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Windows Defender(ディフェンダー)を簡単に有効化/無効化する方法

2022/08/16

Windows10、11に標準搭載されている「Windows Defender」。Windows Defenderは無料で利用できるセキュリティ機能です。

Windows Defenderが備えられていれば他のセキュリティソフトは必要ないと思われがちですが、基本的な機能に限定されているため、より強固なセキュリティ状態にするためには、別途セキュリティソフトを導入することをおすすめします。

本記事では、Windows Defenderの機能を紹介し、有効か無効か確認する方法を解説していきます。

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Windows Defender(ディフェンダー)とは

Windows Defenderとは、あらかじめWindows OSに備えられているセキュリティ機能で、Windows8から標準で搭載されています。

従来、マルウェアなどの脅威からパソコンを守るためにはセキュリティソフトを導入する必要がありましたが、Windows Defenderには基本的なセキュリティ性能が備えられていてマルウェアの検知率も高くなっており、Windows Defenderを利用することで、別途セキュリティソフトを導入する必要なく最低限パソコンを保護できるようになりました。

Windows Defenderの性能

 Windows Defenderには以下6つの基本的な機能が備わっています。

 ・ウイルスと脅威の防止
・Microsoftアカウントの保護
・ファイアウォールとネットワーク保護
・アプリとブラウザーのコントロール
・デバイスのセキュリティ
・デバイスのパフォーマンスと正常性

ウイルスの検知はリアルタイムで行われるので、感染する前に駆除と削除が行われます。また、Microsoftアカウントを保護するため乗っ取りを防止でき、ファイアウォールの設定を管理し、不正アクセスされないようネットワークとインターネット接続の状態を監視します。

Windows DefenderはWindows純正ソフトのため、アップデートを行った際にトラブルが起きる可能性が低くなっており、これらの点を踏まえると、Windows Defenderは安心して利用できるセキュリティソフトといえるでしょう。

Windows Defenderのウイルス検知率

Windows Defenderのマルウェア検知率、保護率は高く優秀といえます。第三者機関のAV-TSETが2020年5月から12月に行ったビジネスユーザーテストの保護スコアでは、100%といえる6.0を叩き出しています。

またAV-TSETが2020年8月から11月に行ったビジネスセキュリティテストでは、保護率99.8%を獲得しました。以上の結果を踏まえると、Windows Defenderは高確率でウイルスの検知と駆除を行うセキュリティソフトといえます。

Windows Defender(ディフェンダー)の有効化/無効化する方法

Windows Defenderが有効化されているか無効化の状態かは、以下の手順で確認することができます。

1.スタートボタンをクリック
2.「設定」のボタンをクリック
3.表示されるウィンドウで「更新とセキュリティ」をクリック
4.ウィンドウの左側にある「Windowsセキュリティ」をクリック

以上の手順で「ウイルスと脅威の防止」の項目に「処置は不要です」と表示されていれば、Windows Defenderは有効化されており、「リアルタイム保護がオフになっており、お使いのデバイスは脆弱な状態です」と表示されている場合は、Windows Defenderが無効化されている状態です。

Windows Defenderを有効化したい場合、続けて以下の手順で切り替えが完了します。

5.「Windowsセキュリティを開く」をクリック
6.表示されたウィンドウで「ウイルスと脅威の防止」をクリック
7.「リアルタイム保護」をオンにする

有効化されたWindows Defenderを無効化したい場合は、同じ手順で「リアルタイム保護」をオフにしてください。

Windows Defender(ディフェンダー)利用時の注意点

Windows Defenderはパソコンをウイルスから保護できるソフトですが、以下2つの注意点があります。

・搭載機能は基本的なものだけ
・他のセキュリティソフトとの併用ができない


詳しく注意点を解説します。

搭載機能は基本的なものだけ

後ほどの「セキュリティ専用ソフトとの違い」で詳しく説明しますが、Windows Defenderには基本的なセキュリティ機能しかありません。マルウェアの検知と駆除、不正アクセスや不正サイトのブロックはしてくれますが、不審なメールの検知やブロックは非対応です。パスワード管理やネットバンキング保護といった機能もありません。

そのため、より万全なセキュリティ環境を構築したい場合、より多くの機能が備わっているセキュリティソフトの導入をおすすめします。

他のセキュリティソフトとの併用はできない

前述したように、Windows Defenderには基本的なセキュリティ機能のみとなっているため、他のセキュリティソフトとの併用を考えたくなりますが、Windows Defenderでは他のセキュリティソフトとの併用利用ができません。

よりセキュリティ対策を万全にするのであれば、基本機能とプラスαが充実した他のソフトを使うことになります。

Windows Defender(ディフェンダー)とセキュリティ専用ソフトの違い

他の一般的なセキュリティ専用ソフトと比較して、Windows Defenderは以下の機能がない点に注意が必要です。

迷惑メールからの攻撃ブロック
ID、パスワード漏洩防止
パスワード管理
ネットバンク保護強化

 

迷惑メールからの攻撃ブロック

インターネット上では、迷惑メールによってマルウェアの攻撃を受ける恐れがあります。迷惑メールの攻撃パターンはさまざまですが、マルウェアが仕掛けられた添付ファイルが送付されることが多いです。

Windows Defenderには迷惑メールからの攻撃ブロック機能がなく、自分で受信フォルダを見てどれが迷惑メールかを判別する必要があります。メールを頻繁に利用するのであれば、迷惑メールからの攻撃をブロックできるセキュリティソフトを使いたいところです。

ID、パスワード漏洩防止

Windows DefenderではMicrosoftアカウントのID、パスワードを保護できますが、他のサイトで利用するログインIDやパスワードの保護はできません。現在はショッピングサイトやSNSで利用するIDやパスワードが解読され、クレジットカードやネットバンキング情報が盗まれる被害も起きています。

パスワード管理

Windows Defenderにはパスワード管理機能がないため、複数のサイトを利用する場合、それぞれのIDやパスワードを自分で管理する必要があります。他のセキュリティソフトにはパスワード管理機能が備わったものがあり、アプリで一括管理できます。

ネットバンク保護強化

マルウェアや不正アクセス、不正サイトによるネット犯罪では、特にクレジットカードやネットバンキング情報が狙われています。Windows Defenderにはネットバンク保護強化がないため、オンライン決済を利用する際は不安が残ります。

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セキュリティソフトは「常時安全セキュリティ24」がおすすめ

Windows Defenderは保護率が優秀なソフトですが、よりインターネットを安心して利用するためには、前述のような機能が備わっているセキュリティ専用ソフトを使うことをおすすめします。しかし、セキュリティソフトは種類によって性能が違うので、どれを選ぶべきか悩まされます。

おすすめはニフティが提供する「常時安全セキュリティ24」です。

常時安全セキュリティ24は、AV-TEST 「Best Protection Award」を10年で7度受賞したF-Secure社のソフトを採用しており、ウイルスの検知と駆除はもちろん、不正アクセスのブロックや悪意のあるサイトの遮断も可能です。

バンキング保護機能もあり、豊富な機能が備わっている常時安全セキュリティ24を一度検討してみてはいかがでしょうか。

サービスの詳細や利用金額については「常時安全セキュリティ24」サイトにてご確認ください。
※2022年8月時点の情報です。

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