有名人がよくやる「エゴサーチ」とは? その意味とやり方&注意点を解説

2018/12/17

テレビやSNSなどで「エゴサーチ」や「エゴサ」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、その意味を知っていますか? ここでは、エゴサーチのやり方や注意点について解説していきます。

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芸能人がよくやるエゴサーチって何?

エゴサーチとは、ネット上での自分の評判をチェックする行為のこと。「エゴサ」と略されることもあります。

たとえば、映画・ドラマ・CMなどに出演中のタレントが、出演作の反響を知りたいときに、検索エンジンや、TwitterをはじめとするSNSの検索枠に自分の名前や役名を入力して、作品を見た人の反応をチェックします。

初めて連ドラの大役をつかんだ俳優・女優の中には、オンエアのたびにエゴサーチをしてしまうという人も! 時には辛辣なコメントに出くわすこともあるようですが、自分のキャラや芝居を客観的に見られたり、そこから今後の対策を立てられたりと、メリットは大きいようです。

エゴサーチは誰でもできるもの!?

エゴサーチを行うのは、芸能人やインフルエンサーといった有名人・著名人だけではありません。

ブログやホームページを運営する人ならペンネームやハンドルネームなどでサイトの評判をチェックしますし、お店を運営している人が店名でサーチして評判を確認する場合もあります。映像作品や書物の制作に関わる人なら、自分が手がけた作品の反響を調べる……なんてことも。

エゴサーチは基本的に自分自身の評判や評価を確認するものですが、いじめの被害を気にする親が子どもに代わって行うこともあるようです。

また、エゴサーチの対象は人の名前に限りません。作品名や会社名、お店の名前やサイト名など、自分が関わる事象が社会にどれほど影響を与えているのかを知りたいときにも、大いに役立つのです。

エゴサーチのやり方

エゴサーチはとっても簡単です。主なやり方は以下の2種類。

(1)Googleなどの検索エンジンに、自分の名前やハンドルネーム、関わっているサイトやブログの名前、URL、SNSのユーザーIDなど、調べたいワードを入力

(2)Twitterの検索ボックスに自分の名前やハンドルネーム、作品名やサイト名など気になるワードを入力

検索エンジンでエゴサーチをするときは、画像検索もかけてみるとよいでしょう。思わぬところに自分の写真がアップされている可能性もあるので、暇をみつけて試してみてください。

また、SNSなどではなりすましアカウントによる迷惑行為も横行しています。自分になりすましている人がいないかどうか、各SNSでチェックしておく必要もありそうです。

エゴサーチをする上での注意点

エゴサーチにはプラスの面ばかりではありません。いい評価や好意的なコメントがある一方で、悪い評価や誹謗中傷に出くわすこともあるので、気持ちの余裕がないときはやらない方が賢明かもしれません。

世の中にはいろんな意見を持つ人がいます。自分が気に入ったものだけを発信する人がいると思えば、誰彼かまわず叩く人もいます。悪口や誹謗中傷は気にしないことが一番ですが、万が一、風評被害やいじめにまで発展した場合は、SNSなどの運営会社に通報してください。

なかには私怨から計画的に人を陥れるような書き込みをしたり、風評をばらまいたりするような人もいて、弁護士が立っても解決しないケースがあるといいます。

もしもネット上で誹謗中傷を受けていて、それが仕事や子どもの未来に影響すると感じた場合は、各都道府県の警察本部に設けられたサイバー犯罪対策室の相談窓口に相談するといいでしょう。いい評価はフルに生かして、悪い評価は気にとめない! エゴサーチをする際は、そんな前向きな姿勢で取り組みたいものです。

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