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安全性の低いセキュリティと表示される理由と対策|iPhone Wi-Fi接続

2021/10/12

iPhoneのOSバージョンがiOS14になってから表示されることが多くなった「安全性の低いセキュリティ」

「安全性の低いセキュリティ」と表示されたときは、メッセージの通り利用するWi-Fiが安全ではないことを意味します。そのままの状態にしておくとインターネット通信の情報が盗まれる可能性があるため、対処しておきたいところです。

そこで、本記事ではiPhoneをWi-Fiへ接続するときに「安全性の低いセキュリティ」と表示される理由と対策を解説します。

 

iPhoneでWi-Fi接続した際「安全性の低いセキュリティ」と表示される理由

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iPhoneでWi-Fiに接続すると「安全性の低いセキュリティ」と表示されるときは、以下の原因が考えられます。

Wi-Fiで用いられている暗号化方式の安全性が低い
Wi-Fiで用いられている暗号化アルゴリズムの安全性が低い
Wi-Fiに鍵がかけられていない

基本的にiPhone本体ではなく、接続するWi-Fiのセキュリティ側での問題が考えられます。

一つずつ見ていきましょう。

 

Wi-Fiで用いられている暗号化方式の安全性が低い

鍵マークがあるWi-Fiであっても、安全性の低い暗号化方式が用いられている場合、「安全性の低いセキュリティ」と表示されます。

後ほど「安全性を左右するWi-Fiルーターのセキュリティ」で解説しますが、Wi-Fiで用いられている暗号化方式で決まります。

 

Wi-Fiで用いられている暗号化アルゴリズムの安全性が低い

Wi-Fiで用いられている暗号化アルゴリズムでも左右されます。最新でない暗号化アルゴリズムが用いられていない場合、そのWi-FiはiOSから安全性の低いセキュリティと判断されてしまいます。

 

Wi-Fiに鍵がかけられていない

Wi-Fiに接続する際、多くの場合、設定画面でSSIDに鍵マークが表示されます。

鍵マークが表示されるWi-Fiを利用するときは、初回にパスワードの入力が必要です。

鍵マークが表示されていないWi-Fiはパスワードなしで接続が可能ですが、誰でも利用できるため「安全性の低いセキュリティ」と表示されます。

公衆無線LANでは鍵マークが表示されないものが多く、悪意のある第三者が接続して、他の利用者の通信内容を盗聴する恐れがあるため注意が必要です。

 

安全性を左右するWi-Fiルーターのセキュリティ

Wi-Fiルーターのセキュリティは以下の3つで構成されています。

認証方式
暗号化方式
暗号化アルゴリズム

この3つがどのように構成されているかで、「安全性の低いセキュリティ」と表示されるかが決まります。

認証方式

認証方式とは、名前の通り通信端末がWi-Fiに接続する際の認証規格です。認証方式によってWi-Fiに接続する過程が異なります。

種類

内容

PSK

主に家庭用Wi-Fiルーターで使われている。初回接続時にパスワードの入力が必要。パスワードはWi-Fiルーターに付属のラベルに記載されているので、所有者しか接続できず安全性は高い。

IEEE802.1x

法人で使われる大規模ネットワークで用いられている。安全性は非常に高いが、一般家庭での活用は難しい。

Web認証

公衆無線LANで使われている。Wi-Fiへの接続時にWeb上で認証を行う。メールアドレスの登録だけで認証できるので、安全性は低い。

 

一般家庭用のWi-Fiで使われているPSKはパスワードの入力が必要なので、安全性は高いといえます。しかし、PSKが使われていても暗号化方式やアルゴリズム次第で「安全性の低いセキュリティ」と表示されることがあります。

IEEE802.1xは一般家庭で使う機会は少ないですが、セキュリティの安全性は申し分ありません。

Web認証はフリーWi-Fiで用いられている方式ですが、メールアドレスの登録だけで完了することが多く安全性は低くなります。

 

暗号化方式

Wi-Fiの暗号化方式はセキュリティの安全性を決める重要なポイントです。暗号化方式が最新であるほど、通信情報を保護する暗号化がより複雑になり解読が困難になります。

暗号化方式には以下2つがありますが、おすすめはAESです。

・AES
・TKIP

AESはTKIPの弱点を解消した最新の暗号化方式なので、安全性が高くなっています。

 

暗号化アルゴリズム

暗号化アルゴリズムもWi-Fiの安全性を決めるポイントとなります。暗号化アルゴリズムも暗号化方式と同様に通信を保護する上で、複雑な暗号化ができるかを左右します。

新しいものから暗号化アルゴリズムを並べると以下の順番となり、WPA3やWPA2(AES)を使うのが望ましいとされています。

・WPA3
WPA2(AES)
WPA2(TKIP)
・WPA
・WEP

他の暗号化アルゴリズムは古い上に脆弱性も発見されているため、「安全性の低いセキュリティ」と表示されます。

 

「安全性の低いセキュリティ」の表示を消す方法

iPhoneをWi-Fiへ接続するときに「安全性の低いセキュリティ」と表示されたら、以下の方法で対策するのがおすすめです。

Wi-Fiルーターの暗号化アルゴリズムを変更する
セキュリティ規格が最新のWi-Fiルーターを使う

 

Wi-Fiルーターの暗号化アルゴリズムを変更する

おすすめの方法はWi-Fiルーターの暗号化アルゴリズムの変更です。暗号化アルゴリズムを最新のものへ切り替えることにより、「安全性の低いセキュリティ」のメッセージが表示されなくなります。

暗号化アルゴリズムはWi-Fiルーターの設定ツールから切り替えられます。

BuffaloのWi-Fiルーターを利用している場合は、以下の手順で切り替えが可能です。

1.Wi-Fiに接続しているデバイスからルーターの設定ツールを起動
2.設定ツールのメニュー画面で無線LANを選択
3.暗号化モードの項目で安全性の低いセキュリティと表示されないモードに切り替える
4.設定のボタンを押す


暗号化モードの変更では、以下のどれかを選択すると「安全性の低いセキュリティ」と表示されなくなります。

・WPA2-PSK
・WPA2 Personal
・WPA2/WPA3 Personal
・WPA3 Personal

ちなみに以下2つのモードはiOS14以降で「安全性の低いセキュリティ」と表示されるようになったので注意してください。

・WPA/WPA2-mixed mode PSK
・WPA/WPA2 Personal

この設定方法はルーターの種類によって少し違いますが、基本的な手順は同じです。またONUとWi-Fiルーターが一体となったホームゲートウェイでも、この方法は利用できます。

 

セキュリティ規格が最新のWi-Fiルーターを使う

古いWi-Fiルーターを利用している場合、最新の暗号化アルゴリズムへ切り替えられないことがあります。もしWi-Fiルーターの古く暗号化アルゴリズムの切り替えができないのであれば、新しいルーターの導入を検討してみましょう。

暗号化アルゴリズムがWPA2かWPA3でAESに対応しているWi-Fiルーターを導入すれば、安全性を高められます。

Wi-Fiルーターを入れ替えるときは、あわせて光回線の見直しもしておきたいところです。光回線を見直すことで、通信環境も改善できる可能性があります。

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まとめ

iPhoneのWi-Fi設定画面で「安全性が低いセキュリティ」と表示されたときは、そのWi-Fiの安全性を高める必要があります。Wi-Fiルーターの暗号化設定を切り替えて、安全性を高めましょう。

使用しているWi-Fiルーターが古く最新の暗号化アルゴリズムを使用できない場合は、Wi-Fiルーターの入れ替えをご検討ください。

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