Amazonの長い商品ページURLを短縮する方法

2017/05/19

母がほしがっているテーブルをAmazonで発見。URLをコピペしSMSを送ろうとするも、表示される“文字数オーバー”の警告文。母はガラケーで、SMSしか使えない古い人である……。Amazonの商品紹介URLはなぜあんなに長いのだろう。どうにかして短縮する方法はないのか考えてみる。

◆長いURL最大の欠点は、見栄えが悪いこと

とにかく、Amazonの商品紹介ページのURLは長い。原因は、商品ページにたどり着くまでの検索履歴や、ページ製作時の情報までURLに書き出してしまっているからだ。この長いURLがふとした瞬間に邪魔になる。

Twitterで話題の商品を紹介しようとするときに、すぐに140文字制限に引っかかってしまうし、ものすごく時間をかけて見栄えよくレイアウトを組んだ営業用のメールが、参考商品のURLとしてAmazonを貼付けたことによって折り返され台無しになってしまうこともある。

2つの商品紹介ページのリンクを貼ってメールしたのに、あまりにも長いURLだったため受信者が1種類のURLしか貼られていないと勘違いしてしまうことも。

◆URLのほとんどはカットしてしまっても問題なし

上でもちらりと書いたが、あの長いURLの正体は、検索履歴や著者名、商品名などの情報などであり、目的の商品紹介ページの表示には関係がない。つまり不必要な情報をカットしてしまえば短縮が可能なのだ。

例として@niftyの「NifMo データ通信SIMカード」を検索してみた結果のURLを使ってみる。

https://www.amazon.co.jp/SIM%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-SIM%E5%BE%8C%E6%97%A5%E3%81%8A%E5%B1%8A%E3%81%91-%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%A2%E5%AF%BE%E5%BF%9C-iPhone-Android%E5%AF%BE%E5%BF%9C-NIFMO-01-02/dp/B00PLA8OMA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1494559019&sr=8-1&keywords=nifmo

とめちゃくちゃ長いURLが表示されてきた。このうち「co.jp/」より後ろから「/dp/」までの文字は、サイト閲覧時の情報がそのままエンコードされたものなので、商品ページの表示には一切関係がない。全部カットしてしまおう。co.jpの後ろの「/」と「/dp/」の前のスラッシュは、同じ命令文なので、まとめても構わない。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00PLA8OMA/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1494559019&sr=8-1&keywords=nifmo

だいぶ短くなった。だが、まだ短縮できる。「/ref=sr」から後ろの文字列は、最初に商品紹介ページのURLにたどり着いたとき、どのような検索文字でたどり着いたか、というデータである。

よく見れば末尾に「keywords=nifmo」という文字が入っているのがわかるだろう。商品紹介ページを検索するのに、筆者が「nifmo」という単語で検索をかけたからである。

もちろんこの情報も、商品紹介ページとは一切関係がないのでとってしまおう。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00PLA8OMA/

この長さなら折り返される心配もあるまい。また、「www.amazon.co.jp」部分だが、amazon.jpでも通用する。

https://amazon.jp/dp/B00PLA8OMA/

あれだけ長かったURLが嘘のように短くなった。

コツさえ掴めば誰でも簡単に短縮できるが、スマホではいちいち手打ちで削除するのも面倒だ。「Amazon URL かんたん短縮メーカー」など、自動でこの短縮作業を行ってくれるWebサイトがいくつかあるのでそれらを使ってみてはいかがだろう。

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