な休息をとるまで改善しない場合も。日頃の予防が不可欠だが、症状が続く場合は、専門医に相談してみてほしい。

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