
【LINE】飛行機や鉄道などの交通機関の運航&運行情報を気軽にチェックする方法
2018/05/28交通機関の運行情報は、乗換案内アプリなどでチェックするのが一般的でしょう。しかし、わざわざ「調べよう」とするのも地味に面倒。そんな方のために、より気軽に交通情報を確認できるLINE利用が注目されています。
◆JALの運航情報がLINEでわかるように
今や毎日の生活に欠かせないLINEですが、また新たな利用法が広がるかもしれません。そのひとつが飛行機の運航情報チェックです。
飛行機といえば、天候などによって欠航・遅延が日常的に発生しています。皆さんが旅行プランを考える際にも、飛行機を使った乗り継ぎには1時間程度の遅延を考慮するケースが多いでしょう。
このような運航情報は、もちろん航空会社の公式サイトを見れば確認できます。しかし、わざわざ「情報を調べに行かなければわからない」のでは、地味に手間ですよね。
そこで注目されるのが、航空会社とLINEのタイアップです。
まずはJALが、各便の欠航・遅延情報などをLINEで配信するようになります(サービス開始は2018年秋からの予定)。30分以上の遅れや欠航、振替便などの変更や払い戻し情報といった利用者向け情報を、LINEメッセージで発信してくれます。
こうしたLINEを利用したサービスは、従来から各社で行われてきました。しかし、その多くは事前の「友だち」登録が必須で、ハードルの高さを感じる方も少なくなかったはず。
ところがJALの配信サービスは、「友だち」登録が不要。航空券の予約時に、LINEで利用している携帯電話番号を記入するだけでサービスが受けられます。
LINEを使ったサービスは便利だけど、企業と「友だち」登録はしたくない。そうしたユーザーにも、抵抗なく受け入れられるはずです。
◆LINEで広がる情報提供サービス
でも、JALだけ? そう思われる方も多いでしょう。
実はこのサービス、LINEが各企業との提携で開始した「通知メッセージ」という仕組みを利用しています。「通知メッセージ」とは、法人を対象にしたサービスです。
この提携先には、ANAやヤマト運輸、東京ガス、東京電力などの企業が名を連ねています。なので、今後はANAでも同様のサービスが提供されると考えていいでしょう。
公共性がキーワードにもなっているサービスなので、「友だち」登録は不要で、広告も配信されません。利便性の高いサービスだけに、私たち一般利用者にとっても大歓迎ですね。
飛行機ではなく鉄道の運行情報なら、「LINE NEWS」アプリもなかなか便利なシステムです。
LINEとは別に「LINE NEWS」アプリのインストールが必要ですが、あらかじめ5つの路線を登録することができ、該当路線の運行情報がひと目でわかります。
プッシュ通知の有無、通知開始時間、通知終了時間なども細かく設定できるので、電車を利用しない時間帯に通知が来て、邪魔に感じるようなこともありません。情報を一方的に送りつけられるのではなく、ユーザー側で管理できる点が優れものです。
「友だち」登録に抵抗がない方なら、NAVITIMEのLINEサービスも便利でしょう。LINEトーク上で乗車駅と下車駅の駅名を入力・送信すれば、運行情報はもちろん、ルート検索や所要時間、料金、始発&終電などを返答してくれます。
わざわざ乗り換えアプリを立ち上げる必要もなく、LINEトークの傍らでちょっと検索……といった際にも使いやすいので、LINEですべてを済ませたい方にはお勧めです。
※記事内容は2018年4月現在の情報を基に作成。
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