
電話番号は変わる? 引き継げる?「転用」「乗り替え」ネット回線を切り替える際の注意点
2020/04/07インターネット回線の切り替えを検討する際、気になるのは電話番号が変わるかどうか。こういった質問は、サポート窓口にもよく問い合わせがあるようです。そこで、今回は各ケースに応じた電話番号の取り扱いについて説明します。
◆ネット回線を転用しても電話番号は引き継げる?
まずはフレッツ光を利用している人が光コラボへ転用する場合を見ていきましょう。
転用とは、フレッツ光ユーザーが解約し、基本的に工事をすることなく契約先を光コラボ事業者に変更することです。ここで気になるのがフレッツ光の解約。そのため、電話番号が変わってしまうのでは……と思い、光コラボへの転用を迷ってしまう人もいるでしょう。
ところが結論を先に言ってしまうと、フレッツ光→光コラボへの転用では、電話番号を引き継ぐことが可能です。携帯電話のMNPと同じく、固定電話での番号ポータビリティサービスを「LNP」と呼びます。
NTTから固定電話番号を取得、NTT東日本/西日本のひかり電話で固定電話番号を取得した際などは、電話番号を引き継げます。
ただし、ひかり電話の場合、転用と共に光回線サービスの移転などを行うと、電話番号の変更が必要となるケースも。事前に確認しましょう。
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◆光コラボ間での乗り替え(事業者変更)では?
続いては、2019年7月からスタートした、光コラボから別の光コラボへの乗り替え、「光コラボの事業者変更」における電話番号についてです。
制度のスタート前は、別の光コラボと契約する際は一度、利用中の光コラボを解約しなければなりませんでした。そのため、光回線のオプションであるひかり電話の電話番号を手放す必要があり、乗り替えしづらい環境と言えました。
ただ事業者変更では、転用と同じく簡単な手続きで乗り替えられるだけでなく、工事も原則不要で、さらにひかり電話の電話番号がそのまま利用できるように。ユーザーにとっては、うれしい限りですね。
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◆ADSLから光コラボへの回線切り替えでは基本、電場番号を引き継げる
最後に、2023年1月31日にサービス停止が発表されているADSLから光コラボへ乗り替える場合を解説します。
ADSLには2種類のタイプがあり、固定電話を利用するものは解約後も電話番号をそのまま利用が可能。固定電話を利用しないタイプでは、電話番号はADSL回線の契約時に割り振られたものなので、ADSL解約と同時に、電話番号も使えなくなってしまいます。
もしそのままの番号利用を希望するのであれば、電話加入権の購入が必要となります。
ここまで電話番号にスポットを当ててネット回線の乗り替え・切り替えについて見てきました。光コラボの事業者変更が導入されたことで、おおむね電話番号の変更を気にせず光回線を乗り替えられるように。好きなタイミングで乗り替えを検討できるのはありがたいですね。
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※2020年4月時点の情報です。