スマホで入場できるようになった「ディズニーeチケット」メリットや注意点とは?

2018/04/12

東京ディズニーリゾート(TDR)の事前購入制・予約チケット「ディズニーeチケット」が、スマホをかざすだけで入園できる便利システムに進化しました。従来システムとの違いは? 利用上の注意点は? 素朴な疑問を整理してみます。

◆TDRのeチケットがスマホ入園へ“正常”進化

東京ディズニーランドやディズニーシーを運営する東京ディズニーリゾートが、2018年2月から「ディズニーeチケット」の新サービスを開始しました。

そもそも「ディズニーeチケットって何?」という方のために説明しておくと、インターネットでチケットを事前購入できるシステムのこと。

従来は、購入手続きをパソコンかスマホで行い、チケットを印刷するか自宅に郵送してもらい、紙のチケットを来園時に持参するスタイルでした。

つまり、購入手続きこそオンラインで可能なものの、紙のチケットが必要という半アナログ的な方式だったわけです。

それが新サービスでは、スマホの画面がチケットとなり、入園時にもスマホをかざすだけでOKに。ようやく本当の「eチケット」になったという印象でしょうか。

1台のスマホで複数名分のチケットを表示することも可能なので、従来のような、家族全員分の紙チケットを準備しなければならない手間からも解放されます。

同様に、ファストパスやショー抽選アプリも代表者のスマホ1台でOKに。同行者の紙チケットをまとめる人たちで混雑していた、ファストパス発券機の状況が今後は改善されそうです。

◆従来型の紙チケットも念のため必要?

とはいえ、スマホ利用ならではの問題点も考えなければなりません。

すぐに思い浮かぶのは、スマホが故障した、スマホを落として液晶画面が割れてしまった、スマホの充電が切れた、スマホを忘れた&紛失した……などなど。当然ながら、スマホeチケットでの入園は不可能になります。

このような場合は、従来通り紙のeチケットを見せれば入園OK。それでは意味がないじゃないかと思われそうですが、どこまで不安要素について考慮するか、といったところでしょうか。

◆ディズニーeチケットの購入方法は?

購入方法は、従来のeチケットと同様です。

希望のチケット選択画面(受取方法)に「スマホに表示」という項目が追加されたので、ここをタップすればOK。

パソコンからのアクセスでは「スマホに表示」ボタンが現れないため、変化に気づかれない方もいるかもしれません。

購入に「ディズニーアカウント」(事前登録)と決済用クレジットカードが必要な点は、従来通り。ディズニーアカウントは他のさまざまなオンラインサービスにも利用できるので、ディズニー好きなら登録しておいて損はないはず。

ただ、本当にディズニー好きな方は、絵柄も可愛く、毎年デザインが変わる窓口発券のパークチケットを購入し、コレクションされているなんていう噂も!?

とりあえず年に1回は窓口チケットを購入し、次回からはeチケットで……というのがディープなディズニー好きにはおすすめかもしれません。

一方で、やや“アメとムチ”のように感じられなくもない(?)変更もあります。2018年3月1日から、年間パスポートに使用不可日の利用制限がかけられたことはご存知ですか?

お盆休みや連休期間など、いわゆる繁忙期には使えなくなったのです。ちょっと残念ですが、その代わり、料金はディズニーランド・ディズニーシーとも2,000円(税込)引きに(2パーク分は4,000円(税込)値下がり)。この点にも留意して、ディズニーワールドを思いっきり楽しんでください。

※記事内容は2018年3月現在の情報を基に作成。

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