
意外と知らないFacebook「Messenger」の無料通話の使い方 LINE無料通話との違いは?
2019/05/31メッセージも電話も、普段の連絡はLINE中心という人は多いと思いますが、実はFacebookの「Messenger」アプリにもLINEと同じく、無料通話の機能が搭載されています。そこで、利用方法や留守電機能など使い方の解説を注意点も含めて解説。合わせてLINEの無料通話との使用感の違いも比較してみます。
アプリで使える無料通話の基本
よく「無料通話」というワードを耳にすることがありますが、改めておさらいしておくと、インターネット回線を利用して通話するという仕組みのことを意味します。
多くのスマホユーザーは、容量の大小に差はあっても、データ通信容量の定額サービスを利用していますから、通常の音声通話のように通話料が発生せず、基本的には追加で料金を必要としないため、無料通話とネーミングされています。
この無料通話としておなじみなのが、LINEをはじめとしたアプリ。お互いに同じアプリ間であれば、音声通話を無料で利用できます。Facebookの「Messenger」(メッセンジャー)アプリも、この無料通話アプリのひとつです。
Messengerでの無料通話の利用に、通話の発信側も受信側もMessengerアプリを利用していることが条件になるのは、LINEなどと共通。スマホだけでなく、「Google Chrome」などのパソコン用ブラウザでも利用が可能です。
無料通話の利用方法は
今回はスマホでのMessengerアプリの無料通話の使い方を解説します。といっても難しいことはありません。操作手順は次の通りです。
(1)Messengerのアプリを起動し、電話をかけたい友達を選びタップ
(2)画面上部にある受話器アイコンをタップ

これで、電話をかけることができます。発信時も着信時も、LINEや通常の電話と同じような画面が表示され、操作方法も似ていますから、困ることはないでしょう。
ちなみに、初めてMessengerでの音声通話を使った場合のみ、マイクへのアクセス許可を聞かれるので、「許可」をタップしてください。
Messengerの音声通話は留守電が使える!
Messengerでの音声通話で注目すべきは、無料通話だけではありません。実はMessengerで電話をかけて相手が出られなかった場合、留守電を残せます。
留守電の使い方も、通常の電話と同じです。
(1)一定時間コール音が鳴った後、通話にならないと「ボイスメールを録音中」画面が表示
(2)メッセージを録音したら、紙飛行機が描かれたアイコンをタップ
これで留守電メッセージを残せます。着信した側は、アプリで録音を聞けますので、この機能はなかなか便利ですね。
気になるMessengerの無料通話の使い勝手ですが、音質に関してはLINEとは変わりないですし、操作方法の難易度も低くて使いやすいと言えます。
Messengerでの無料通話は、Facebookで友達としてつながっている相手であれば、誰にでもかけることができて便利ですが、その反面、なりすましや悪質なアカウントが紛れ込んでいる場合は要注意です。
MessengerもLINEもお互いにアプリを使っていることが前提となりますが、好みに応じて、または通話をしたい相手がよく使っているアプリに合わせて使い分けるのがいいのでは。
※記事内容は2019年4月現在の情報を基に作成。
※操作手順内の表現はOSや機種、アプリのバージョンにより異なる場合あり。