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光回線と5Gの速度の違いは?5Gが開始しても光回線が必要な理由とは

2022/03/24

国内でも本格的に始動している5Gサービスは、現在急速に普及し始めています。高速で大容量通信ができる5Gが利用できるなら、光回線は不要になると感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、5Gは光回線と特性が異なるため、今後も光回線は重要なインターネットサービスであると言えます。

本記事では、光回線と5Gの速度の違いと、それぞれの特長についてご紹介します。また、5Gが普及しても光回線が必要な理由についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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光回線と5Gの違いとは?

光回線と5Gの一番の違いは、インターネット回線へ接続する仕組みが異なる点です。光回線は固定回線を利用しますが、5Gは携帯電話の電波を利用してインターネットに接続します。

そもそも5Gとは

5Gとは「5th Generation」の略で、第5世代通信システムのことを指します。5Gは2020年春より、各携帯キャリアが都市部を中心にサービスを展開しています。

5Gの特長は、以下の3つです。

 ・高速かつ大容量
 ・低遅延通信
 ・多数同時接続可能

これまで主流であった4Gと比較すると5Gの通信速度は高速で、大容量通信も可能です。また通信遅延も起こりにくく、多数同時接続が可能になるため、人が多い場所でも回線混雑が起こりにくくなりました。

 

光回線と5Gの速度比較

一般的に利用されている光回線と5Gの速度を比較すると、以下の通りになります。

光回線

最大1Gbps※

5G「第5世代通信システム」

最大10~20Gbps

※利用プランによっては、最大10Gbps

現在、5Gの通信速度は最大10Gbpsですが、将来的には20Gbpsまで速度向上すると言われています。光回線も利用プランによっては最大10Gbps利用できる場合もありますが、一般的な光回線は1Gbpsまでとなっています。理論値だけで言えば、速度面は5Gのほうが圧倒的に優れていると言えます。

 

光回線と5Gのメリット・デメリットは?

光回線と5Gにはどちらにもメリット・デメリットがあります。

 

光回線のメリット・デメリット

光回線のメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。

メリット

・通信回線が安定している
・通信量制限がない
・提供エリアが日本全国

デメリット

・開通工事が必要
・利用環境によって通信速度が低下する
・途中解約の違約金が発生する

 

光回線のメリットは、通信制限なくインターネットが利用できることです。オンラインゲームなど安定したインターネット環境が必要な場合、有線接続すればより安定性が保持できます。一般的な光回線であればサービス提供エリアも日本全国で対応していて、Wi-Fiルーターを利用すれば、Wi-Fi接続も可能です。

光回線のデメリットは開通工事が必要で、インターネットが利用できるまで1カ月前後時間を要します。また、マンションのような集合住宅の場合、配線方式により通信速度が低下する可能性もあるため、注意が必要です。

マンションのVDSL方式が光回線なのに遅い理由|回線確認方法と改善方法

 

5Gのメリット・デメリット

5Gのメリットとデメリットをまとめると以下の通りです。

メリット

・開通工事が不要
・スマホ料金で利用できる
・場所を問わず高速通信が利用できる

デメリット

・対応エリア、端末が限定されている
・利用環境によって通信速度が低下する
・データ容量の制限がある

 

5Gのメリットは開通工事が不要なため、契約後すぐにインターネットが利用可能なことです。また、光回線ではスマホ代とは別に光回線の費用がかかりますが、5Gはスマホ料金だけで済みます。外出先でも高速通信が利用できるので、動画視聴やオンラインゲームも快適にできるでしょう。

5Gのデメリットは、対応エリアは都市部に限られており、対応スマホも未だ限定的なことです。5Gを利用するために新しく端末を購入する必要があり、遮蔽物が多い場所では通信速度が低下しやすくなります。さらに、光回線とは異なり通信容量の制限があるため、通信制限が発生する可能性もあります。

 

5Gがあれば光回線は不要?

高速な通信をどこでも利用できるのであれば、わざわざ光回線を契約せずとも5Gだけでいいと思う方もいるのではないでしょうか。ところが5Gには通信量が限られていたり、対応している端末が少なかったりと、注意すべき点があります。

ここではなぜ5Gが普及しても光回線が必要なのか、理由を6つご紹介します。

 

5Gが普及しても光回線が必要な理由

5Gが普及しても光回線が必要な理由は次の6つです。

 

5Gに対応している端末が少ない

5Gサービスは本格化していますが、5Gに対応している端末はまだ多くありません。5Gを利用するためには、対応している端末を購入する必要があります。光回線であればWi-Fi接続により、パソコンやスマホの種類関係なくインターネットが利用可能です。

 

有線で利用ができない

5Gは電波を利用して接続するため、有線接続はできません。利用環境によっては電波が不安定になり、インターネットが利用できなくなる可能性があります。オンラインゲームのような通信の安定性が必要な場合、光回線をおすすめします。

 

通信制限が発生する場合がある

携帯キャリアが提供している5Gプランは、通信制限が発生する場合があります。現在5G無制限プランを提供しているキャリアもありますが、今後プラン変更により制限される可能性も考えられます。光回線であればデータ通信量を気にせず、インターネットを利用できます。

 

バッテリーの消費が激しい

5Gは現状スマホにしか対応していないため、光回線のない環境でパソコンなどの端末からインターネット接続するにはテザリングを利用する必要があります。たまにテザリングするのであれば問題ありませんが、長時間接続するなど頻繁にテザリングを行うとバッテリーの消費も加速するため、光回線のような固定回線が便利です。

 

本来の速度は出にくい仕様

高速通信が期待できる5Gですが、あくまでも理論値であり、実測値ではありません。5Gは遮蔽物によって速度が低下しやすく、電波を利用しているため、屋内では本来の速度は出にくい仕様となっています。

 

セキュリティへの懸念

多数同時接続に強いとされている5Gは、これまで以上に多くの端末と接続しやすくなります。スマート家電、照明機器などIoT環境構築に活躍されると期待されている反面、サイバー攻撃に遭いやすくなる懸念もあります。

 

光回線と5Gの併用がおすすめ

どこでも高速通信が利用できる5Gですが、光回線と併用することで双方のメリットを活かすことができます。まだ自宅に光回線を導入していない場合は、安定した通信環境が魅力の@nifty光がおすすめです。

 

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@nifty光は、安定したインターネット回線が利用できるIPv6接続に対応している光回線サービスです。IPv6とは回線の混雑が起きにくい仕組みで、休日や夜間などインターネットの利用者が多い時間帯でも安定した通信が利用できます。@nifty光はフレッツ光回線を利用しているため、対応エリアは日本全国と広く、回線品質も最大1Gbpsと高速です。

また、自宅でWi-Fiがすぐに利用できるよう、最大25カ月間無料でIPv6に対応したWi-Fiルーターがレンタルできます。工事完了後すぐにWi-Fi接続できるため、手軽に快適なインターネットが利用可能です。

他にもセキュリティソフト「常時安全セキュリティ24」が最大12カ月間無料で利用できたり、auスマホが永年割引される「auスマートバリュー」に対応していたり、割引サービスも豊富です。

今後ますます発展していく5Gですが、サービスの特性により光回線も需要があります。双方のメリットを活かすためにも、@nifty光のような光回線との併用がおすすめです。

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※2022年3月時点の情報です。
※本文中に記載されている回線速度は理論値です。必ずしもこの速度が保証されているものではなく、お客様の通信環境や接続の時間帯などによっては、思うように速度が出ない場合や接続が不安定な場合があります。

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